漫画「ウォーキング・キャット」は北岡朋先生が描く作品。アポカリプス世界×猫をテーマにした異色作。1巻では主役猫であるユキを助けた男、八尋ジンとの旅模様や安全とされる島までの道程が描かれていきます。
1巻では1話〜12話が収録。
猫特有の可愛い仕草や人間と猫の間に生まれる友情など。猫好きは必見の漫画。そして1巻の終盤では「えっそんな〜〜〜!?」なんて状況へ。主役級の人物がフェードアウトしていく場面はさながら海外ドラマ「ウォーキング・デッド」の様…。
白猫・ユキには是非とも最後まで生き残ってもらいたい!
目次
漫画「ウォーキング・キャット」ネタバレ
ゾンビが蔓延る終末世界…1巻では主人公的存在である八尋ジンは野原で白猫がネズミを追いかけている場面へ遭遇。しかし、ネズミはゾンビに捕らえられ、白猫もゾンビに襲われるまで秒読み…。
そこへ救世主になるのがジン。
彼はゾンビに襲われそうな白猫を助けていく。以降、白猫は命の恩人でもあるジンへ懐く事へ。
ジンの目的&ゾンビから逃れられる安全な島の存在
この後、寝床を探すジンに白猫がとある民家へ案内。そこには寝たきり女房と夫である男性が住んでいた。そして夫であるハゲおっさんは白猫を見るなり「ユキ!」と名前を叫ぶ。
どうやら寝たきり女房に懐いており、名前を授かっていたのだ。
ユキを連れて来た事でハゲおっさんとの関係が暖まるジン。ここで彼の目的が明かされていく事に。ジンはゾンビから逃れる最中にはぐれてしまった妻・サトコを探していた。
ハゲおっさんにお世話になったジン。
続いてはユキが子供達に誘拐される事件へ。子供達はユキを食料にしようとする。そんな中、ジンの前に子供達の妹なる存在が登場。人質にされるかも知れないと悟った子供はユキを解放する事へ。
子供達はジンとユキへ謝罪。
そして生存者が助け合っている『島』の存在を明かしていきます。もしかしたら…サトコも島へ向かっているかもしれない…。ここでジンの目標は生存者のいる「島」へ向かう事に。
妻の足取りが判明…!?
この後、ユキがみる火傷少女の友情物語であったり…、ユキに好きな猫が登場。盛大にフラれるなどのサイドストーリーを含みながら本筋へ。
猫嫌いの医者に怪我の手当をしてもらうジン。そこへゾンビの群れが襲来。ユキの案内で逃げ切った矢先、ジンの名字を知った医者はサトコとの接点を彼に打ち明けていく。
ジンよりも前にサトコは医者を訪ねて来ており、医者に言伝を頼んでいた。それを頼りにサトコが向かったとされる自宅へ戻る事にするジン。しかし、自宅にサトコは既におらず…置き手紙が残されていた。
「島で待つと…」
サトコが生きており、島を目指している事が判明したジン。彼は医者から貰った車で島に渡れる桟橋を目指していきます。
ニアミスする二人…そしてジンの最後へ…
街手前でガス欠してしまうジン。
実は街ではサトコ達が物資調達をしていた。街へ入るジン…街を出ていくサトコ。すれ違いを見せる二人。
そしてジンは島へ渡る事ができるボートのある桟橋へ到着。ただし大量のゾンビが…。バックパックにユキを入れて強行突破を試みるもゾンビ達にバックパックを奪われてしまう事態へ。
置いていけば無事にボートへ辿り着く…しかし、ジンはユキを見捨てる事なくユキを助けようとゾンビの群れへ。
場面は島へ到着。
ユキを助け、ボートで島まで渡ってきたジン。しかし、彼はユキへお別れの言葉を…。ジンはユキを助ける時にゾンビに噛まれておりゾンビの侵食が進んでいたのだ。
ユキを島に降ろし、ボートで再び本土へ戻るジン。その目は赤く滲んでおりゾンビ化していた…。数日後だろうか…島の海岸で弱って倒れているユキを発見する女性…。ここで1巻は幕引き。
漫画「ウォーキング・キャット」感想
主人公だと思っていたジンが終盤でまさかのゾンビ化。しかもサトコを目の前にして…。もう彼が登場する事はないのだろうか…。何だか彼と白猫の関係は非常に良かったので悲しくなりました…。
それでも荒廃した世界で生き残りを懸けた生活が続きます。
どうやら2巻で新章突入。
生存者の暮らす島で新たな出会い…そして様々な思惑が絡みだして物語は紡がれていく模様。次巻のユキの立ち位置が気になってきます。
終末世界×人間ドラマ×猫ドラマを描いた漫画「ウォーキング・キャット」は以下で試し読み可能。気になった人は是非、チェックしてみてください☆彡
ウォーキング・キャット
新しすぎる、「終末×猫」マンガ!!生ける屍が徘徊し始め、ぼくらの世界は終わりを迎えた――と思いきや、変わらないまま生きているヤツらもいる。そう、猫!!ひょんなことから、白猫・ユキを助けた男・八尋ジン。1人と1匹の旅は、どこへ向かっていくのか―…?大事なことは、猫が教えてくれる。
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