漫画「ゴブリンスレイヤー」5巻ネタバレ感想!強敵との死闘が描かれる大注目巻!

ゴブリンスレイヤー(5)

ゴブリンスレイヤー』メインシリーズ、ナンバリングにして第5巻である。4巻のラストから直結で話が始まる。

ゴブリンスレイヤー(4)

漫画「ゴブリンスレイヤー」5巻あらすじ

5人パーティーもだいぶさまになってきたゴブリンスレイヤー一行であるが、のっけからピンチである。何者かの罠(巧妙すぎるので、多分ゴブリンではない。そしてそれが何者なのかは今巻でもまだ明かされない)にかけられて、ゴブリンの群れの奇襲を受けることになる。

ただのゴブリンなら奇襲されたくらいでどうということもないが、その中に異様な巨体のゴブリンが混じっている(というかパッと見だと大型の鬼族のたぐいとかに見える。それくらいでかく、他のゴブリンと同じ種族だというのが意外に感じられるほどだ)。こいつが「小鬼英雄(ゴブリンチャンピオン)」である。

ゴブリンチャンピオンとは銀等級の冒険者(ちょうどゴブリンスレイヤーと同じ)とも互角に渡り合えるほど成長したゴブリンのこと、だそうだ。単純に説明すればホブゴブリンよりさらにでかくて頭のいいゴブリン、ということである。

5巻はこいつと、そしてもう一体、目玉の姿をしたモンスターとの戦いが主に描かれる。

漫画「ゴブリンスレイヤー」5巻ネタバレ

ゴブリンチャンピオンに邂逅(かいこう)したゴブスレ、出会い頭速攻でその首を狙いに行くのだが、相手は賢いので動きを読まれ防がれてしまう。その上、なんと棍棒の一撃をまともに喰らって吹き飛ばされてしまった。

ゴブリンスレイヤーの世界は、人間がやられるときの描写はおおむねリアルである。つまり、普通の人間が死ぬようなことが起これば死ぬような世界として描かれている、ということだ。ヒットポイントとかいう謎概念の存在しない、残酷な世界なのである。

さて、ここで他のメンバーもゴブリンにつかまったり大怪我をしたりで、一行は大ピンチに陥ってしまう。このまま全滅か、という矢先、ゴブリンスレイヤーがのっそりと立ち上がった。ほとんど致命傷のように見えたのになぜ立てるのか。実は叩き付けられた先が固い床ではなく隠し階段の隠された棺桶の上だったから致命傷を免れたのだ、という説明がちゃんと入る。

といっても瀕死ではあるのだが、鬼気迫る(普段からそうなんだけど)風情のゴブリンスレイヤーに片目を潰され、チャンピオンは仲間を引き連れ逃げて行った。

魔法やらなんやらで(この世界にも回復魔法はある。流石に)回復したり、なんだりして態勢を整えなおし(なお脱落者はゼロである)、元の場所に戻ってさらに先に進んでみたら、番人らしきモンスターがいた。それが目玉モンスターである。

こいつは魔法を封じる力を持った難敵なのだが、ゴブスレさんが鬼畜戦法を発動して瞬殺してしまう。小麦粉をダンジョンの中に充満させて火を付けて……いわゆる「粉塵爆発」である。

漫画「ゴブリンスレイヤー」5巻の感想

ゴブリンスレイヤー(5)

もうちょっと目玉のモンスターの話をしよう。こいつは業界ではカルト的に有名なやつなのである。もとはビホルダーと言うのだが、デザインと一緒にとあるゲームで著作権登録をされているので、その名前で出すとトラブルになるというので有名なのだ。作中でも「名を呼ぶことすらはばかられる」などというウィットに富んだ扱いがされている。

ところでここまで話すのを忘れていたが、ゴブリンスレイヤー、アニメ版がちょうど始まったばかりである。

ゴブリンスレイヤーの原典である「やる夫スレ」版の頃から作品を追っていた身ではあるが、まさかこの作品がこんなところまで来るとは思ってもみなかった。実に隔世の感深い。でも面白いからもっと広まるといいと思うよ、ゴブリンスレイヤー。


ゴブリンスレイヤー

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漫画「ゴブリンスレイヤー」6巻ネタバレ感想!モテるゴブスレ&新章突入!