漫画「ゴブリンスレイヤー」6巻ネタバレ感想!モテるゴブスレ&新章突入!

ゴブリンスレイヤー(6巻)

ゴブリンスレイヤー、ナンバリングタイトル6巻である。

ちなみにこの作品は本当にヒットしているらしくて巻末に載っているのを見て初めて気が付いたが外伝は知らない間にまた増えたらしい。

ゴブリンスレイヤー(5)

漫画「ゴブリンスレイヤー」6巻あらすじ

4巻から始まった「剣の乙女篇」(とでも言うのだろうか)が終結し、新章がスタートするところまでが本巻である。

剣の乙女篇の落ちは、伏線もへったくれもなく新顔のぽっと出の「黒幕」が出てくるのだが……ちなみにゴブリンではない。ゴブリンではないので……まあ後は後で説明しよう。

なお筆者、4巻を読んだときには剣の乙女が黒幕なのだとばかり思い込んでいたが、全然違った。

漫画「ゴブリンスレイヤー」6巻ネタバレ

例の目玉のモンスターを倒したちょっと後からである。目玉が何を守っていたかというと、ゴブリンの住処と繋がっている転移の鏡みたいなものだ。非常に貴重なものであるらしい。黒幕による仕掛けである。

小鬼英雄ほかゴブリンの群れはまだ残っていて、この部屋を取り戻しにやってくる。準備万端整えて、それを迎え撃つという寸法だ。

敵は英雄以外ただのゴブリンだが、何しろ数が多い。長期戦になる。で、ゴブスレさんが作戦を練る。まず、転移の鏡、固定されているのだがこれを仲間に頼んで力づくで外させる。

それでもって、その転移の鏡を上に向けて下に一同で潜り、部屋が崩れるほどの崩落を起こさせて周りのゴブリンどもを生き埋めにするのである。ゴブリンチャンピオンもその中に巻き込まれ、死ぬところすら満足に描いてもらえないまま絶命する。

ちなみにこの作戦、ゴブスレが危ないことをするといつも怒る女エルフには内緒で実行したのだが、やっぱり思いっきり後で怒られるのであった。

これでいちおう、ゴブリンが地下水道に沸くという事件の原因(鏡による転移ルート)を破壊したので、事件は解決である。依頼主の剣の乙女に会いに行く。

剣の乙女は黒幕が誰であるか(良くわからないが、魔王だか魔神だか言う奴らの残党らしい。ゴブスレさんがまったく興味を示さないので、作中でもあまり詳述はされない)を知っていたらしい。

黙っていたことについてゴブスレに問い詰められたり咎められたりするんじゃないかと思っていたらしいが、ゴブスレはゴブリン以外のことについては基本本当に関心を示さないので「お前はゴブリンではないからどうでもいい」ときっぱり言い放つ。

しかし、剣の乙女さんもそんなゴブスレにホの字のようである。告白されても興味を示すふしさえないゴブスレなのだが。

ちなみに黒幕の人は勇者とか名乗る人物に倒される。ゴブスレとは接点の全くない人物である。

ここで新章開幕となる。ゴブスレは例によって、何か奇妙な依頼を受ける。単にゴブリンを狩るだけだが、やっぱりゴブリン達の様子が何かおかしいのである。具体的に何がどうおかしいのかについては次巻で解説しよう。

その後、ゴブスレさんにホの字の女の人たちが集まってる場で、ギルドの受付のお姉さん(この人も惚れている)がなんとゴブスレさんをデートに誘う。戦線から一歩リードである。

驚いたことにゴブスレさん、ゴブリンとは関係がないのに「別に時間はあるから」という理由で、それを受諾するのであった。一緒に収穫祭に行くのである。ゴブスレが何を考えているのかは、仮面ごしだしよく分からない。

漫画「ゴブリンスレイヤー」6巻の感想

ゴブリンスレイヤー(6巻)

初期のダークファンタジーっぽさはだいぶ薄れてきて、なんというかふつうのライトノベルの文脈的なものの中にいろいろなものが回収され始めている。

長編である以上、必然的な流れではあるだろう。好むか好まざるかはさておき。筆者は嫌いではないが。


ゴブリンスレイヤー

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