美容整形をテーマにした岩田和久先生の漫画「パンドラ美容外科」最新刊となる第3巻は6話が収録されており、漫画の主人公で美容外科医:飛鳥望美の過去が明かされていきます。
飛鳥が整形外科医になった理由は母親にあり、壮絶な過去を歩んできた経緯が判明していきます。
飛鳥が患者に厳しく当たるのは母のようになって欲しくない…外見で人生を棒に振って欲しくない…そんな思いがあるからなのかもしれません。
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漫画「パンドラ美容外科」3巻のネタバレ
パンドラ美容外科は母親の月命日を休診日としており、飛鳥は故郷へ母親のお墓参りへ向かいます。故郷へ向かう電車内ではミス日本の称号を持った女性が飛鳥に絡むシーンもあり。
電車内では飛鳥の回想シーンとして25年前。飛鳥が11歳当時の思い出が語られていきます。
政治家の妻であった母親…
飛鳥はお家柄の厳しい政治家の家で産まれた子供でした。
飛鳥の母である沙夜香(さやか)は姑に見目麗しい存在でいる事を強要されており、いびられる毎日。常に美しく、常に政治家の妻として主を彩る装飾品であれ…と言い続けられてきました。
そんなストレスから沙夜香は整形依存へ。
完璧な顔、スタイルを手に入れても脳内で姑の顔がチラつき、沙夜香は整形した顔を自分で傷つけるまでに症状が深刻化。
『美』に囚われてしまった母親は…!?
とにかく美しい妻でいないと夫に捨てられてしまう…。常に頭の中は『美』でいっぱいの沙夜香。
その重圧から逃れることのできなかった沙夜香は自ら命を落とす結末を迎えていきます。
飛鳥は母親を美の呪縛から解放しようと医者の道を目指しますが、志半ばで母が亡くなってしまう為、母の心を蝕んだ「美」を憎く思うようになっていきます。
それでも美容外科を立ち上げた理由は母のように外見で悩む人を心から救ってあげたいから。
事件…そして父親と対峙…
お墓参りの後、政治家である父親の講演会に参加した飛鳥。事件が起こります。
電車内で飛鳥に絡んできたミス日本の女性。不審者から顔に硫酸をかけられる事件が…。急いで処置をしてマネージャーに名刺を渡し、顔を元通りにするなら訪ねて来なさいと…。
そして飛鳥の目の前に父親が現れます。
確執のある親子。
交わした言葉はたったの一言。そして故郷を去り、再びパンドラ美容外科で誰かの人生を変えようと奮闘していきます。
漫画「パンドラ美容外科」3巻の感想

最終回のような雰囲気があった第3巻ですが、まだまだ終わりではなさそうです。ちなみにちょっとした伏線として母親のお墓に誰かが毎月お花を替えに来ている雰囲気がありました。
飛鳥は父親にその事を問いますが、どうやらお花の交換をしているのは飛鳥の父親ではなさそう。
これは後々に誰か判明してくるんでしょうかね。
飛鳥家では誰1人味方のいなかった沙夜香。誰が花の交換をしているんでしょうか。今後、大きな波乱を呼ぶ人物が登場してきそうです。
漫画「パンドラ美容外科」は医学博士監修のもと、岩田和久先生がペンを握り、整形をテーマに人生を変えていく人々を描くヒューマンドラマ作品。
絵が綺麗で内容もわかりやすく、優しさのあるストーリーが魅力です☆彡
パンドラ美容外科は電子書籍ストア「まんが王国」で先行配信中!整形をテーマに骨太で優しさの詰まったストーリーが魅力です。試し読みも可能。気になった方はチェックしてください。
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