漫画「毒親を持った子供たち〜お母さん寒いよここにいて〜」ネタバレ!親と子の心理を描く衝撃毒親オムニバス!

毒親を持った子供たち(2巻)

女たちのサスペンス「毒親を持った子供たち」シリーズの最新刊が配信開始。以前にも増して衝撃的な毒親達が登場。今回は3人の作家さんによる毒親オムニバス。

各エピソードを描くのは榎本由美先生、安武わたる先生、なかのゆみ先生の3人。収録タイトルは表題作にもなっている「お母さん寒いよここにいて」「マザーコンプレックス」「32本の動く針」の3作品となっています。

前回のシリーズに比べて一層、親と子の心理に肉薄した内容。そして3作品目に収録されている「32本の動く針」は衝撃的内容となっています!

ではでは各エピソードの内容を簡単にご紹介していきます。

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漫画「毒親を持った子供たち」ネタバレ感想!常識ハズレの毒親に翻弄される子供たち…!?

2018.06.04

漫画「毒親を持った子供たち〜お母さん寒いよここにいて〜」ネタバレ

お母さん寒いよここにいて

親と子、両方の心理が描かれていく榎本由美先生が描くエピソード。まずは子となる清原ルイ。享年16歳。そこに至るまでの過程が描かれていきます。

ルイは母親である祥子から虐待…。
食事もろくに提供されず育ち、栄養失調丸わかりの体型へ。母親からの愛情を感じることもなくルイは高校2年生へ。ここで彼女は福祉課の後藤田に高校生になっても生理が来ていない事は異常だと告げられる。

母に病院へ行って検査したいと言っても相手にされず、彼女は全裸にされて浴槽で監禁。そのまま帰らぬ人になっていく…。

ルイの過程が描かれた後は母親である清原祥子のケースが描かれていきます。

彼女はルイを20歳で出産。
子供に興味はなかったが当時、付き合っていた男にそそのかされて出産をしていました。そして男は他で女を作って祥子の前から失踪。子供に興味もなく軽い気持ちでルイを産んでしまった祥子。

その後、ルイの面倒を最初はみるも上手くいかずに放置するように。まさに悪循環が働き、ルイは冒頭の結末へ。

マザーコンプレックス

母親の飯田。そして娘である聖羅のエピソード。飯田は自分の母親から愛情を受けずに育った親。そして彼女は可愛く産まれた自分の娘を小遣い稼ぎとして利用する女だったのです。

ただそんな彼女でしたがバイト仲間でマザコン、そしてやたらと自分たち家庭に踏み込んでくるトモと親しくなる内、徐々に気持ちの変化が現れてきます。

母親との確執が広がり、自分の母への仕返しも含み、飯田は自分の娘を自由撮影できる場をセッティング。ロリコン変態男達が集まって娘の聖羅は好き放題に弄られるのですが…。

ここで母親としての愛情が芽生えて娘を守る行動へ…。

最後は飯田と聖羅を気にかけていたトモが助けに来てくれて一件落着。飯田は母親の呪縛から解放されて自分の娘に愛情を捧げる道を選択していきます。

32本の動く針

ヒロインは母親に虐げられてきたハルカ。家族に妹も加わるが姉妹間格差に戸惑っていきます。妹は可愛がられて自分はまったく愛情を注がれない。そんな状態で成長していくハルカ…。

そして高校生になったハルカに大きな異変が…。

昔から体中に痛みを感じていたハルカであったが成長と共に激痛へ。そのまま意識を失って倒れてしまう。病院でレントゲンを撮ると衝撃的な事実が…。

なんと体中に細い針が埋め込まれていたのです。

ハルカの父親に心当たりはまったくなし。しかし、ハルカには犯人が直感でわかっていました。それは母親…いや義母だと。実はハルカの父親は一度離婚しており、ハルカは前妻の間で産まれた子。これが現在の母親から虐げられていた大きな原因だったのです。

身体に埋め込まれた針は幾度の手術で摘出されていき、ハルカは徐々に健康な身体へ。そして昔からハルカの前に現れるハルカを心配する1人のおばちゃん。

入院中もおばちゃんは何度もお見舞いにきてハルカの為に泣いてくれたり、義母が針を刺した証拠を探したりしていたのです。そしておばちゃんが居る時に父親が来ると二人は気まずそうな顔を…。

なんとハルカを昔から心配していたおばちゃんは父親の前妻。つまりハルカの本当の母親だったのです。同時に義母がまだ小さいハルカに針を刺している証拠写真も見つかって義母は殺人未遂罪で逮捕…。

ハルカは針の摘出も完了。身体も健康体となり本当の母と暮らすことになっていきます。

漫画「毒親を持った子供たち〜お母さん寒いよここにいて〜」感想

毒親を持った子供たち(2巻)

この漫画の表題作である「お母さん寒いよここにいて」はどうやら実話ベースに描かれたエピソードの模様。親と子の肉薄する心理が痛くて切ない内容となっています。

収録されている3作品共にリアルで起こっていそうな親と子の関係で描かれており、胸が痛くなる場面も…。

何より衝撃だったのが「32本の動く針」です。32本の針が体内に刺さったまま成長していくなんて…考えただけで身の毛がよだつ内容です。ただ最後は糞野郎な義母が淘汰されてヒロインが幸せを掴むので一安心!

今回の「毒親を持った子供たち~お母さん寒いよここにいて~」は本当に肉薄した親と子の心理が読み取れる衝撃作となっています。興味が出た人は試し読みも可能なので是非、チェックしてみてください☆彡


毒親を持った子供たち(2巻)

毒親を持った子供たち~お母さん寒いよここにいて~

原作・著者榎本由美 / 安武わたる / なかのゆみ
価格300円(税別)

子供は親を選べない――。年々増加していく児童虐待通告件数。なぜ親たちは毒となったのか?虐待された児童の心理・虐待した親の心理を描く。毒親オムニバス3選を収録。

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