娘の友達【5巻ネタバレ】出張先の旅館に訪れて愛を確かめ合う禁断の関係へ!?

娘の友達(5巻)

萩原あさ美先生が描く漫画「娘の友達」最新刊となる第5巻

今回は晃介が部下の本間と出張へ。
その宿泊先の旅館に制服姿が古都が現れていく。怪しむ本間。晃介の部屋にあがりこんでくる古都。そして二人は唇を重ね合わせていく事へ。

一方、会社では晃介に対する不穏な動きが見られていく。犯人は古都の母親であるが、彼女が晃介の勤める会社に怪文書を送りつけていく。どうなるのか…。早速、5巻の中身を見ていきましょう!

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娘の友達

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娘の友達(4巻)

娘の友達【5巻ネタバレ】

娘の友達(5巻)

36話ネタバレ

話タイトルは「それぞれの受け止め」と称したエピソード。

晃介の娘である美也。
家出をして彼女はビジネスホテルの一室で過ごしていた。心細い彼女のもとに尋ねてくるのは三崎。差し入れと同時に「家出した自由になった気分」はどうかと尋ねていく三崎。

楽しいのは最初だけだったと語る美也。そして明日に家に帰る事を三崎に告げていく。美也の話を聞きつつ、夏休みが終わったらしっかりと学校に来いと伝えていく三崎。

美也は学校を休む…家出するなど逃げてばっかりと弱音を漏らしていく。

『いいだろ…別に逃げたってお前のオヤジだって如月に逃げたわけだし…』

場面転換。
晃介は古都を抱きしめた時を思い出していた。そして美也から明日帰るといったメッセージを受けるが一人で思い悩んでいく。

『俺は…これからどうしたいんだ…』

古都を考えて成人したら交際するのか…それとも只の良い友達関係でいるのか…そんな事を考えながら晃介がはボソッと呟く。

『…彼女の心の窪みも俺が埋めてあげたい…』

場面転換。
自室で物思いにふけっていた古都。

母親が上がってきて挨拶だけして再び下に降りていく。そして古都の母親はノートパソコンを開きながら「市川晃介」をWEB検索。晃介が勤務する会社を突き止めていく。

37話ネタバレ

話タイトルは「怪文書」
自宅に帰ってくる美也であったが晃介は仕事でいない。冷蔵庫に肉じゃがを作って用意してくれていた晃介。美也は晃介と古都の秘密を知った夜を思い出していてく。

晃介は美也の事が気になったりして仕事に手が付かない状態。そんな中で本間との出張が命じられていく。また晃介が勤める部署の部長が広報部から連絡を受ける。

オフィスを去る際にチラッと晃介の方が気にかけていく部長であった。

場面転換。
古都は本屋へ出掛けようとするが下駄箱で自分の靴が無くなっている事に気づく。母に尋ねると一呼吸置いて答える母親。

『靴なんて…夏休みが終わるまで必要ないでしょ』

再び場面転換。
広報部を尋ねる部長。担当の人間から場所を変えようと伝えられて小会議室へ連れて行かれる。そして晃介の事を尋ねる広報部。

広報部が晃介の何を知りたいのか理解に苦しむ部長。すると広報部の担当が送信されてきたメールを部長に見せていく。

そこには晃介が女子高生とみだらな行為をしている疑いがあるといった怪文書が記されていた。

38話ネタバレ

話タイトルは「ある夜のKK」である。

本間と共に外回りをしていく晃介。
現場で直帰していく本間。晃介はその場で古都から着信を受け取る。池袋にいた晃介。古都もちょうど近くにいた模様。今から会えないか?と誘われていく晃介。

