豚の復讐【1巻ネタバレ】豚と罵られた男…異世界でクラスメイト34人への復讐が開始!

豚の復讐(1)

漫画「豚の復讐」第1巻の見所や感想をお届け!第1巻には1話~4話まで収録されています。今までにない異世界転生モノの復讐劇!

主人公は安田武といった高校生。彼は豚と称されて3年B組のクラスメイトから過酷なイジメを受けていく。人生を諦めようとした時…まばゆい光に包まれて武は異世界へ転生。

そこでは豚のような顔を功を奏してオーク族に仲間と認められる事へ。異世界で恋もして順調な日々を送っていた武。

しかし、彼の安息な日々は一瞬にして崩れていく。
なんと3年B組のクラスメイト達も異世界へ転生されていた。さらに特殊能力も備えて世界を蹂躙。武はオーク達を従えてクラスメイトへ復讐を誓っていく。

復讐する中で次第に明らかになっていく元凶。生半可な復讐は許されない豚と罵られた男の物語が開始されていきます!

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豚の復讐【1巻】ネタバレ

豚の復讐(1)

1話ネタバレ

主人公である広田武(ひろたたけし)は豚のような顔といった事で3年B組のクラスメイトから虐げられる日々を送っていた。生半可ではない暴行と屈辱にまみれた日常。

『てめぇは豚だろ…黙ってさっさと食え』

イジメの主犯格である松永琉絆空(まつながるきあ)を筆頭に野理、鎌田といった取り巻きも一緒になって武を追い詰めていく。周囲もそれに呼応。誰も武を助ける者はいなかった。

生きているだけで地獄を味わう武。彼は全てを諦めて終わらせようと向ってくる電車に飛び込んでいく。

まばゆい光と共に武の身体は異世界へ転生。彼はオークやエルフのいる異世界で順応して新しい生活をしていた。

ちなみに武が異世界でオークに襲われない理由はオークに似た豚のような顔をしているからだと解釈。オーク達は武を仲間だと認識。武もオーク達と仲良く生活をしていた。

『こんな暮らしもあったんだな…』

新しい世界の生活に感慨深さを抱く武。さらにエルフ族のカレリアといった女性は妹の文奈にそっくりで武は彼女に恋をしていた。リアル世界の文奈に関しては自宅の火事と共に亡き人になった事が明かされる。

カレリアにペンダントをプレゼントして関係性も良好。全てが順調だった異世界での生活。そんな平和が破られたのは一瞬であった。

ある日、武がオークの拠点に戻ると無惨なオーク達の姿。拠点の中央にはリアル世界で自分を虐げてきた松永、野理、鎌田の三人がいた。まず何故、彼らが異世界にいるのか驚く武。

『気づいたらお前以外のクラス全員34人…異世界に来ちまってたんだよ』

同胞を殺され…怒るオーク。松永達に立ち向かっていくが…異世界転生した松永達はスキルを身に着けており…向ってくるオークを一蹴。松永は武のスキルやレベルなどを確認するが…最弱であった武。

さらに松永の腰にはカレリアにプレゼントしたはずのペンダントが輝いていた。それをどうして持っているのか尋ねる。

『俺ら…こないだエルフ狩りしてきたんだよ…狩りっつっても女狩りだぞ』

松永達はエルフ族を凌辱。
カレリアもその被害者であった。さらに抵抗したカレリアを殺したと悪気もなく語る松永。怒りに打ち震える武は松永達に向っていくが…最弱の彼が勝てる余地はなかった。

