萩原あさ美先生が描く背徳と禁断のラブストーリー漫画「娘の友達」最新刊となる第4巻。
今回もドキドキ…ハラハラのスリルが堪らない描写の連続。4巻は古都の両親の関係が明かされたり、晃介の娘である美也が家出したりとドタバタ続き。
さらに最後。
ラスボス的な立ち位置にいる古都の母親。彼女に古都との関係がバレてしまう事態へ。娘への執着がヤバイ母親…古都と引き裂こうとが母親の魔の手が迫っていく!?
4巻も忖度なしで面白い内容!是非☆彡
娘の友達【4巻ネタバレ】
27話ネタバレ
古都のバイト先で揉める晃介、美也、本間、三崎の4人。そしてバイト終わりの古都が現れる。
『晃介さん…どうしたんですか?…みーちゃんも…』
美也はバツの悪そうな顔で真意を探っていく。古都が気になっていた男性は私の父親だったのかと…。それを聞いた古都。テクテクと晃介の方にすり寄っていく。
『そうだよ』
絆創膏や水族館の件も全て認めていく古都。ただ、自分がしつこくしているだけで晃介は何もしていないと明かす古都。淡々と話す古都に困惑していく美也。
『おかしいよ…変だよそんなの…普通じゃないよ』
古都『普通って何?』
古都の言葉に幻滅した美也。彼女の頬へ平手打ち。泣く美也を三崎が落ち着ける場所まで連れていく。気まず過ぎる空気になってしまった本間。そのまま去っていくことへ。
取り残された晃介と古都。彼女の言葉にも空返事。晃介の内心は『すべて…終わった…』といった虚無が訪れていた。
28話ネタバレ
古都の実家である如月家には父親が帰宅していた。古都の母親は夫とのデートを望んでいたが…。
母親から邪魔者扱いされている古都は玄関先で時間を一人潰していた。すると玄関から母親の声が聞こえてくる。
『私はいつまで犠牲になればいいんですか?』
どうやら如月家の夫婦関係はほぼ終わっている模様。古都の父親には浮気相手がいる模様。古都の母を振り切って出ていく父親。そして玄関先にいた古都と対面。
『お前は小さい頃から何も変わらないな…』
父親と会話する事もなく母親のもとへ向かう古都。再び夫に出ていかれて傷心している母親を気遣っていく。部屋で一人になった古都は鏡を前に良い子と悪い子の顔を演じていく。
一方、晃介。
会社で本間から先日の件は誰にも言わないと告げられていく。同時に古都からメッセージを受け取る晃介であったが読まずに連絡先から彼女を削除しようとしていく。
また古都のインスタントカメラも捨てようとするが結局はどちらも出来ずにうなだれていく。
29話ネタバレ
課長業に頭を悩ませていく晃介。
一方、美也は晃介に渡そうとした手紙を棚から取り出して破り捨てていく。
その後、美也の成績表を学校へ取りに行く晃介。あの件以来、美也は再び学校を休んでいる。担任教師から家庭で何かあったのかと探りを入れられていく晃介。何もないと誤魔化していく。
学校から帰り。
晃介は写真屋に立ち寄っていく。古都の置いていったインスタントカメラを現像しようと手続きをしていく。写真は後日取りに来ると伝えて店を後に。
30話ネタバレ
休日だろうか…。
晃介宅に両親が訪れてくる予定であった。この日は美也も晃介の呼びかけに応じて部屋から出てくる。そして晃介は美也に対して夜ゆっくり話す時間を設けて欲しいと懇願。
晃介の両親…美也にとってはおじいちゃん、おばあちゃんである。美也は非常に冷めた態度で接していく。その様子に家庭環境が悪い事を指摘していく晃介の母親。
晃介の方も田舎に戻って両親が経営する酒屋を継げなど母親から背中を押されていく。またベランダで父親とタバコ一服。我慢する生き方はどうなんだ?と父親に問う晃介であったが途中で聞くことをやめる一幕。
そして両親も帰って夜。
美也の部屋で古都の関係について謝罪をしていく。
『本当にお父さんからじゃないんだよね…?』
それに対しては誓う晃介。
一呼吸置いて、晃介は両親の実家に引っ越すことを美也に尋ねていく。今の状況なら転校した方が友達も作りやすいだろうと…美也の為を思っての言葉であった。
『勝手に決めつけないでよ!』
自分が求めてない言葉を告げてくる晃介に怒り爆発の美也。彼女は晃介自身が他人の目を気にしているから田舎に帰りたいと解釈していた。そして怒りの沸点を超えて美也。
荷物をまとめて家を出ていくことへ。
31話ネタバレ
娘の美也が家出してしまい焦る晃介。彼女のGPS頼りに捜索を開始していく。
一方の美也。
頼る相手は三崎一人しかいなかった。三崎と合流。彼はスマホの電源を落とさせて『ぱーっと遊ぼうぜ!』と美也を元気づけていく。
