鬼ゴロシ・第13話。
今回は物語の核心が垣間見えていく内容。春原達は大きな敵、そして問題を抱えている事が明らかになっていきます。
これに対して坂田周平がどのように絡んでいくのか。
スケールもかなり大きくなってきて面白さは右肩上がり!ハードボイルドなおっさんが暴れまわる漫画。興味が出た人は是非、一度チェックして欲しい作品です!
鬼ゴロシ【13話】ネタバレ
藤田晶こと通称アキラの事務所に警察の家宅捜索。
彼は野坂一家殺人の直前に坂田と一緒にいるところが目撃されていたので事件との関連を疑われていた。
一方、春原側につく刑事である伊藤。
アキラの隣に座って近況、事情を語っていく。今回の家宅捜索はどちらにしろ行われる予定であったこと。また坂田が復活した背景はアキラが絡んでいると春原が思っている事を明かす伊藤。
『組長さんが坂田を使って何らかの絵図描いてんじゃないかと…御前はたいそう喜んでるらしいです』
ゾクッとしながらも春原達が抱えている裏事情を少しは知っているのか…。彼ら奇面組が直面している問題の方が大変だろうと伊藤に伝えていく。
伊藤は語る。
自分たちが直面している多くの問題を。まずは警察内部であった。事件を仕組んだ場合、初動捜査で片付くように春原達は動いていた。しかし、坂田を捕らえる事が出来ず、県警主導の捜査本部ができてしまっていた。
外野が内部を突けば綻びが見つかってしまう。そんな内部の懸念がある事を語る伊藤。
続いてが戦争だと語る伊藤。
野坂一家は競合相手の先鋒だと語っていく。野坂の背後にいる勢力と春原は戦争をするつもりであった。
『背後にいる勢力ってなんだ?』
伊藤に問うアキラ。しかし、御前が話していないなら伝えられないと語る伊藤。
一方、警察のトイレでは篠塚と滝川といった刑事が対面。滝川は酔いどれ刑事である。しかし、唯一、過去に坂田を逮捕した事がある刑事でもあった。彼は篠塚に坂田の様子を尋ねる。
『坂田は坂田だ』
どこか食えない印象を抱く滝川。彼は個人的に野坂を調べていた。そして彼の持つ肩書のどれが原因で殺されたと推測。
場面は変わって、再び伊藤とアキラ。
彼は野坂の背後にいる勢力が外患。坂田は内憂だと語っていく。そしてアキラに問う。本当は坂田が元に戻っていると知ってたんだろと…。
『本来の兄弟に戻るとわかっていたなら…もう遅い…どっちにしろ全員殺されるんだよ』
何やら意味深な言葉を放つアキラ。
しかし、伊藤は何も諦めていなかった。御前についていれば必ず生き残る事が出来ると自信ありげに語っていく。舐めてもらっては困ると。坂田一人で敵う相手ではないと。
一方の竹本。
ある車の鍵を手に取って倉庫へ。
『出所祝い…か』
ここで13話は終了。
鬼ゴロシ【13話】感想
今回で奇面組vs坂田だけの構図ではない事が明らかになりましたね。どうやら春原の目的は野坂の背後にいる勢力を潰す事が本丸の様子。坂田の件に関しては内輪揉めのような出来事だと捉えているようですね。
野坂の背後にいるのは名刺から推測するにマサカドグループ。一体、春原達とどんな因縁があるのか。またアキラの全員殺される発言は坂田に全員殺されるといった意味だったんでしょうかね。
元兄弟分で最も近くにいた人物だからこそわかる坂田の恐怖。坂田、春原グループ、第三の勢力。この三つ巴の戦い。最後に生き残るのは誰なのか。
坂田も歳を重ね、さらに体も上手くまだ使いこなせない状態。全快になった時、どんな鬼を見せてくれるのか。本当に続きが楽しみな漫画です!興味が出た人は是非、チェックしてみて下さいね。!
鬼ゴロシ
15年前の一家殺人事件──。妻子を殺し自殺を図った犯人の坂田周平は15年ぶりに出所した。だがそれは“鬼”達による罠だった…! 坂田は植物状態から奇跡的に覚醒し、鬼憑伝説の残る因業の町でただ一人のリベンジを誓う!! 鬼才・河部真道が全開で挑む壮絶鬼憑復讐劇、ここに開幕!!
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