どうせ無能な僕なんて…【3巻ネタバレ】自己卑下して人を貶して見下す男に制裁が下る!

どうせ無能な僕なんて【クズメン百鬼夜行】

漫画「どうせ無能な僕なんて…」クズメン百鬼夜行シリーズの第2弾となる3巻をご紹介!

今回のエピソード結末巻である。
後田への対応を改めて完全独り立ちさせようとする聡美。

努力もしない…仕事はできない彼の結果は想像通りのものになっていく。そして責任を全て聡美へ押し付けようと企む後田。

彼のクズ過ぎる画策に対して聡美の怒りが爆発していく!

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どうせ無能な僕なんて【クズメン百鬼夜行】

どうせ無能な僕なんて…【3巻】ネタバレ

どうせ無能な僕なんて【クズメン百鬼夜行】

髪型をポニーテールにして気持ちを一新した聡美。雰囲気も変わった事でオフィスがざわついていく。そして彼女の出社に気づいた後田。

『イメチェンですか…?』

三十路の聡美にはその髪型は似合わないと貶そうとしていく。しかし、彼の言葉など無視して書類の提出を申し出ていく。

そして聡美は課長のもとへ。
話があると切り出した後、後田を呼び出して課長から伝えていく事へ。

今後は聡美のサポートは程々にして納期の確認から手配まで後田へ一任する事を伝えていく。

『独り立ちの試験って感じかな』

聡美は流れは全て教えており、マニュアル通りにやれば大丈夫だと伝えていく。卑下モードに入る後田であったが彼に付き合う気はサラサラ無い聡美であった。

そして商談が開始されていく。
後田を突き放した聡美であったが…取引先に迷惑がかかっていないかだけ心配していく。

場面転換。
取引先の社長と対面して形式的な説明。契約内容について承諾。早速、発注をしていく社長。

『ところで松井くんは元気ですか?』

以前は聡美が取引していた田中商事。社長も彼女のお気に入りであった。そして社長はカタログの件について用意したのが後田ではなく聡美がまとめあげて彼をサポートしている事をわかっていた。

『君は松井くんにサポートしてもらっているんだね』

卑下モードに入る後田。
同時に聡美を貶すような言葉を吐き捨てていく。彼の見当違いの言葉に怒りを覚える社長。今回は聡美の顔を立てて目を瞑る事を伝えるが…。

『次回の担当があなたではないことを祈ります…もうお帰り頂いて結構ですよ』

取引先の社長から辛辣な言葉を告げられる事へ。

精神的に効いた後田。帰社すると聡美への怒りを爆発させていく。聡美が余計な事をするから取引先社長への印象が悪くなってしまったと。

彼に何を言われようが冷徹に立ち振る舞う聡美。

沸々と怒りがこみ上げる後田。
発注の変更をせずにそのまま承認させてミスを聡美になすりつける計画を画策。

『あのいけ好かない田中社長にも迷惑がかかって松井の評価もガタ落ちだ…』

そして誰もいないオフィスで後田は発注変更をせずに承認書類として提出。あとは納品当日を待って聡美を出し抜くつもりであった。

そして田中商事の担当から連絡が入る。しかし、その連絡は受注通りの納品と作動テストも思った事の報告であった。

『受注通りの発注になってる…どうして!?』

焦って周りをキョロキョロする後田。
そんな彼に聡美が詰め寄っていく。

『私のデスクにこっそり隠すなんて正直そこまでクズだと思ってなかったわ…後田さん』

後田の考えている事など全てお見通しであった聡美。さらに彼女は課長にも後田の行動を注視していて欲しいと頼み込んでいた。

彼が変更依頼をせずに書類を通す現場を覗き見していた課長。後田の言い訳は通じなかった。

卑下モードに入って聡美も貶していく後田。

『甘ったれんじゃないわよ!』

後田のひがみ根性を見兼ねて叱咤する聡美。彼に突き刺さる言葉の数々で追い込んでいく。ぐぅの音も出ない聡美の言葉に追いやられて泣き崩れる後田。

『ここは会社なの…あなたの甘えた考えじゃ誰も仕事を任せようとは思わない…一緒に仕事をしたいと思わないわ』

後田に対して進退をどうするか求める聡美。

数カ月後…。
聡美は別の新人の担当になっていた。プレゼン資料作りに不安を感じていた新人。しかし、聡美のサポートもあって前向きに努力しようとしていく。

後田と違って素直な新人に嬉しみを感じていく聡美。最後に後田のその後が明かされていく。彼は会社を辞めており、聡美のいるオフィスは彼がいなくなった事で以前よりも結束力が高まっていた。

自己卑下男は消えて会社の雰囲気は増々になった事が明かされて「どうせ無能な僕なんて…」エピソードは終了。

どうせ無能な僕なんて…【3巻】感想

どうせ無能な僕なんて【クズメン百鬼夜行】

自己卑下しつつ他人を見下す男に制裁が加わっていく第3巻。終盤は聡美の痛快で爽快な行動や言葉によって彼の鼻をへし折っていく事に成功!

なんかもう後田がネガティブ過ぎて彼が変わる事は難しいのではないと思う内容でしたね。

取り敢えず聡美の誤解や手柄も取り戻せて一件落着。3話完結型のオムニバスシリーズ。卑屈で他人を見下すクズメンが淘汰されるスッキリ爽快な漫画を求めている人に是非、おすすめの作品です!


どうせ無能な僕なんて【クズメン百鬼夜行】

どうせ無能な僕なんて…【クズメン百鬼夜行】

原作・著者西優木
価格165円(税込)

常にネガティブな”自己卑下男”後田(うしろだ)の教育係となったOLの聡美(さとみ)。健気にサポートするも、後田はウジウジと自分を否定し続け、全く?み合わない。ある日、聡美のとある事実を知った後田の態度が豹変し……? 現代にはびこる有象無象の”クズメン”を描いた百鬼夜行シリーズ第2弾!

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