異世界でも松永達に対抗できない武。最終的に武は崖に連れて行かれ…崖の上から落とされてしまう事へ。

枝と沼がクッションになって助かった武。取り敢えずオーク達を助けようと彼らの新たな拠点へ。そこも無惨なオーク達の姿。自分の無力さに怒りがこみ上げていく武。

『力があればあの娘も…カレリアも守れたはずなのに…』

生き残ったオーク達も同胞を殺されて怒り苦しんでいた。彼らの気持ちがわかる武。彼の中で荒々しい気持ちが芽生えていく。

『復讐だ!仇を討つぞぉ!』

生き残ったオークを従えて松永達に復讐する事を誓う武であった。

2話ネタバレ

松永達は異世界の人間を捕まえて奴隷のように扱って凌辱していた。彼らの周囲をオーク達と共に囲んで様子を見る武。

スキルが使える宝玉といったアイテムを外しているのを確認した後…武はオーク達に合図。一斉に石つぶてで松永達に奇襲をかけていく。

『無様だなぁ…転げまわってよ』

奇襲は成功。
松永を一旦、気絶させる。野理が逃げる武を捉えて追いかけていく。回り込んで来た野理を待ち伏せしていたオーク達が槍で串刺し。まず一人。

続いて鎌田の元へ。
彼はあっさりオーク達に背後を取られて顔面を握りつぶされていく。

『きたねぇぞ豚…オーク使って不意打ちかましやがって』

残るは松永のみ。
リアル世界での恨みも全てぶち撒けていく武。分が悪いと感じた松永は命乞いを始めていく。さらに自分は一度武を助けた事があると切り出す。

『クラスの連中がお前ん家に火を点けるって言ったときも俺は止めたんだ』

初耳だった武。
自宅の火事を巻き起こしたのはクラス総意の意見だったと明かす松永。

『あいつらが…文奈を…』

自分を虐げてきたクラスメイトにも怒りがこみ上げる武。彼が怒りで我を忘れている隙に宝玉を取ろうとする松永。しかし、姑息な行動な想定内。

松永が自分を庇ったのも嘘だと見抜いていく。なんとか命だけは助けて欲しい松永。頭を地につけて命乞い。しかし、武が松永を許すはずもなく問答無用で槍を脳天から突き刺してとどめ。

人を殺してしまった事への複雑な感情が武にこみ上げるが…自分が異世界に来た理由は同級生達を鏖にするためだと解釈。

『さぁ…復讐の始まりだ…』

武はクラスメイト残り31人にも復讐する為…心を鬼にしてオーク達と共に復讐の狼煙を上げていく。

3話ネタバレ

武とオークは異世界のある街に辿り着いていた。影から街の様子を覗く。そこは同級生であった岩本、加村が主導で異世界の人間を愚民扱いしていた。

自分達を34人の勇者だと語る岩本。
3年B組のクラスメイトは異世界転生され、個々に特殊なスキルを持ち…異世界の魔王を倒し勇者として讃えられていた。そして魔王なき世界で彼らの我欲は一般の民衆にまで向けられていた。

街の中央では逆らった人間を丸焼きにしていた岩本と加村。自分の父親が殺されて涙を流すカーナといった女性。

『お前…エロい身体してんなぁ…』

彼女に目をつける加村。
スキルを駆使してカーナを捕らえて弄ぼうとする。

『お願いです…娘だけは…』

カーナの母親が娘を庇おうとするがスキルを目の前で見せつけられて対抗が出来ない。さらに焼け焦げた死体を見た二人は武の妹の言及。

『思い出すよな…岩本…豚の妹…ウケる!』

確実に彼らも火事の一件に絡んでいると確信を得た武。オーク達と共に復讐を誓っていく。

岩本と加村はカーナを連れてある屋敷へ移動。彼女を凌辱しようと加村が先に手を出していく。そんな彼らの前に姿を現す武。自宅の火事の件について問い詰めるが二人は白を切っていく。

