漫画「東京卍リベンジャーズ」第10巻！今巻には第80話～第88話までが収録。見所や感想をご紹介！
今回から本格的にブラックドラゴンとの抗争に足を踏み入れていくタケミチ。目標は八戒の大寿殺しを阻止する事。
そんな中で東卍は今回の抗争に関してノータッチを言い渡されるタケミチ。千冬と二人で八戒を助けるしかない…そんな時…稀咲がタケミチ達に協力をすると告げていく。
思惑がわからない稀咲の行動。そしてヒナを通して稀咲とタケミチは接点を見つける事に成功していく！？
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目次
東京卍リベンジャーズ【10巻】ネタバレ
80話ネタバレ
ブラックドラゴン10代目総長である大寿が登場。嬲られるタケミチ。
『ハッカーイ…コイツ殴り殺せ』
弟である八戒にタケミチを始末するように告げる大寿。何も言い返せずビビってしまう八戒。柚葉が八戒の盾になっていく。
妹だろうが問答無用で柚葉を殴る八戒。それを見ていられなかったタケミチ。
『兄弟って言ったって柚葉は女だぞ…テメェは女を殴んのかよ』
口出しするタケミチを暴行していく大寿。途中から意識を失ってしまうタケミチ。
大寿の暴力を止めさせる為…八戒は東卍を辞めてブラックドラゴンに入る決意を表明する。
『だからタケミっちを離せ…交換条件だ』
一波乱は終わり、八戒に担がれている状態で起きるタケミチ。彼が東卍を辞めると共に現世で一虎から聞いた話を思い出す。
八戒は過去に先代を殺していると…。
『まさか八戒が兄貴を殺すってことか…？』
過去と未来の繋がりを感じ始めるタケミチであった。
81話ネタバレ
未来と過去の辻褄合わせを行うタケミチ。稀咲にブラックドラゴンと問題が山積みになっていく。
そして場所はタケミチ宅。
溝中の地元メンバーがお見舞いに来てくれていた。
『あんま無茶するとオレら壱番隊も支えられねぇぞ』
仲間の会話で地元仲間の4人も東卍に加入していた事を知るタケミチ。さらに部屋には千冬も遊びに来ていた。
仲間で現状を整理していく。
千冬が東卍とブラックドラゴンの関係を説明。切っても切り離せない関係である事を告げる。
その訳は東卍はブラックドラゴンとぶつかる為に最初は結成されたチームだからであった。
しかし、以前の東卍が潰したブラックドラゴンは9代目。10代目になってさらに凶悪になったと。
『大寿が他の不良と違うのは暴力を売ること』
わずか一代で潰れたチームを再建した大寿。その裏事情を説明していく千冬。自分がキッカケとなって東卍とブラックドラゴンが抗争になり兼ねないので全て自分の責任であり、一人で揉め事を片付けると息巻くタケミチであった。
そんな彼を呼び出して単車で街を走る千冬。一人で抱え込もうとするタケミチに仲間として言葉をかけていく千冬。彼の言葉の胸に突き刺さるタケミチ。
思わず言葉が漏れてしまう。
『千冬…オレ…未来から来たんだ…』
82話ネタバレ
一度話出すとタガが外れたように全てを語っていくタケミチ。タイムリープの事。未来の事。
『言っちまった…全部ぶちまけちまった…これってまずいよな…どうしよう！？』
取り敢えず冗談だと言って誤魔化そうとするタケミチ。
『なんとなく気づいてた』
勘が鋭い千冬。
今までのタケミチの言動や行動から薄々だが違和感を覚えていたと。
『すげぇなお前…一人で戦ってんだろ…誰も褒めてくんねぇのに…胸張れよタケミっち』
千冬は彼の言葉を信じる事へ。
心の底から話して良かった事を伝えるタケミチであった。
最終目的は稀咲を潰す事。
しかし、それは今ではないと対策を立てていく千冬。現状の稀咲率いる参番隊は東卍でも隊員数が多く迂闊に手を出す事が出来ないと。
『オマエはこれから誰にも負けねぇ壱番隊を創るんだ』
全面的にタケミチの協力をすると約束する千冬であった。その二日後…東卍の幹部集会が始まる。
83話ネタバレ
ブラックドラゴンのボスである大寿にタケミチがボコられた事で東卍は宣戦布告と受け取っていく。さらに八戒の兄が大寿である事も幹部に知れ渡っていく。
相手側のスパイではないかと疑われる八戒。