直ぐに対面を果たす二人。
古都が晃介のバッティング姿を見たいと言うので二人はバッティングセンターへ。楽しみつつ、美也が家出した事を伝える晃介。

『私…美也ちゃんのこともすごくすごく心配なんですけど…晃介さんは大丈夫かなって思っちゃうのは変ですか?』

戸惑う晃介。
タイミング良く仕事のメールが入ってきて誤魔化す。本間から出張の件についてのメールであった。

メールの内容を覗いてどこか嫉妬心を見せいてく古都。そんな一幕を見せながら…

『晃介さん…今日はありがとうございました』

晃介の方に身を委ねていく古都であった。

39話ネタバレ

話タイトルは「背中恋しい夜は」である。

晃介の出張当日である。朝、美也と軽く会話をして出張先の旅館へ。晃介の会社で改装する事もあって、旅館内を見て回りながら雑談。

一通りの仕事が終わると本館に部屋が取ってあったので通される事になる晃介と本間。

客室から見える富士山を見ながら黄昏れ、物思いにふける晃介。前妻である恵子を思い浮かべて、もっと一緒に旅行すれば良かったと呟く。

美也ともまた一緒に来れたらなぁ~と呟く。

『如月古都とも…いつか一緒になんて…』

そして19時になって宴会場で準備してくれていた夕食を嗜む晃介と本間。昼間とお礼と同時に「娘とのその後」を尋ねていく本間。当時、迷惑をかけた事を謝罪する晃介。

本間は小声で何かを晃介に伝えるが小さすぎて聞きとる事ができない。その後、大浴場に入ろうと廊下を歩く本間。

『え…?』

すれ違った女性に心当たりを感じていく。

40話ネタバレ

旅館の一室で黄昏る晃介は前妻の母親に連絡を入れる。美也の近況など報告をしつつ、相手の両親から感謝されつつ、あなた自身も幸せになるように生きて欲しいと伝えられていく晃介。

電話も終わると「コンコン」と入り口の扉を叩く音。

不審がりつつ、開けると制服姿でびしょ濡れ状態の古都が目の前に立っていた。

一方、温泉に一人浸かる本間。
彼女は晃介がどうして普通でいられるのか不思議に思っていた。

場面転換。
何故、古都が旅館に訪れたのか理解に苦しむ晃介。晃介の部屋を迷わず訪れて来れた理由を明かす古都。フロントに晃介の娘だと伝えていたのだ。

古都を見て、かけるべき言葉を考える晃介。

ありきたりな大人の言葉を複数思いつく晃介であったが…「どの言葉も彼女を救わないような気がした」と思い、かける言葉が見当たらなかった。

すると古都は立ち上がって、晃介に寄り添っていく。晃介も無言で古都の頭を自分の方に寄り添わせていく。

41話ネタバレ

話タイトルは「双方向」と名付けられている。
古都を抱きしめて見つめ合う二人。水滴なのか…涙なのか…瞳からこぼれ落ちる水滴を手で拭う晃介。

古都の洋服が濡れていて、風邪をひくとタオルや着替えを差し出していく。

一旦、部屋を離れようとする晃介だったが古都が袖を引っ張って阻止していく。そのまま座り込んで晃介に再びもたれかかっていく古都。

潤んだ瞳で晃介を見つめて唇を近づけていく古都。

『私がこれから良い子じゃなくなってしまっても見捨てないでくれますか…?』

そのまま二人は唇を重ね合わせていく。
すると再び部屋の扉を叩く音が…。

尋ねてきていたのは部下である本間であった。

42話ネタバレ

静かな攻防と名付けられた話タイトル。

隠れる古都。
そして本間を迎え入れていく晃介。彼女は伺いたい事があると言って勝手に晃介の部屋にあがりこんでいく。

本間は今日の議事録について気がついた事を述べていく。取り敢えず資料を持ってくると言って隣の部屋に入っていく晃介。そこには晃介のワイシャツを着た古都がいた。

微笑んで晃介に近づき、唇を重ね合わせていく古都。一旦、引き剥がし、資料を持って本間のもとへ戻る。本間の意見を汲み取って家具の高さ調整など伝えると引き下がっていく本間。

