漫画「東京卍リベンジャーズ」第9巻をご紹介!電子単行本の9巻では第71話~第79話まで収録。
現世に戻って来たタケミチですが東卍は新たな勢力の加入によって様変わり。古き良き不良集団から犯罪者集団に落ちぶれていました。
さらに稀咲に嵌められたタケミチと千冬。
ある人物によって救出されるタケミチ。東卍を昔のように戻す決意を持つ事へ。現世にいると多くの問題がわかってくる現在の実情。また自分の犯した罪を知って絶望していくタケミチ。
新たな敵…ヒナの死を回避するヒントを得たタケミチは再びナオトとの握手によって過去を改変する事へ!?
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目次
東京卍リベンジャーズ【9巻】ネタバレ
71話ネタバレ
場面は現世。2017年。
都内某所に案内されていくタケミチ。そこでは東卍の幹部集会が開かれていた。現・東卍の幹部が集結。
メンバーにはパーちん、武藤、ナホヤ、ぺーやんといった過去で東卍の隊長や幹部だった人間が集まっていた。そしてタケミチの知らない顔ぶれも複数いた。
柴八戒、乾青宗、九井一といったメンバーである。彼らは元ブラックドラゴン組であった。初めて聞くチーム名に混乱するタケミチ。
同じチームメンバーでも古参東卍と元ブラックドラゴン組では仲が悪かったりしていた。そして半間が集会を取り仕切っていく。
『この中にユダ(裏切り者)がいる』
唐突な半間の発言にざわつく集会。ガヤガヤ言い合っていると稀咲が遅れて集会に到着してくる。
72話ネタバレ
現東卍No.2である稀咲に幹部は皆、頭を下げて出迎えていく。
そして非常に物腰の柔らかい稀咲を見て過去とは別人に見えてくるタケミチ。そんな中…稀咲はタケミチと千冬のもとへ。
『タケミチ…千冬…ちょっと時間をくれないか?』
場所を稀咲の経営している建物へ移動。3人だけになると稀咲が畏まっていく
『タケミチ…千冬…オレのことどう思ってる?』
話題はいきなり「血のハロウィン」へ…。
そしてあの抗争は自分が仕組んだ事を今になってカミングアウトする稀咲。
抗争を起こした理由を語り…場地が死ぬのは想定外であった事を暴露。改めて当時、場地の右腕であった千冬に頭を下げて謝罪をしていく。あの時の事は後悔していると。
改心したように見える稀咲。場地へ乾杯しようと3人分の酒を用意。和気あいあいとした時間が流れていく。
『最後に一ついいか?さっき場地が死ぬとは思わなかったって言ったけどよ…あれウソだ』
一虎を利用して場地を殺すように仕向けたと大ドンデン返しの発言。同時に酒を飲んだタケミチと千冬は意識を失ってしまう。
73話ネタバレ
タケミチが目覚めると椅子に拘束された状態。隣には同じ状態の千冬。さらに彼は暴行を受けて血だらけであった。彼らは酒に睡眠剤を盛られていた。
千冬に対してお前が裏切り者なんだろうと詰めていく稀咲。
『違う…あれは警察の暴走だ!』
しかし、裏切り者が自分なのは正解。タケミチはまったく関係ないと伝える千冬。
『なぁ花垣…テメぇさっきから何自分は関係ありませんって顔してやがんだ』
銃を手にとって非情な態度でタケミチの太ももに発砲。あまりの痛みに悲鳴をあげるタケミチであった。
『タケミチ!聞け…タケミっち…最期の言葉だ』
12年の間に東卍は変わってしまったと…しかし、根っこは変わっていないはずだと…。千冬は場地の想いを受け継いて東卍を変えて欲しいと訴えていく。
『東卍を頼むぞ…相棒』
次の瞬間…稀咲は銃を千冬の頭部に発砲。彼は息絶えていく。続いてタケミチを詰めていく稀咲。
恐怖で顔を歪めるタケミチに対して意味深な言葉を伝える。
『じゃあな…オレのヒーロー』
稀咲の瞳から涙がこぼれ落ちていた。
74話ネタバレ
稀咲が銃のトリガーを引こうとした瞬間…建物が停電。
何者かによってタケミチは救出されていく。意識が目覚めると高架下。目の前には場地に似た姿の男性が一人。
『一虎君?』
12年経過して出所していた一虎と再会を果たすタケミチであった。目が合うなりタケミチをボコボコにする一虎。
『この前…こんな風に路上で女をタコ殴りにしている奴等がいた…殴ってた奴等は東卍のメンバーだった』