八戒はマイキーの前で膝を下ろして告げる。言い訳はしない。煮るなり焼くなりして欲しいと。
同時にこの日を持って東卍を辞める事をマイキーに伝えていく。
『ちょっと待った！異議ありです！』
最悪の過去を免れる為…ここで八戒の脱退は避けたいタケミチ。
千冬と考えた脱退回避プランを発動。しかし、実は馬鹿だった千冬。全て空回り。失敗に終わる。
『弐番隊の事だ…三ツ谷が決めろ』
マイキーが三ツ谷に一任する。
納得したかのように見せた三ツ谷。頭を下げる八戒。
『何いってんだ…オレは認めねぇよ…大寿に会わせろ』
八戒の脱退を食い止めようと考えていた三ツ谷だった。
84話ネタバレ
大寿と対面していく三ツ谷。
八戒とは昔から知り合いだった三ツ谷だが大寿と会うのは今回が初めてであった。
『八戒はブラックドラゴンに渡す…金輪際関わらねぇ…』
思っていた流れと違う事に驚くタケミチ。
『その代わり柚葉を解放しろ』
表情が変わる八戒と大寿。三ツ谷は大寿が柚葉に何かしている事を掴んでいた。
『八戒はアンタにびびって東卍を抜けるんじゃねぇよ…柚葉を守る為だ』
大寿の拳が三ツ谷に向かう。ガードする三ツ谷。
条件を呑むなら東卍はブラックドラゴンに手を出さないと…。断れば全面戦争をすると。
『和平成立だ…』
大寿も納得する。
その後、八戒に力を守る為に使えと伝える三ツ谷。
二人が出会った過去に遡っていく。三ツ谷は母子家庭。兄弟の面倒はほとんど三ツ谷が見ていた。親に妹や弟を押し付けられて辛くないのか尋ねる八戒。
『生まれた環境を憎むな…八戒』
彼の言葉を今も昔も胸に突き刺さっていく八戒であった。
85話ネタバレ
千冬と二人になったタケミチ。一度未来に戻ってみる事を提案。
『八戒は大寿の暴力から柚葉ちゃんを守る為に大寿を殺した』
そう過程していたタケミチ。
今回の和平成立で柚葉が解放された今…八戒が大寿を殺す理由がないと。未来が変わっている可能性があるので見たいと伝えるタケミチ。
しかし、今戻れば獄中のリスクは高い。もし何も変わってなかったら過去に戻れなくなってしまうと伝える千冬。
そんな時、二人の前に八戒が訪れる。
まず三ツ谷にお礼を伝えて欲しいと…。そして自分の家庭環境について明かしていく。
子供の頃から王様だった大寿。暴力もやる時はトコトンであった。大寿に育てられてきた八戒。
『オレは愛を苦しいモノだって思ってた』
そんな彼の世界観をひっくり返したのが三ツ谷だった。彼と出会ってから柚葉が受ける大寿からの暴力を全て自分が受け止める事にした八戒。
大寿とも約束を交わしていた。
『でもアイツは約束を破った』
大寿は約束なんて屁とも思わない非道な男だと。絶対に三ツ谷と交わした約束も守らないと告げていく。
『オレはこれから家族を守る為に暴力を振るう…』
『オレは大寿を殺す』
胸騒ぎが起きるタケミチ。そして八戒はもうオレには関わらない方が良い事をタケミチと千冬に告げていく。
86話ネタバレ
兄弟を追い詰める柴大寿に対して頭に来るタケミチ。大寿を許せない気持ちが芽生えていく。
『決めたぜ千冬…ブラックドラゴンをぶっ潰す』
千冬もタケミチのマジ顔を見て協力する事を約束。
場面転換。
大寿から解放される柚葉。三ツ谷と合流。しかし、彼女は浮かない顔をしていた。取り敢えず三ツ谷に感謝するが…期待が人を苦しめる事もあると伝えて柚葉は立ち去っていく。
『何か隠してやがるな…柚葉…』
マイキーを後ろに乗せて街を走る三ツ谷。何か引っかかっていた。そんな中、バイクを止めるように指示するマイキー。
『半分になっちまったな…』
マイキーは自分がどこを目指しているのかわからなくなっていた。そして三ツ谷にブラックドラゴンなんてほっとけよと一言。
『三ツ谷…オマエはいなくなんなよ…』
何やら意味深なマイキーの言葉。場面転換。タケミチと千冬は東卍の隊長を集めて事情を説明。ブラックドラゴンを潰す事を伝える。
しかし、タケミチ達の話は却下されていく。三ツ谷の顔に泥を塗る事になると。東卍の協力は得られない…。二人で戦うしかないと思っていた矢先…。
『オレも交ぜろ…』
稀咲がこの話に興味を示していく。
87話ネタバレ
