記念すべき第20巻目、格闘バトルアクション漫画『TSUYOSHI 誰も勝てないアイツには』をご紹介する。
TSUYOSHI 誰も勝てないアイツには【20巻】あらすじ
毎回のように基本の構成から説明していくわけだが、本巻で描かれる試合は三試合。まずは当然小田巻vs阿刀清吾の続き。次に、勝ち残った小田巻に対し、OC(大河内コレクション)側から玉鋼正親が出て、この二人の対戦。
そのあとは二人とも下がって、新たに星崎愛之助と、OC側は八角穂希が出る。その対戦の途中で次巻に続く形である。
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TSUYOSHI 誰も勝てないアイツには【20巻】ネタバレ
さて、「クラウチングスタートと見せかけて舞台の砂をつかみ、それを投げつける」という奇襲によって小田巻の背骨を狙いに行った阿刀であるが、その拳にカウンターを合わせられる。肘である。拳が完全につぶされた阿刀、ぼうぜん。ちなみにこれは鍵宮が前の試合で使っていた「合いの手」というのを、見様見真似だけで使ってみせたということらしい。
そうしている間に、小田巻も「こういう戦法もあるんだな」とかなんとかうそぶきながら、砂をつかんで阿刀めがけて投げつける。阿刀は顔だけはかろうじて守ろうとしたのだが、散弾銃のごとき威力のある投擲の前に両目を潰されてしまい、倒れた。大河内老人が負けを宣言し、試合終了となる。
次。ほとんど無傷だから連戦すると小田巻が言い出し、そういうことになる。OC側からは、老人、玉鋼正親が自ら手を挙げて出ることになる。あまりやる気を出すことはないらしいが、これは珍しくも久しぶりに本気のお前さんが見られる、と大河内老人は嬉しそうである。
玉鋼正親について説明が入る。現在いるOCコレクションの中では最古参で、もう40年間も大河内に仕えている。長い間OCの中でも最強の座に君臨していたのだが、数年前鍵宮と対決して敗れ、現在は鍵宮が最強だということに一応なっている。んだそうだ。
試合開始。小田巻は「あなたならこれ、どう受けますか」と言ってまた砂を投げる。正親は両手で砂をあっさりと払い落し、つまらん真似をするなと一喝。で、相手は古流武術らしいから現代型の格闘術で攻めてみるか……と考えている小田巻を、なんとキックボクシングの打撃だけでダウンに追い込む。
追い打ちをかければそれで終わりだったろうが、正親は「立て」と言う。そして「一発殴らせてやる」と言って、観衆が「カウンターでも狙ってるのか?」と思っている中、本当に殴られて派手に吹っ飛んだ。
大河内老人はあきれている。そして「最強ってのは退屈なんだよ」とツヨシに語る。「あいつも、お前さんもな」だそうである。
で、そこからまた打撃戦になる。一方的に正親が押している……かと思ったら、大ぶりな飛び蹴りにきたところで、小田巻がものすごい反撃に出た。言葉で説明するのは難しいのだが、両膝で相手の首をホールドし、そのままひねって着地したのである。見た感じでは首の骨が折れてるようにしか見えない状態で、小田巻も勝ちを確信して場を去ろうとしたのだが、正親はその状態から突然奇襲、「カンチョー」を決めた。そのまま逆転勝ち。
で、次の試合。愛之助が出ることになる。正親が連戦するのかと思ったら、ロン毛の八角が出てきた。で、勝手にグラウンドに寝転がって、「いらっしゃい」とか言い出す。
いわゆる「猪木アリポジション」か?と思うが、愛之助は特訓しているので寝技にも対応できるのである。マウントポジションをとって、八角をボコり始める。そしてロン毛をむしる。
そしたら、カツラが取れて、八角は実はロン毛ではなかったことが分かった。しかも、複数の人格があり、髪型が変わると人格も変わるらしい。
残忍な性格に変わった八角(この人格は六角だそうだ)、しかし愛之助に勝てない。また変身する。というところで次巻に続く。
TSUYOSHI 誰も勝てないアイツには【20巻】感想
阿刀にはほんとがっかりさせられたが、玉鋼正親はいいキャラクターだったと思う。勝てないだろうけど、ツヨシと戦うところを見てみたいなあ。そのうちやるんじゃないかとは思うが。
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