豚の復讐【2巻ネタバレ】異世界で最底辺を決める死闘が開始…豚・クズ・ゴブリン…勝者は!?

豚の復讐(2)

漫画「豚の復讐」第2巻の見所や感想をご紹介!

今回は武を蔑んでいた三人の女子へ制裁を開始!
さらに武のもとへ忍び寄ってくる同級生やエルフの里を牛耳る同級生。

能力がない武ですがオーク族を従えて善戦。
そんな中…無慈悲過ぎる安田のチート級スキルが炸裂。

元上級国民であり悪意の元凶。今は勇者になっている安田を武は討伐する事が出来るのか…。

不細工だけど主人公感満載の武に魅了される作品。刺激的な復讐漫画を探していた人にはピッタリです!

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豚の復讐(1)

豚の復讐【2巻】ネタバレ

豚の復讐(2)

5話ネタバレ

3年B組の女子グループである繭子、古家、原松の三人は異世界の人間を愚民扱い。そして岩本と加村の死体を回収して愚痴っていた。

『勇者のくせに何で死ぬかな…』

異世界の人間を玩具のように扱う女子三人。影に隠れて様子を見ていた武は三人の残虐ぶりに怒りがこみ上げていく。さらにこの世界でも安田がクラスメイトを仕切っている事を耳に挟む武。

そんな中…女子三人が異世界の一般人達を虐殺していく姿を目にしていく。

『他人に濡れ衣を着せ…奴隷扱いし…死んでもなんとも思わない…クズめ…』

武は繭子達に蔑まされた過去を思い返していく。

武の妹を巻き込もうと脅していく繭子達。そんな彼女達に武は土下座。妹を守る為に彼女達の奴隷になる経緯があった。映え写真を撮る為に命を懸けされた経験もあった武。

『絶対にやりかえす…』

繭子達の口ぶりから安田がこの街にいない事は明白。誰も彼女達の加勢に来ないと判断した武は繭子達の前に姿を現していく。

『豚…こっち来てたの?』

自ら姿を現して…彼女達の気を引きつけている間、オーク達に奇襲をかけさせる武。

奇襲は見事に成功。
憎き繭子、古家、原松の三人を拘束する。そして彼女達が愚民扱いした街にて制裁を与えようと仕掛けと街の人間達を集合。

『下にいるのはお前にキモい…ブサいと言われて殺された夫や子の家族だ』

三人に対して質問を投げかける武。
答えた人間以外は板が傾いていく「すべり台ゲーム」を決行。正直に答えないと民衆の中に落ちていく仕掛けである。

武は安田の居場所を吐かせようと質問。三人とも答えがバラバラ。板が少しずつ傾いていく。

6話ネタバレ

安田の居場所を詳しく吐かせようとする武。三人は本当に安田の居場所を知らなかった。ただ新しい首都を作ろうとしている事だけは確かだと告げる繭子。

原松が恐怖のあまりヒステリックになっていく。そんな彼女に武が自分を蔑んだ理由を質問。

『不細工だからか…今のお前も同じだな』

恐怖のあまり醜い表情になっていた原松。彼女も基本は不細工。俺がいなければ不細工ナンバーワンはお前だったと煽る武。逆上する原松。質問に答えなかったので問答無用で滑り台は直角へ。

街の人間達の前に放り出される原松。彼女達の恨みが原松に注がれていく。目の前で原松の無惨な死を目撃する繭子、古家の二人。

『やらせてやる!』

原松は自分が助かる為…自分の身体を好きなように弄んでいいと武に懇願。そんな彼女を馬鹿にして冷酷に滑り台を持ち上げていく。

原松もまた異世界人間達の前に放り出され…彼女達の怒りを身体で受け止めていく形になる。

最後に残された繭子。ゲーム上は彼女の勝利。解放するように指示を出すが…武の最後の質問があった。

『安田のスキルを言え』

クラスの何人かはスキルを隠していて知らないと訴える繭子。サーチスキル能力を使っても相手が強すぎると効かない事を訴える。

それは納得した上で質問を変える武。次は自宅の火事について尋ねる。お前達はどう関わっていたのかと。

繭子は安田の指示で差し入れのシュークリームに薬を垂らした事をカミングアウト。それを聞いた人間達が繭子を始末しろコールが発生。

しかし、繭子は武の取り巻きがオークである事を人間たちに伝えていく。

『あたしを殺ったら次はアンタ達の番!殺さないと殺されるわよ』

騒然とする街中。
しかし、武もオークもマントを捲って姿を見せる。そして異世界の人間達に問う。本当に殺すべき人間はどちらかなのかと。

異世界の人間にとって害悪だったのは繭子であった。彼女も他二人と同じように人間達の前に放り出された無惨な姿にされていく。

制裁が終わると武達の前に異世界の人間が立ちはだかる。

『やつらを倒して』

相容れないと思っていたが…気持ちは同じであった。武を救世主だと崇め…勇者達を討伐して欲しいと活気づく街。

その後、街のお世話になって同級生達がいつ来てもいいように街に仕掛けを施していく。人間とオーク族の親交も深まっていき…二日が経過。

『おやおや…まさかお前も来てたとはね』

武の前に同級生である内田が現れる。準備していた罠であっさりと内田を捕らえる武達。自分とオーク達で頭を使えばクラスメイトと戦える手応えを掴む武。

そんな時である…突然…空から無数の閃光。街も人間も甚大な被害が出ていく。

7話ネタバレ

空から無数に降り注ぐ光の閃光。
オークが武だけでも生き延べさせようと街の城壁外へ放り投げていく。同時に破壊される街。

『そんな…一体どうしてこんな…』

まだ生きていた内田が姿を現す。この力は安田の仕業だとボヤく。内田に見つかってしまった武。オークもいないので森の中へ逃げる事へ。

自分の復讐に人間やオークを巻き込んでしまった事を後悔する武。責任を感じていると武の前にエルフ族の弓師が現れる。

『なぜそれを持っている?』

武の側にはカレリアにプレゼントしたペンダント。事情を説明する武。彼女はエルフ族のラドガ。カレリアと仲の良かったエルフであった。カレリアから武の事も聞いている事を明かす。

