女の園の星【1巻ネタバレ】声出して笑えるおすすめギャグ漫画!

女の園の星(1)

新シリーズをご紹介する。「このマンガがすごい!2021」オンナ編第1位。女子高の男性教師を主役にした漫画である。

女の園の星【1巻】あらすじ

女の園の星(1)

女子高が舞台というけど色気のようなものはほぼなく、基本的にしょーもないゆるいギャグマンガ。あらすじは無いこともないが言ってもしょうがないようなアレなので、ネタバレに移るとしよう。

いちおうは各話完結方式である。主人公の名前は星という。星先生である。

女の園の星【1巻】ネタバレ

女の園の星(1)

1時間目

「絵しりとり」の話。星先生の担任クラスで、絵しりとりが流行っているのである。それも、学級日誌の備考欄で。担任なので星先生は毎日目を通している。だがある日、謎の絵が描かれた。人間らしいが、何か茫洋としている。星先生にはなんだか分からない。だがさらに翌日はどう見ても「イカ」であった。謎の絵の前は「スマホ」だったので、「ホで始まりイで終わる言葉」だと思われる。「布袋(寅泰)」「哺乳類」「放心状態」など諸説出るが、結局答えは「星先生」であった。

2時間目

ある日、授業中に生徒が「先生、犬が」と言う。犬がどうしたのかと尋ねると、なんかベランダに、犬が宙吊りになっていた。「な なんで?」と困惑する星先生であるが、上の階のクラスの担任の犬をクラスで預かっているという話であった。その話を聞いてしまった行きがかり上、数日犬を自分のクラスで預かることになった。ある日、犬に眉毛を落書きした者がいた。星先生は全員に目をつぶらせ、「これをやった者は手をあげなさい」と言ったのだが、全員が手を挙げたのだった。全員でやったらしい。

3時間目

星先生のクラスに、授業中漫画を描いている少女がいた。その生徒から、漫画の内容について相談があり、読んでみてほしいと言われて星先生と友人で同僚の小林先生が二人で読む。内容は無茶苦茶であった。実は昔漫研だった星先生、内容についてアドバイスをするのだが、アドバイス通りに書き足していったらもっとひどい内容になったのだった。

4時間目

あだ名の話。小林先生はポロシャツばかり着ているので「ポロシャツアンバサダー」というあだ名をつけられていた。いかにもな女子高ノリである。星先生もスタンドカラーの同じシャツばかり着ているので、「僕はスタンドカラー伯爵かも」とか言い出す。さてその後、小林先生と星先生は二人で飲みに行く。この二人は仲良しなのでちょくちょく一緒に飲みに行っているらしい。星先生はさいしょ笑い上戸で、後半になってくると謝り上戸である。で、串カツ屋の看板に「ペットOK 秘伝のタレ」と書いてあるのを見て「秘伝のペット?」とか言っていたら、それを通りすがりの自分の生徒に聞かれ、あだ名が「秘伝のペット」になった。

5時間目

提出された授業のノートの中に名前がないものが混ざっていた。読んでみると、内容は「星先生観察日記」であった。しょうもないことをしてないで勉強しろ、という意味で星先生は「もっとがんばりましょう」とハンコを押すのだが、生徒は「もっと観察しろ」という意味にとるのであった。また、星先生が職員室で「30日の誕生日が~」とか言っているのを聞いてしまい、30日にサプライズを仕掛けることになるのだが、実はそれは星先生のではなくその子供の誕生日だったのであった。やっぱり観察が甘いな。

女の園の星【1巻】感想

女の園の星(1)

面白かった。途中素で爆笑してしまった。

どこまで見たことがあるようで、多分かつてどこにもなかったタイプのギャグ漫画ではないかと思う。

かなり先を期待されているタイプの新人漫画家らしいが、筆者も先が楽しみである。


女の園の星(1)

女の園の星

原作・著者和山やま
価格660円(税込)

「声を出して笑った」の声、続出!!!漫画賞総ナメ『夢中さ、きみに。』の和山やま初連載!ある女子校、2年4組担任・星先生。生徒たちが学級日誌で繰り広げる絵しりとりに翻弄され、教室で犬のお世話をし、漫画家志望の生徒にアドバイス。時には同僚と飲みに行く…。な~んてことない日常が、なぜこんなにも笑えて愛おしいんでしょう!?どんな時もあなたを笑わせる未体験マンガ、お確かめあれ!

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