漫画「オタサーの姫殺人事件」は荒木宰先生の作品。コメディ要素ありのミステリーサスペンス漫画。
ある大学の漫画・アニメ同好会。いわゆるオタクサークルがあり、4人の男達が仲良く過ごしていました。そこに現れた1人の姫。可愛くて気遣いもできる姫は裏でオタサーの男たちを翻弄。
夢見る男たちでしたが、ある日、部室にいくと姫の死体が…。
姫の死から徐々に輪郭を現していく姫の裏の顔。そこへ姫の妹が登場して衝撃的な一言を放ち、姫を殺した犯人を探していく物語です。
オタクたちのミステリーサスペンス。そして姉と妹のギャップ。犯人は誰なのか…など非常に面白い作品。オタク、ミステリー、スケベ…この3つのワードにピンッと来たら買いの漫画です!
目次
漫画「オタサーの姫殺人事件」ネタバレ

- 姫城しいな(ひめぎ しいな)
突如、オタサーに現れた姫。健気で気遣いができる良い子…だが実はビッチ。 - 青鹿孝路(あおしか こうじ)
この漫画の主人公的な人物 - 聖生一尊(せいりゅう かずたけ)
オタクの割に見た目がチャラい。 - 阿知圭太郎(あち けいたろう)
頭の固そうな生真面目眼鏡オタク。 - 宮食楽(みやじき がく)
いっつも何か食べてる正にイメージ通りのオタク。 - 姫城るいな(ひめぎ るいな)
しいなの妹。性格は真逆のドS体質。
突如現れる姫君にオタサー歓喜!
男4人で漫画・アニメの話で盛り上がるむっさいオタクサークルに突如、姫城しいなといった女性が降臨。以後、彼女は姫といった名称でオタクサークルの掃き溜めに鶴となり、サークルを盛り上げていきます。
姫はかなり、あざとい女性ですが、女性経験や耐性のない男ならイチコロとなる素振りでオタサー4人を翻弄。
序盤はオタサー男4人のスケべ心をくすぐるよような描写が連発(笑)
そして青鹿と姫の関係が中心に描かれていきます。やがて青鹿と姫は恋人関係に…。ホテルで大人の関係に…なんて際どい描写もあり。
しかし、以降は青鹿の恋心をぶち壊すような驚愕の展開へ…。
姫の死体…!?そして明かされる姫とオタク達の関係性
姫がオタサーに入ってからサークル活動は活発に。学祭にて出し物をすることに。
そして学祭当日。
共同で創った考察本が売れていき、幸せを噛みしめる青鹿だったが、姫の姿を見ていない事に気づく。サークルの部室で着替えすることを聞いていた青鹿は部室へ。
扉を開けると醜怪で凄惨な姫の死体が横たわっているのだ。
姫の死後、男4人が姫との思い出や関係を暴露していく。そこは摩訶不思議な出来事が…。それはオタサー4人が姫の恋人同士だったのだ。4人とも姫と体の関係を持っていた。
糞ビッチな姫との関係性を暴露した事でサークルクラッシュ(崩壊)が起こる。
青鹿だけ姫はただのビッチでない事を証明すると息巻いていく。(ちなみに姫がビッチであった事は納得、確信している模様)
姫の幻影…!? 実は意外な人物であった…
姫の死に落ち込んでいる青鹿。そんな彼の前に姫そのものが現れる。幽霊、幻覚なのか…なんて考えながら姫に懺悔をすると突如、強烈なビンタがとんでくる。
「気安く触るなキモオタ」
ドSな姫がカツラを外して正体をバラす。実は姫の格好を真似た妹:姫城るいな だったのだ。
そして、るいなは青鹿を聞き込みに行くぞと連れ出す。
「お姉は殺されたんだよ!」
ビッチな姫とオタサー4人の和気あいあいとした展開から一転、ミステリー色が醸し出されて次巻へ続く。
漫画「オタサーの姫殺人事件」感想

清純そうな姫が実はビッチで…それを取り合うオタク達の醜い争いが絶妙でカオス(笑)
序盤は和気あいあいとした雰囲気なのに姫が死んでからは突如、ミステリーサスペンス色が強くなっていき、ドンドンと惹き込まれていく展開へ。
コメディ系ミステリーかと思いきや、本格的なミステリー展開で今後に期待できる作品。
前述しましたがオタク、ミステリー、スケベ…にピンッと来たら買って損しない漫画です。テンポも良くちょっとスケベで面白いです☆彡是非!

オタサーの姫殺人事件
天使のように可憐な「姫」は、突然僕らのサークルに舞い降りた。姫の魅力と気遣いで、サークルの空気は一変する。僕と彼女の距離は縮まり、ついに信じられない夢のような時間を過ごす。永遠に恋人同士と思っていた……あの凄惨な光景を目にするまでは……! 恋と謎とスケベ心が交錯する、驚愕のサークルクラッシュ・ミステリー!!
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