一虎はタケミチを助けた背景を明かしてく。彼が真に助けたかったのは千冬であった。
一虎が出所後、千冬だけが一虎に接触。東卍の現状を伝え…昔の古き良きチームに戻そうと企んでいた千冬。その協力を一虎に依頼していた。
その話を聞いてタケミチはこの世界での自分は千冬が頼れないほどに腐りきっていた事を察する。
『これが場地の守りたかった東卍かよ…』
犯罪者集団になっていた東卍。一虎はそんなチームを不憫に思っていた。タケミチも自分が好きだった東卍に戻したい決意が生まれていく。
『オレ達の東卍を取り戻すぞ』
腐敗した東卍を立て直す覚悟を決めていく二人であった。
75話ネタバレ
記憶が曖昧になっていると伝えて一虎へ東卍が変わってしまった理由を尋ねるタケミチ。
原因はマイキーであった。
変わり果ててしまったと…。
さらにタケミチと千冬が稀咲に捕まっている間…ぱーちん、ぺーやんも殺されていた。それを指示したのはマイキーだと語る一虎。集会にいなかった三ツ谷も実は数ヶ月前から行方不明であった。
『マイキーは東卍の旧メンバーの粛清を始めた…仲間なんてもう信じちゃいない』
マイキーは純粋な不良から巨悪になってしまっている事を告げる一虎。
マイキーを元に戻すには稀咲、元ブラックドラゴン組から引き離すしかないと語る。
『協力してくれタケミチ…今後は俺がマイキー…佐野万次郎を救いたい』
まずはマイキーの左腕とも言える元ブラックドラゴン組とマイキーの流れを断ち切ることを最初の目標に定める一虎。千冬はマイキーの右腕である稀咲と決着をつけるべく水面下で動いていた事も明かす。
一虎の説明によって今の世界の現状が見えてくる。既にヒナ、アッくんは稀咲の手によって殺されていた。同時に千冬は稀咲はヒナの殺害に命令を下した証拠を掴んでいた。
稀咲を追い詰めるネタは揃っていたが何故か最後になってその証拠を隠したと語る一虎。そんな現状を整理する会話をしていると目的地へ到着。
路地裏に合わせたい人間がいると伝えてタケミチを歩かせていく。待っていたのはナオトであった。
『待ってましたよ…タケミチ君』
次の瞬間…。
ナオトと他刑事が集まってきてタケミチを逮捕する騒動へ。
『残念です…タケミチ君…』
まったく状況が把握できないタケミチ。唖然としていく。
76話ネタバレ
取り調べ室にて過去にいったタケミチが帰ってくる前のタケミチが撮られて隠し撮り映像。千冬が残していた。この世界のタケミチは完全に悪に染まっていたのだ。
この世界での事情や経緯を語っていくナオト。
そして核心に近づいていく隠し撮り映像。
ある人物をこの世から消す為にタケミチはアッくんに殺害の命令を下していた。
『アッくんにオレが人殺しの命令…』
絶句するタケミチ。
動画は続く。自宅で暴れまわるタケミチ。稀咲に嵌められたと…。
『消す相手がアイツだったなんて…』
自分がアッくんに命令して誰が死んだのか予想がついたタケミチ。そして千冬が証拠動画を隠した理由も察していく。
『今度はオレなんだな…オレがヒナを…殺したんだな…』
稀咲に嵌められたとは言え…最愛の人間を自らの手で命令して殺してしまった事にショックを受けるタケミチ。
もう過去を変えて未来を変えることに嫌気が差していく。絶望するタケミチを抱きしめるナオト。そして未来を変えられるのはタケミチしかいない事を告げていく。
『東卍を変えれるのも…姉さんを救えるのも君だけなんです』
ナオトに喝を入れられるタケミチであった。
77話ネタバレ
ナオトはある推測を語る。
多くのタイムリープを繰り返して未来を変えているのに姉であるヒナは全て稀咲によって殺されていると。
『稀咲は明らかにタケミチ君と姉さんに執着している』
これから対策を練りたかったが今のタケミチはすぐに留置所へ移送される段取りであった。今後は会うこと事態が難しくなっていく。
『行くなら今しかありません』
ナオトは稀咲とタケミチの間に何かないのか過去で探って見て欲しいと。それがヒナの死の謎を解ける鍵になるかもしれないと伝える。
現世に戻って新たな敵が判明。そしてヒナの死の鍵となる稀咲との関係を調べるミッションを背負うタケミチ。再び過去へタイムリープしていく。
過去に戻るとヒナとボーリングデート中であった。