協力しようと伝えてくる稀咲に対して敵意を剥き出しにする千冬。コップを割ってガラスの破片を稀咲の喉元へ。
『オイオイ…内輪揉めはご法度だろ…』
半間が現れてナイフをタケミチの喉元へ。手出しできなくなる千冬。稀咲に協力するメリットを尋ねる。
『ブラックドラゴンの中に内通者がいる』
タケミチと千冬を連れてカラオケ店へ。そこにはブラックドラゴンの下っ端。彼が内通者であった。
稀咲は内通者から大寿の一日の動きについて尋ねていく。
そんな時である…部下を引き連れた九井（以下、ココ）が現れる。裏切り者を嗅ぎつけていたココ。
『拷問けってーい』
内通者は連れて行かれ…ココと対峙するタケミチ達。稀咲は争うつもりはない事を告げる。
『10万だ…10万でテメェらの知りてぇ事を教えてやる』
稀咲がココに10万円を手渡す。
そして大寿が一人になる時を教えて欲しいと伝えていく。
『常に兵隊を5人は連れてる…一日を除いてな』
大寿が一人にある時はクリスマスである事を伝えるココ。彼はクリスチャンだと。立ち去ろうとするココに大寿を裏切る理由を尋ねるタケミチ。
ココは単純に強い奴が好きだと…。
もっと知りたい事があるならさらに10万円を用意するように告げていく。
『これで八戒を止められるな…？』
稀咲が動く理由がまだ把握できないタケミチ。理由を尋ねる。単純に仲間を助ける為に動いていると語る稀咲。
大寿を潰す段取りは整った。タケミチ、千冬、稀咲、半間の4人で八戒を止めて大寿を潰す事を約束していく。
88話ネタバレ
『思うことがあるんだ…マイキーはもう駄目かもしれねぇ…』
場地を引きずって生気がないと…。ブラックドラゴンを潰して自分達でマイキーを盛り立てようと告げる稀咲。
解散する4人。
千冬は稀咲と組むことにまだ違和感を感じていた。二人だけで大寿を潰そうとタケミチを説得しようとする千冬。
タケミチも稀咲と組む事は不本意であったが…。
『オレはもう二度と皆の不幸な未来は見たくねぇんだよ…その為ならオレは仇とでも組む』
千冬を説得するタケミチ。彼の気迫に根負けする千冬。そして稀咲に伝えていく。
『クリスマスまでの期限付きでオマエらと組むよ』
日付はクリスマスへ近づいていく。
ヒナ、ナオトと帰宅していくタケミチ。クリスマスはヒナとデートの約束をしていた事を忘れていたタケミチであった。
『ダブルブッキングじゃねか！』
二人のイチャイチャに付き合っていられないナオト。先に帰宅しようとする。その時の言葉に聞き覚えがあったタケミチ。
『なんだアイツ！時間の無駄って稀咲みてぇな事言いやがって』
『ハハ！わかる！似てるね』
ハッと気づくタケミチ。
誰に似ているのかヒナに尋ねる。
『稀咲鉄太君でしょ？』
何故、ヒナが稀先の事を知っているのか尋ねていく。ここで遂にタケミチ、ヒナ、稀咲の接点が見つかっていく。
『小学校の頃同じ塾だったし…タケミチ君も会ってるし…』
意外な事実を知って驚くタケミチ。ここで第10巻は終了。
東京卍リベンジャーズ【10巻】感想
ブラックドラゴンとの抗争に向けて本格突入していく第10巻。現世での東卍幹部である八戒、ココ、乾なども過去編に登場して熾烈を極めていきます。
目標は八戒の大寿を殺す計画を阻止すること。上手いこと運ぶのか不安ですね。なんせ稀咲も絡んでいるのですから…。
そして遂に稀咲との接点も判明していきます。小学生時代に稀咲と会っている事が判明したタケミチ。二人の間にどんな過去があったのか…ここは次巻へ持ち越しといった具合い。
新たな目的に向かって奔走するタケミチ。今度こそ未来を理想へ変える事が出来るのか…目が離せませんね！
東京卍リベンジャーズ
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✅ 東京卍リベンジャーズ【11巻ネタバレ】決戦のクリスマス…裏切りと絶望の教会で事態は急転！？
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✅ 東京卍リベンジャーズ【ネタバレまとめ】最新巻から結末・最終回まで公開中！
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