漫画「概念ドロボウ」ネタバレ!異能力を駆使する探偵ミステリーサスペンス漫画!

概念ドロボウ

漫画「概念ドロボウ」は「エンバンメイズ」を描いた田中一行先生の新作漫画。何と言っても設定が斬新な探偵モノミステリーサスペンスに仕上がっています。

作中では現実的に考えられない不可解な事件が巻き起こっていきます。警察はその不可解事件の犯人をドロボウと称してお抱えの私立探偵に犯人探しの協力依頼。

ドロボウとは泥棒ではなく人間の『概念』を盗む人間のこと。犯人は自分の手を汚すこと無く邪魔な人間を排除したり、策に陥れたり…。人の概念が欠落させる凶悪な犯人に主人公である如月ウロと新米刑事の有馬ハルが立ち向かっていきます。

これ、非常に面白く論理的に事件に繋がる痕跡を追求していく辺りがわかりやすくて犯人が「何の概念」を盗んだのか読みながらウロやハルと一緒に考えてしまいます!

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概念ドロボウ

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漫画「概念ドロボウ」ネタバレ

概念を盗む人間と出会う新米刑事…

ハルがウロと出会うキッカケになる事件が起こります。それは行方不明となっていた会社員、里中ケンジが突如、自宅で首吊りした状態で発見。その場に妻と母親が居たにも関わらず誰も気づかなかった状況に警察は「ドロボウ」の仕業と断定。

ハルに特別任務と称して如月探偵事務所に協力捜査依頼の仕事を与えます。

訪れた如月探偵事務所に如月ウロと名乗る男が1人。この男が主人公です。そしてドロボウといった犯人像にまったくイメージが持てないハルに対してウロが実演。

ウロがハルに触れるとハルは概念を盗み取られてしまい呆然状態へ。ウロも捜査中の事件の犯人と同じく概念を抜き取ることができる能力を有していたのです。また力の利用者によって抜き取る概念には違いがある模様。

ウロは人間から『欲』の概念を抜き取ることが能力を有していました。そして二人はコンビを組んで里中ケンジの概念を盗み取った犯人探しをしていきます。

犯人は存在感の略奪者だった…!?

捜査していく中で里中ケンジの発見と同時に現れた壁に書かれたメッセージによってウロは犯人が「なんの概念」を盗み取ったのか目星をつけていきます。

ウロと別行動をしていたハルは失踪事件の被害者全員の共通点であった献血後の注射痕を頼りに献血センターへ聞き込み。

捜査するはずが献血に協力してしまうハル…。同時に違和感を覚えたハルは献血センターで概念を抜かれていたのです。

概念を盗み取られたハルは誰にも存在しない人間として扱われるようになってしまい誰にも接触できない状態へ。ここで今回の事件のドロボウが盗み取った概念が判明。

それは人間の『存在感』といった概念だったのです。

ちなみに能力を使えるウロでも概念の無効化はできないようでハルの姿は見えない状態。しかし、頭のキレるウロはハルが取るであろう行動を予測して先回り。見えないながらにハルの存在を認識して犯人の居場所を教えてもらうことに。

ドロボウvsドロボウの異能力対決!

献血センターを訪れるウロとハル。
ウロの推理で犯人を特定。犯人は献血センターに勤める採血を行う青年でした。対峙する『欲』と『存在感』の概念を盗む能力を持つ二人。

献血センターの青年が先にウロから概念を抜き取ろうと先手を取りますがウロに触れると同時に「欲」を抜き取られてしまい呆然状態へ。

異能力対決はウロに軍配が上がります。
これにて里中ケンジを始めとした複数の失踪事件は解決されていきます。

新たな事件勃発で珍コンビが始動!

続いての事件は夫婦ホームレスの二人が川岸のテントにて土を大量に食べ、吐いた状態で死体となって発見される怪事件が発生。

この事件もドロボウの関与が疑われてウロとハルのコンビが事件の捜査へ繰り出されていきます。

夫の方の様子がおかしくなった前後の情報を聞き込みしていた二人。そこで結婚直後から異常な様子になっていた事実を突き止めた二人はさらに深掘り。

夫婦が出会った結婚相談所サービスに怪しさを感じて目星をつけていきます。

二人は結婚相談所の代表である篝火尊に接触して聞き込みを開始。

篝火の物怪しい雰囲気と会話の中でウロは篝火が犯人であり、盗んだ概念も特定。そして篝火も正体を明かしていきます。ウロの読み通り、今回のホームレス事件のドロボウは篝火尊。そして奪った概念は『理想』だったのです。

さらに篝火は概念のより強力な使い方を熟知している人物。危険を感じたウロはハルを連れて相談所から一旦退散しようと試みますが篝火の概念によって多くの人間が操られて行く手を阻んでいきます。

さらにハルも概念を抜き取られてしまい窮地に立たされた部分で1巻は幕引き。

漫画「概念ドロボウ」ネタバレ

概念ドロボウ

人の概念を盗んで事件を発生させるドロボウ。この概念を盗むといった斬新なアイディアが面白い作品。またアンバランスな凸凹コンビであるウロとハルの人間味も魅力の一つとなっています。

個人的には非常に面白かった一冊。今後も読み続けていきたいと思います!

概念を抜き取られた事で起こる人間の欠落した部分も「お〜そうなるかぁ〜」といった感じで個人的に楽しめた部分でした。って言うか主人公の『欲』を抜き取るのが最強なんじゃないのか!?なんて思ったりしますが…(笑)

マズローが発表した欲求5段階を全てを失ってしまうワケだから人間として生きる欲求さえも無くなってしまうんですよね。最早、最強のドロボウ!

そんな彼とバイブスだけ高い新米刑事が今後どんな悪事を捜査してドロボウと対峙していくのか期待の漫画です!


概念ドロボウ

概念ドロボウ

原作・著者田中一行
価格600円

欲望、勇気、魅力、道徳、まごころ…… 人の中にある「カタチの無いもの」を盗まれた時、 人はどうなるか? 世の中はどうなるか? ここは数多の強奪者(=ドロボウ)が跋扈する街。私立探偵・如月ウロは不可解な事件を鮮やかに解決していく。彼こそが、誰よりも巧みなドロボウだから。ヒット作『エンバンメイズ』の作者が満を持して放つ、向かうところ盗っ人だらけの究極異能活劇!

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