GPSで美也の位置を辿れなくなった晃介。その後はもう必死で美也を探していく。気がつくと朝になっていた晃介。朝から設営の仕事が入っていた晃介。大遅刻している事に気づいて現実に戻っていく。
32話ネタバレ
課長として仕事では大遅刻。同僚に迷惑をかけていく。人事部にも呼び出されてく釘を刺されていく晃介。プライベートでは父親としてどうにか美也に帰って欲しいとメッセージをしつこく送信していく。
そして夕食だろうか…。
牛丼店で物思いにふける晃介。彼の意識は水で溺れた状態であった。そして目の前に古都が現れる幻想を見ていく。涙を流す晃介。電話が鳴って我に返る。
『キモすぎだろ…俺…』
ようやく自身を客観視した晃介。落ち着いて電話を取ると写真屋であった。いつ写真を取りに来るのかといった催促であった。
33話ネタバレ
古都が撮った写真を取りに行く晃介。彼女の事を考えたくなかったので受け取りに行かないつもりであったがダメであった。
そして公園で一人、現像された写真を見ていく。
古都の撮った写真を一枚、一枚丁寧に拝見していく晃介。涙が流れていく。なんてこと無い日常の写真であったが晃介は古都だけが俺との思い出を宝物だと言ってくれていると感動。
そして写真の中に黒い背景にポツンと浮かび上がる球体の写真があった。それを思い出す晃介。何気なく撮った月の写真である。古都も同じ絵を撮ろうとしていた事が嬉しかった晃介。
一方、古都。
晃介に渡すつもりだったが破り捨てた手紙を母親が復元して問い詰めてられていく。
『掃除をしていたら見つけたんだけど…これは何?』
母親から奪い取って家を出ていく古都。
晃介は帰り道、古都からのメッセージに気づいて走り出していく。向かう先は2人が一緒に猫を見つけた路地裏であった。
34話ネタバレ
路地裏に到着すると座り込んでいた古都。
『…どうして今日は来てくれたんですか?』
『口だけで君のことをちゃんと見れてなかった』
それだけを伝えたかったと告げる晃介。
古都はバイトを辞めており、理由を語っていく。母親が関与していた。晃介はインスタンカメラの現像をした事を告げる。その上で『本当はまだ辞めたくないんじゃないの?』と古都に尋ねていく。
すると古都は母親との関係を言葉にしていく。彼女は私がいないとダメ…的なニュアンスを伝えていく古都。
『でも…お母さんは君の寂しさを埋めてくれるの?』
タイミング良く古都の母親から連絡。晃介は古都から電話を奪い、着信を切っていく。そして彼女を抱きしめていく。
35話ネタバレ
古都をぎゅっと抱きしめた後、スマホと写真を返していく晃介。座り込む古都。そんな彼女に口を開く晃介。
水族館デート後のホテルでの一幕。あの時の答えを告げていく。
『俺には君は悪い子には思えないよ』
『晃介さん…頭をなでてもらえませんか?』
言われた通りに古都の頭をなでる晃介。そんな彼の腕を掴んで匂いを嗅ぐ古都。その後、途中まで古都を送って解散する2人。
帰り道…
古都の母親と対面する晃介。挨拶をかわして去ろうとする間際…古都の母親が名前を尋ねてくる。
『市川…晃介ですが…?』
古都の手紙を念の為にスマホで撮影していた母親。手紙の宛名と晃介が一致。去っていく晃介を睨んでいく古都の母。ここで4巻は終了。
娘の友達【4巻の感想】
この漫画で一番厄介だと思われる相手…古都の母親に関係がバレてしまった晃介。巻末に次巻予告があるのだが、どうやら古都の母親がとんでもないアクションを起こしていく。
もし、これが拡散されてしまえば晃介は社会的死に値する状態になりかねない…。
あ〜〜〜怖い…怖い…(笑)
次巻も読まない訳にはいかない漫画である『娘の友達』…禁断の人間関係、恋模様が描かれるヒューマンサスペンス。高校生ヒロイン・古都の色気が凄いのでそれだけでも読む価値ある漫画です!
娘の友達
家庭では「父親」として、会社では「係長」として、「理想的な自分」を演じるように生きてきた主人公・晃介。だが、娘の友達である美少女・古都との出会いにより、彼の人生は180度変化する。社会的には「決して抱いてはいけない感情」に支配されながらも、古都の前では自己を開放でき、社会の中で疲弊した心は癒やされていく……。「社会」のために「自己」を殺す現代社会へ鋭く切り込む、背徳のサスペンスが幕を開ける。
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✅ 娘の友達【5巻ネタバレ】出張先の旅館に訪れて愛を確かめ合う禁断の関係へ!?
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