そして隣のレーンにはどこかで見覚えるのある男。彼はタケミチを知っていた。そして自己紹介する男。
『弐番隊副隊長…柴八戒だ』
現世を思い出すタケミチ。彼は元ブラックドラゴン組の一人であった。何故、元ブラックドラゴン組の人間が過去で東卍の副隊長の座にいるのか…理解が追いつかないタケミチであった。
78話ネタバレ
八戒に気に入られて彼の自宅へ遊びに行く事になるタケミチ。彼には姉である柴柚葉がいた。一緒に八戒の自宅に向かう途中…ヒナが八戒に話しかけても無言。
『ヒナちゃん…気ぃ悪くしないで…弟は異常な奥手でな…』
実は柚葉以外の女性に声をかけられるとフリーズしてしまうポンコツ性能を持っていた。
そして八戒は弐番隊の隊長である三ツ谷と腐れ縁である事を明かす。彼にとって三ツ谷は兄貴分の存在であった。しかし、二人は未来で決別状態。
『三ツ谷君との関係…いつ悪くなったのかな…』
推測していくタケミチ。
心酔している三ツ谷と仲違いしてブラックドラゴンに参加したのではないかと。それを止めればブラックドラゴンを無くせるかもしれないと考える。
『八戒…ヤバい…兄貴が帰ってきてる』
八戒の自宅に着くと白い特攻服を来た集団。ブラックドラゴンが集合していた。さらに現世にいた東卍幹部である九井を発見。
ライバルである東卍の壱番隊隊長を見て喧嘩を売り出していく九井であった。
79話ネタバレ
八戒宅の一帯はブラックドラゴンの縄張り。他チームの人間が入ってきたら叩き潰すのがボスの命令であった。さらにブラックドラゴンには九井の他に乾青宗の姿もあった。
八戒が矢面に立ってタケミチに手を出さないように訴えていく。
『帰れよ…カス共』
指示を聞かないブラックドラゴンの雑魚をワンパンで倒す八戒。そして裏背景を明かす。現ブラックドラゴンのボスは八戒の実の兄である柴大寿(しばたいじゅ)であった。
ブラックドラゴンに圧力をかける八戒に対してナイフを首に立てていくのが乾青宗。ボスを舐めてるならオレが殺すと八戒と対峙。
『弟に手ぇ出すんじゃねぇよ』
乾にハイキックを入れていく柚葉。最強の姉弟であった。九井はボスの姉弟だったので引き下がるが乾がブチ切れ。喧嘩する覚悟を見せていく。
そんな時、タケミチをラリアットしていくる巨体の人物。10代目ブラックドラゴン総長…柴大寿であった。ここで第9巻は終了。
東京卍リベンジャーズ【9巻】感想
現世で得たヒントをもとに過去へ戻るタケミチ。
今度はブラックドラゴンの壊滅。そして稀咲と自分の関係を探る為のタイムリープへ。
東卍とは違い…無法者の集まりであるブラックドラドン。総長である大寿も最高に強そうな出で立ちである。
未来で東卍をかき乱したブラックドラゴンを壊滅させる事は出来るのか…。そしてタケミチと稀咲の過去に接点はあるのか…。新たな章の開幕によって再びタケミチに波乱の日常が訪れます!
東京卍リベンジャーズ
実写映画化で話題!『新宿スワン』作者の和久井健が贈る、最新巨編!!ダメフリーター花垣武道は、ある日ニュースを見ていると、最凶最悪の悪党連合”東京卍會”に、中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人が殺されたことを知る。壁の薄いボロアパートに住み、レンタルショップでバイトしながら6歳年下の店長にこき使われる日々。人生のピークは確実に彼女がいた中学時代だけだった……。そんなどん底人生まっただ中のある日、突如12年前へタイムリープ!!恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、人生のリベンジを開始する!!
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✅ 東京卍リベンジャーズ【10巻ネタバレ】熾烈極まる黒龍族との抗争…稀咲との接点も見つかる!?
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✅ 東京卍リベンジャーズ【ネタバレまとめ】最新巻から結末・最終回まで公開中!
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