武はカレリアにあげたペンダントを彼女の墓に供えたい事を伝える。ラドガはその前に武へ頼み事があると切り出していく。

『あれが我々エルフの里だ…』

エルフの里は同級生である斎藤信二郎が牛耳っていた。ゴブリンを操れるスキルを持つ斎藤。エルフを犯してはゴブリン達の餌にする外道な行いをしていた。

『奴を倒して我らの里を救ってほしい』

ラドガから依頼される武…。
しかし、仲間のオークもいなくなった今…自分は無力である事を告げていく。悲壮感漂う武をカレリアの墓に連れていくラドガ。

墓の前でカレリアが残した言葉などを武に伝える。カレリアの想いを知って悔やんでも悔やみきれない武。ラドガも勇者達の怒りを露わにしていく。再び里を救って欲しい事を依頼。

『策を練る時間が欲しい』

承諾する武。
その直後…斎藤がカレリアの墓の前で立ちションをする愚弄な行動。

怒りの感情に任せて斎藤の前に向っていく武。身がガラ空きだった斎藤へタックル。カレリアの墓を侮辱した行為に怒りを見せていく。

『最も愛された者が眠る丘の下で俺、お前、ゴブリンが争う…最底辺決定戦だ』

斎藤と一騎打ちを決意する武であった。

8話ネタバレ

ラドガはゴブリンを倒すので手が一杯。
そんな中…武と斎藤の対決がスタート。隠れさせていたゴブリンに武を攻撃させる斎藤。

彼に正々堂々一騎打ちする考えはなかった。

スキルを持っていない武にとって分の悪い戦い。そんな中、森の中に目を配ると何かに気付く。

逃げようとする武を追いかける斎藤。

『どうした…勇者を倒した力を見せてくれ』

ラドガが武にかけた言葉に反応する斎藤。武がクラスメイト達を殺した事が信じられなかった。

捕まえた武を蔑み貶す斎藤。とどめを刺そうとした時…斎藤の背後にオークの姿が現れる。

『ありがとう』

森の中に見えたのがオークだと察した武。斎藤の背後に回り込ませようとわざと逃げて注意を引きつけていた。

オークには勝てないと察した斎藤。土下座して命乞い。しかし、これはゴブリンを武達の間合いに近づけさせる為の作戦。ゴブリンの準備が整った所で奇襲をかけようとする斎藤。

しかし、斎藤の指に宝玉はなくゴブリンが狙ったのは斎藤であった。

『どうやらゴブリンは俺らよりもお前に恨みがあったようだな』

最底辺決定戦の結果は斎藤で決まり…彼は従えていたゴブリン達に食い殺されていく。そして最後は里を奪われたラドガの怒りの矢が斎藤を貫通。

戦いが終わって数日。
カレリアのお墓に挨拶をして立ち去ろうとする武。そんな彼にラドガが伝える。勇者を共に倒して元の世界を取り戻したいと。

『俺の動機は私怨だぞ…』

動機は違えど目的は一緒。エルフ族も仲間に加え…安田を倒して異世界の秩序を取り戻す事を決意する武。

場面は安田へ。
内田からの報告書で武が同級生の一部を倒した事実を知る。

『害虫は駆除すべきだ…』

武に対して敵意を向ける安田。彼は同級生達に広田武討伐令を発令していく。ここで第2巻は終了。

豚の復讐【2巻】感想

豚の復讐(2)

不細工だが圧倒的主人公感を醸し出す武が堪らない作品である!ラスボスである安田はかなり手強そうな相手だが…最後に安田の頭を垂れる姿が見たくて堪らない!

そして武の無能力ではなくまだ明かされない謎の能力があるような気がするんですよね。武のスキル名は「???」になっている状態。

個人的に武はもしかしたらチート級の能力を持っている可能性を考えています(笑)

異世界転生×復讐劇といった斬新な切り口の作品。武を狙う牙も過酷さを増していきそうで目が離せない漫画になりました。

異世界の異種族を従えて勇者となったクズなクラスメイト達へ復讐する物語。画力もあって適度なグロさも魅力。話題の漫画なので是非、チェックしてみて下さいね!


豚の復讐(1)

豚の復讐

原作・著者黒田高祥 / 仁藤砂雨
価格682円(税込)

男はずっと、ずっと、ずっといじめられ続けてきた。いじめられ続けた理由はただ一つ「顔が豚に似ているから」。日々過酷さを増す絶望の中、偶然転移した異世界で掴んだ小さな幸せ。しかし、その幸せは同じく転移してきた同級生達に無残に踏みにじられる……。舞台は異世界ーー。今、ただ黙って虐げられ続けてきた男の復讐の物語が始まる。「俺を“豚”扱いしてイジメ続けてきた同級生(あくま)どもはーーひとり残らず鏖(みなごろし)だ。」

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