その後、布団を敷いた和室にて寄り添って布団に入る二人。

『君をもっと知りたいな…今…どんなこと考えてる?』

古都は晃介に水族館で泳ぐ魚をどう思うかなど意味のわからない質問をしていく。そして晃介に伝えていく。

『私が水族館に通うようになった理由を…聞いてくれますか?』

43話ネタバレ

古都は中学1年生時代の話を晃介に切り出していく。まだ食卓を母親、父親が囲んでいた時代。

文化祭当日で古都は両親に来てもらい、見てもらう事に意義を感じていた。しかし、見学に来たのは母親だけであった。父親は仕事が忙しくて参加できなかった模様。

場面転換。
水族館に家族で訪れていた古都。泳いでいる魚を見ながら「可愛いね~」と呟く古都。

『………惨めだな…こんな狭い世界に閉じ込められたまま一生を過ごすなんて…惨めだ』

そんな風に呟く父。
一方の母親は水槽の中にいる魚を見ながら「綺麗…」父親とは対照的な言葉を呟いていく。帰りの車内で夫婦喧嘩が勃発。

場面転換でプールの授業。
水の中に入った古都は自分が魚のように優雅に泳いでいく。

44話ネタバレ

猫と称された話タイトルになっている。

話が脱線して本筋である水族館に通うようになった話が逸れていると感じる晃介。ただ、この当時の晃介の思い出が蘇って心境が明かされていく。

『この時、初めて古都は俺に内側を語っていたように思う…』と記されていく。

場面転換。
炎天下の中、母親と帰路につく古都。

道端に猫がいて近付くと猫は古都の持っていたアイスクリームをペロッと舐めていく。そんな様子を見ていた母親は汚らしいと古都に伝える。

その後、猫は古都をどこかへ導くかのように誘導。付いていくと猫が倒れており、蝿がたかっていた。

『なにその猫死んでるの?そんな動物好き勝手いきてるんだから死んだって自業自得よ』

自宅に帰ると母親の手伝いをする古都であったが、母の目を盗んで家を飛び出ていく。その途中で父親と遭遇する古都。路地裏で猫が死んでいる事を伝えて何かしてあげたいと答える。

古都は父親と一緒に死んだ猫を抱きかかえて街路樹の根本に穴を掘って供養していく。泣く古都を見て父親が呟く。

『…偉いな…古都は』

その後、戻ると母親に「あなたって猫にそっくりね」と伝えられる古都。

場面転換。
洗面所で下着姿で立ち尽くす古都。彼女の中で父親の言葉、母親の言葉が脳裏に過ぎっていく。ここで第5巻は終了。

娘の友達【5巻の感想】

娘の友達(5巻)

晃介も古都に対する気持ちに正直になってきたように思う。ただ、場面場面で古都の含みを持たせたような表情など描かれるので古都の「本音」がどうであるか定まらない部分があるようにも感じた。

古都にとって晃介は父親の代替品なのか…それとも一人の男性として好意があるのか…まぁ、キスをした時点で父親の代替品と言うより完全に男して捉えていると思うが…。

女心は難しいものである(笑)

古都の母親にも関係がバレつつあるので、どんな状況になってしまうのか…晃介が心配である。取り敢えず、今後も期待しかない漫画。興味が出た人は是非、チェックしてみて欲しい。


娘の友達

娘の友達

原作・著者萩原あさ美
価格660円(税込)

家庭では「父親」として、会社では「係長」として、「理想的な自分」を演じるように生きてきた主人公・晃介。だが、娘の友達である美少女・古都との出会いにより、彼の人生は180度変化する。社会的には「決して抱いてはいけない感情」に支配されながらも、古都の前では自己を開放でき、社会の中で疲弊した心は癒やされていく……。「社会」のために「自己」を殺す現代社会へ鋭く切り込む、背徳のサスペンスが幕を開ける。

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