人生詰んだ4人…「僕たちがやりました」漫画2巻の内容やネタバレ感想

僕たちがやりました(2)

1巻の終盤で悪ふざけから設置したC4爆弾が矢波高校の校舎を大爆発させてしまった。中から火だるまになって出て来る矢波高生もいた。しかも死者が出るほどだ。トビオ達は事件の大きさに恐怖を覚え、国外へ逃亡しようとする。しかし、頼みの綱であったパイセンは警察に捕まる。そんな事件発生から逃亡生活スタートまでの日常が第2巻のメインとなっている。

2巻では新たに某芸能時をパロったキャラが登場。あの人気ニュース番組を模範したと思われるシーンもあり!

僕たちがやりました(1)

漫画「僕たちがやりました」2巻のネタバレ

第8話:金じゃ どーにもならんやつや

行き過ぎた爆発に4人は現実逃避を始める。パイセンに至ってはテロリストの仕業だと訳のわからないことを言い出す。そしてトビオがあの大爆発が起こった理由に気づく。普通の日常を送ろうとするトビオだったが幼なじみの蓮子から爆発で死人が出たことを聞かされる。

第9話:ご愁傷さまです

蓮子とのカラオケして自宅に戻り、ニュースをつけると爆発事件が全国的に放送されておりトビオは死者の数を知ることになる話。

蓮子と市橋の関係が判明。そして蓮子が処女だったと聞かさたりする。

第10話:嘘やろ…!?

高級料亭でトビオが大爆発の原因をパイセンに説明する話。
ちなみにこの話で某ニュース番組をパロったシーンがある。「ニヤネ屋」だ。ニヤネさんに与木ママといった人物が登場する。どう考えても「ミヤネ屋」をパロったシーンになっている。

トビオがパイセンに説明する爆発の真相はこうだ。

最後にパイセンが仕掛けた爆弾がプロパンガスに引火して爆発が起こった。

確かに1巻を読み返すとパイセンは逃げる前にプロパンガスの手前に爆弾を設置。それを見て違和感を感じているトビオの描写があるのだ。その話を聞かされたパイセンは汗でぐっちょりになりその場に尻もちをつく。

第11話:お前らに大事な話がある

トビオ、マル、伊佐美がパイセンの自宅に大事な話があると呼びつけられる。パイセンは3人に現金を差し出して金を渡すから黙っといてくれと頼む話。

第12話:何もなかった

トビオ、マル、伊佐美の3人は300万円で今回の事件をなかったことにするとパイセンに約束をする話。伊佐美は300万円を片手にトビオ達とも友達の縁を切る形となる。

しかし、300万円をもらいテレビをつけると矢波高爆破事件の犯人とおもしき人物の似顔絵が全国ニュースで放送されていた。その似顔絵はなんとパイセンそっくりだったのだ。一瞬で固まるパイセン、トビオ、マル。

第13話:めばえ

トビオの妄想がメインの話。警察に捕まって刑務所にいる妄想。蓮子と結婚して幸せに暮らしている妄想などをする。しかし、トビオの頭の中には人を殺したといった概念が付き纏い一人ベットの上で震える。

そして、最後は蓮子から死んだと聞かされた市橋が生きている描写。市橋は全身包帯人間となっているが小言で「アイツら…殺す…」とつぶやいている。

第14話:明日から

パイセンから海外逃亡しないかと話を持ちかけられる話。ちなみに帰り道に蓮子と会いトビオは「キスしない?」と聞く。

第15話:全部ブッ壊れた

トビオと蓮子のイチャラブ話になる。
二人はカラオケに行き、キスをし始める。しかし、無理やり行為を始めようとするトビオに蓮子が呆れて帰ってしまう。

その後、パイセンに呼び出されて海外逃亡をどうするか決断を迫られる。マルは一緒に海外に行くことを決めている。蓮子のこと、事件のことで普通に暮らすことができないと感じたトビオは海外行きを決める。

この最後のコマでマルが超悪そうな顔をしているのが怖い。

第16話:リセットボタン

海外へ逃げる当日の話。
集合場所にいくがマルが来ていない。電話をかけても音信不通。マルをおいてパイセンと合流する空港へ向かうトビオ。

しかし、空港に着くとロビーでは私服警官に身柄を拘束されているパイセンの姿が…パイセンの「作戦中止」といった言葉を理解して新宿へと戻るトビオ。

第17話:GAME OVER

ニュースではパイセンが逮捕された報道。そして共犯が3人いることも報道されていた。新宿で途方に暮れるトビオ。最後に公園でブランコに首を吊る誰かの描写で2巻は幕を閉じる。

漫画「僕たちがやりました」2巻の感想

僕たちがやりました(2)

事件発生から逃亡までの過程を描いた2巻だがこの漫画は終盤で大イベントを仕掛けてくれている。まさかのパイセン逮捕…トビオ達がそこそこの生活が出来ていたのはパイセンがいたからこそ。

パイセンは超金持ちで理想で描いていることを金の力で現実に変えてしまう力を持っている。

2巻の海外逃亡案もパイセンがいてこそなのだ。
そんな人間が逮捕されてしまうのだから今後のトビオ達の生活に変化が現れることは間違いない。でも3人はパイセンから300万円もらっているから当面は大丈夫か(笑)

2巻も勢いが失速することはなく4人のダメダメぶりがいかんなく描写されている。そして芸能人をパロったシーンなど1巻同様、随所に小ネタが満載。各人物の心境が少しずつ変化してくる巻でもあり1巻同様に最高に楽しく読める仕上がりになっている。

3巻からは徐々にマルの腹黒さが出て来る。この辺りも見所になってくるので乞うご期待!


僕たちがやりました(1)

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原作・著者金城宗幸 / 荒木光
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