虐めへの復讐開始「監獄実験 プリズンラボ」漫画1巻の内容やネタバレ感想

ネットで話題の漫画「監獄実験-プリズンラボ-」既刊分を全部読んだのでレビュー。いわゆる監禁ゲームを描いた作品になっている。主人公は理不尽な虐めにあっている江山藍都、ヒロインは江山の監禁ターゲットになる桐島彩だ。江山のもとに監禁ゲームの招待状が届き、人生を変えるチャンスだと思い監禁相手の名前を桐島彩と入力したことから物語がスタートする。

頼りない江山だが巻を追う事に残虐性が増して、怪物1歩手前のような人間にまで堕ちていく。

グロ描写もあるがそこまで深く描かれていないのでグロ漫画が苦手な方もそこまで気分は悪くならないと思う。ただ監禁、拷問と痛々しい描写もあるのでグロ耐性がない人は少し注意が必要だ。

漫画「監獄実験」主要人物、監獄ゲームのルール

江山藍都（えやまあいと）

この漫画の主人公。
16歳：高校生。桐島と同じ学校に通い桐島を中心として理不尽な虐めを受けている。監禁ゲームが始まり徐々に人間性に変化が現れてくる。

桐島彩（きりしまあや）

江山に虐めをけしかける中心人物だった。江山から監禁相手として名前を入力されて監禁状態。悲惨な過去を持っており実は江山のことが好きだった！？また監禁ゲームの運営から注目されている。

勝又誠司（かつまたせいじ）

娘を怪我を治すため多額の金が必要なため監禁ゲームに参加。被験者の中では最もまともな考えを持っている。

倉梨エリカ（くらなしえりか）

勝又の監禁相手として選ばれたお嬢様。素直で勝又の命令に従順に従う。

三崎由乃（みさきよしの）

イカれたお姉さん。
江山と一緒に監禁相手を殺してしまう。また施設から脱走しようとするも最終的に捕まることに。

戸宮清（とみやきよし）

三崎の元恋人。
三崎を遊ぶだけ遊んで捨てた男。監獄ゲーム初の死者となる。

監禁ゲームのルール

※パートナーとは監禁相手のこと

漫画「監獄実験 プリズンラボ」1巻のネタバレ

学校で桐島彩を筆頭に理不尽な虐めにあっている江山藍都。夏休みになると九字間（くじま）といった男から監禁ゲームへ参加できる招待状が届く。イタズラだと思っていた江山だったが物は試し、人生を変えるチャンスだと思い監禁ゲームへ参加することに。

監禁する相手は自分を虐めてくる中心人物である「桐島彩」の名前を入力する。

指定された場所へ行くと監禁ゲームの関係者：原川が江山を向かえに来る。目隠しをした状態にされ場所が不特定な施設へ到着。

そこには既に監禁相手に指定した桐島彩が四肢を拘束された状態で横たわっていた。

ここから桐島への怨みを晴らすべく徐々に桐島をいたぶっていくのだが煮え切らない江山の様子が描かれる。同時に監禁ゲームは江山だけでなく三崎、勝又といった人物も参加していた。彼、彼女も各々の思惑によって監禁相手を指定。

特に三崎由乃といった女は異常性が際立っており監禁相手の歯を1本ずつ抜いていくといった痛々しい行動を起こす。逆に勝又といった人物は監禁ゲームの報酬が欲しいだけなので自分の言うことを聞く相手を指定して穏便に済ませようとする。

監獄実験 1巻は事の背景や登場キャラの紹介、終盤で江山が桐島に小指を噛みちぎられるのだが覚醒するシーンまでが収録されている。なぜ監禁ゲームが行わるのか、黒幕は誰なのかなど物語の謎は当然だが、不明のままだ。

漫画「監獄実験 プリズンラボ」1巻の感想

1巻終盤で江山が桐島に小指を噛みちぎられるシーンがある。そこからの江山の変わりようは凄まじい。顔つきが一気に変わり、いきなり桐島に対して残虐な行為をするようになる。江山の覚醒シーンは1巻の見所となっている。

監獄ゲームとは何を目的とした実験なのか謎が謎を呼んでおり現在4巻まで発行されているが未だにすべての謎は解明されていない。

この手のグロ＆サスペンス漫画としては絵も綺麗でグロい描写を深く描いていないので読みやすさもあるだろう。4巻まで読んでいるが巻を追う事に面白味が増してくる漫画になっている。1巻を読んでみて続きが読みたいと感じるなら確実にハマれる漫画。

監禁の被害者、加害者側の心境も上手に再現されており、最終的な着地点がどのようになるのか楽しみな漫画だ。

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