鬼ゴロシ【17話ネタバレ】一角を捕らえて警察とのカーチェイス開始！？

河部真道先生の漫画「鬼ゴロシ」最新話となる第17話。ちなみに鬼ゴロシは電子書籍ストア「eBookJapan」にて分冊版が先行配信されている作品である。電子単行本より先のストーリーを読みたい場合は是非、チェックしてみて欲しい。

そして17話。
坂田が奇面組の秩序を保つ存在である一角こと竹本誉を捉えていく。渋い、眩い、カッコいい！

鬼ゴロシ【17話】ネタバレ

冒頭、過去の回想シーンへ。
捕らえられた坂田一家。一角のお面を被る竹本誉は坂田の妻・あおいに伝えていく。

『地獄の穴を覗き込んでから、その選択を悔やんでも遅いんです』

坂田とあおいは死人だと伝えつつ、娘のりょうだけはまだ選択の余地がある事を伝える。彼女を生かしたいなら嗅ぎ回って得た資料の隠し場所を教えろと伝えていく竹本。

『言うか、言わないか、バカな女がバカなガキにしてやれる最後の選択ですよ』

そんなやり取りを思い出しつつ、坂田の運転する車は警察署前でメディアのインタビューを受ける竹本誉に躊躇なく一直線。周りにいる記者も撥ねながら竹本へ突っ込んでいく。

空高く突き飛ばされて地面に転がっていく竹本。

まだ意識はある。竹本は妻である渚の顔を見遣る。取り乱した表情の渚。竹本の記憶はメディアのインタビューで止まっていた。車で撥ね飛ばされた事に気がついていない。

『人は皆、選択の末ここにいる…地獄の穴を覗き込んでから悔やんでも遅い…なぁ竹本…いや…一角』

過去の言葉をそっくりそのまま返していく坂田。

ようやく事態を認識したのか汗が吹き出す竹本。一方、警察も動き出す。追っている坂田がわざわざ出てきたのだ。一斉に確保の合図が飛んでいく。

一方、翁である篠塚。
坂田を捉えて拳銃を構えていく。しかし、渚が篠塚の拳銃を下ろさせる。仕留めそこねて県警の手に坂田が落ちてしまうと分が悪い。

渚は誰もいない所で坂田を仕留めて欲しいと篠塚へ泣きながらお願いしていく。

篠塚は嫉妬していく。
誰もが楽しそうで自由で幸せ。何故、俺ばかりが…。車両に乗り込んで鬼のような形相になる篠塚。そして滝川の姿を確認していく。

滝川は無線で坂田に忠告。
警察の追手が行くから気を付けろと。元気の出るものをグローブボックスに入れてあると伝えていく。

グローブボックスには甘い菓子類が大量に入っていた。坂田の車を追いかける警察や篠塚達。ここで17話は終了。

坂田に詰められた時の竹本の怯えや驚きを含んだ表情は堪らないですね。追手から逃げ切って竹本から情報を奪う事が出来るのか。

そして滝川の読み通り、奇面組の翁である篠塚。彼は奇面組メンバーや世間にやたらと嫉妬心を持っている模様。彼の背景には何があるのか。嫉妬心を上手く利用して仲間に引き込めそうですよね。

竹本の運命はどうなるのか…。
続きが楽しみでしょうがない漫画の一つです。是非、興味が出た人はチェックしてみて欲しいイチ推しの漫画！

原作・著者河部真道

価格1冊88円（税込）

eBookJapanで第1話無料

15年前の一家殺人事件──。妻子を殺し自殺を図った犯人の坂田周平は15年ぶりに出所した。だがそれは“鬼”達による罠だった…！　坂田は植物状態から奇跡的に覚醒し、鬼憑伝説の残る因業の町でただ一人のリベンジを誓う!!　鬼才・河部真道が全開で挑む壮絶鬼憑復讐劇、ここに開幕!!

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