最初は誤魔化す二人だったが…武の質問にボロを出す二人。開き直って家に火をつけた事を認める。

『だったら…なんだよ』

『安心したよ…お前らが思った以上にクズで』

武も心置きなく岩本、加村の二人に復讐が出来ると喜ぶ。取り敢えずカーナを置いて先に武を排除しようとする二人。スキルを駆使した攻撃が武に向っていく瞬間…。

オーク達と共に準備していた屋敷の仕掛けであっさりと二人を追い詰めていく武。

武の作戦は見事に成功。二人に身体を痺れさせる成分の入った水を飲ませて動きを封じていく。

『お前らには妹の死についてしゃべってもらう…そして妹より苦しんで死んでもらう』

武の静かなる怒りが岩本、加村に向っていく。

4話ネタバレ

岩本と加村を拘束する武。
屋敷の大きな食卓テーブルにて二人と書き取りゲームを開始。これはリアル世界で武が二人から試されたゲームであった。

自己分析をして自分の欠点を洗いざらい出すゲーム。それを今後は二人に課す武。

『内容に矛盾があったら殺す』

ペンも無いので耳を引きちぎって血液をインクにして書けと指示。武の指示に従って答えを書いていく二人。

質問も終わって結果発表の時へ。

『嘘を書いたな…よって火炙りの刑とする』

嘘など書いていないと訴える二人。しかし、放火に関わった人間の名前の中に二人は自分の名前を書き込んでいなかった。

薪を大量に集めた部屋に二人を放り込んでいく武。ここで武はもう自分は手を出さない事を誓う。

『が…その子はどうかな?』

二人の処分をカーナに任せる武。岩本、加村の二人に父親を火炙りで殺されたカーナ。彼女の怒りが収まっているはずもなく…彼女は松明を薪に注いでいく。

燃え盛る薪。炎が二人に近づいていくと二人は命乞い。同時に元凶となる生徒の名前を挙げていく。

『安田だ!火事は安田のせいだ』

武いじめの元凶は全て安田の指示だと語る加村。しかし、彼らの命乞いは虚しく処分はカーナに任せる武。カーナはさらに油を注いで二人を火炙りにして復讐を果たしていく。

一方、元凶を知って怒りに打ち震える武。
安田徳則といった男の背景が描かえる。安田は所謂…パーフェクトヒューマン。上級国民であった。さらに武の母親は安田の屋敷の家政婦を仕事にしていた。

そんなある日…妹の文奈が車に轢かれる事件が発生。その場に居合わせた武。車で通りすがる安田に助けを求めていた。

『安田…早く病院に…』

安田は武を無視。
そのまま車で走り去ってしまう。さらに妹を撥ねた犯人はまったくの無関係者。闇に葬られる事件であった。

その後、武は安田を問い詰める。何故、妹を助けてくれなかったのかと。妹を轢き逃げしたのは安田であった。認めた上で彼は悪気もなく政財界の重鎮が来る会議に遅れて迷惑をかけてしまった事の方が罪である事を語る。

『君の妹が同じ天秤に乗るわけがない』

妹の命を蔑む安田。
そんな彼に発した言葉を取り消すように訴える安田。しかし、彼はこれ以上来ると母親の仕事を奪う事を暗に匂わせていく。

この日を境にして武へのいじめはより過酷になっていった事が明かされる。

『元凶は安田…』

復讐の本丸を見つけて怒りが沸々とこみ上げていく武。異世界に彼を守る権力はないと最後に安田へ復讐する事を誓って第1巻は終わりを告げていく。

豚の復讐【1巻】感想

豚の復讐(1)

異世界転生モノと言えば美男、美女といった作風が多いですが…この作品はそんな多くイケメンや美女がいる訳でもなく豚と罵られた男の復讐劇がこれでもかと描かれる注目の作品。

反響も出始めており…ハードな復讐系が好きな人には是非、チェックしてもらいたい作品。

武の復讐はクズ過ぎる相手が多いので成功すると気分爽快。殺されたオーク、エルフ族、異世界の人間達の分まで徹底的に復讐をしてもらいたいですね!

しかも復讐相手はクラスメイト34人。
かなり骨太で濃厚な復讐劇になると思うので今から期待できる漫画です!


豚の復讐(1)

豚の復讐

原作・著者黒田高祥 / 仁藤砂雨
価格682円(税込)

男はずっと、ずっと、ずっといじめられ続けてきた。いじめられ続けた理由はただ一つ「顔が豚に似ているから」。日々過酷さを増す絶望の中、偶然転移した異世界で掴んだ小さな幸せ。しかし、その幸せは同じく転移してきた同級生達に無残に踏みにじられる……。舞台は異世界ーー。今、ただ黙って虐げられ続けてきた男の復讐の物語が始まる。「俺を“豚”扱いしてイジメ続けてきた同級生(あくま)どもはーーひとり残らず鏖(みなごろし)だ。」

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