漫画「専門学校JK」2巻ネタバレ感想!メインキャスト5人のその後もわかる一応、完結巻!

専門学校JK(2)

というわけで、現状では最終巻である2巻をご紹介する。

専門学校JK

漫画「専門学校JK」2巻あらすじ

えー主人公格の五人についていちおうちゃんと説明し直すところから始めよう。

大宮はるこ

基本的に口先は優しい代アニ講師をして「君、ほんとに屑だね」と目前で言い切られる、五人の中でぶっちぎりのダメ人間。いちおうイラストレーター志望で、神絵師になりたいというモチベーションというか肥大した自我だけは持っているが、何の努力もしない。

茅ヶ崎あやね

いわゆるオタク女子。五人の中でもかなり浮いていて出番もそんなにない。どこにも所属することができない種類の人間。

辻堂ゆき

大宮につぐダメ人間。大宮に何が勝っているかというと、「表現したい」という欲求すら持っておらず、つまり無だからである。何の考えも目的も思想もなく、なんとなく代アニに通っている。

岡山みにぃ

声優志望だが絵も漫画も描ける、五人の中で最大の才能の持ち主。推しに弱い性格で、自己管理能力は低い。話の途中で過負荷状態に陥り、グレて毒舌家に変貌する。

八丁堀ちえ

モラトリアム人間。何がしたいのか、誰にも分からないし本人にも分かっていない。ただ、五人の中では年かさの都合もあってまとめ役というか、他の四人を繋ぎとめて友人関係を成立させる役割のためだけに存在しているような娘さん。

漫画「専門学校JK」2巻ネタバレ

いちおう、簡単なストーリーラインを書くと、まず、五人組がコミケに出る(作中ではコミケという名では書かれていないがコミケだからコミケだ)。唯一鑑賞に足る作品を描いていたのは岡山であったが、名義は大宮の名前になっていた(というか、大宮が何にも描けないから代筆したのである)。

そしたら、なんかプロとしての仕事が舞い込んでしまった。大宮さんはガチの屑人間なので、勝手にそれを受けた上、仕事そのものは岡山に押し付けて、ギャラは自分がソシャゲでガチャをやるのに使ってしまったりする。

ちなみに岡山はというと才能があるのでオーディションに通って声優業を始めていたりするのだが、そんなこんなでオーバーワークに陥り、グレる。最初はただ態度が悪くなっただけだったのだが、結局、「自分、別に声優になりたいなんてそんなに思っていなかった」ということに気付いてしまい、代アニを辞めてしまう。ストーリー的には、五人がその後数年後、再び同窓会で集合して終わりである。

大宮はるこ その後

代アニをプーで卒業したあと、大学に入ったがそこでもまともに学業はできず、また代アニに再入学している。

茅ヶ崎あやね その後

18禁同人絵師としてそれなりに売れるようになった。

辻堂ゆき その後

絵を描く道に目覚め、アニメーターになった。

八丁堀ちえ その後

小さなゲーム会社に就職。ほそぼそと生きている。

岡山みにぃ その後

声優の道を辞めたあと売れない舞台俳優になり、喰うために副業でイラストレーターをやったらそっちが本業になってしまい、それなりの成功を収めたあと、代アニで講師をやっている。現在、大宮の担任でもある。

漫画「専門学校JK」2巻の感想

専門学校JK(2)

一巻の紹介でも描いたが、この作品、復刊のきざしがあるのだそうである。リニューアルして一から描き直すのかみんなが大人になって代アニに戻ってきたところから描くのかそのへんのことは分からないが、作者氏はけっこう意欲的なようだ。

正直なところ、率直な感想としては1巻より2巻の方がしり上がりに面白い。主に人間関係のトラブルや岡山の豹変など、人物の流れに動きがあるからであろう。

といったところで、「もしかしたら遠い未来三巻の紹介もあるかもしれない」という所で、筆を置かせていただく。


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