漫画「生者の行進Revenge」分冊版の第51話をご紹介！
今回で結末になっていく。個人的にまだ続きがありそうな雰囲気だったので第2部に入っていくのかと思ったが今回で完結である。
今回は基本的に事件の背景や各々のキャラクターのその後を中心に描く内容。
遥と省吾のラブストーリー要素なども入って二人の恋愛要素が気になっていた方には大満足の内容に仕上がっている。
これで終わるのは名残惜しいが作者であるお二方の次回作にも是非、期待したい！
生者の行進Revenge【51話】ネタバレ
婚約者からのプロポーズに困惑する遥。そして彼女は記憶を取り戻していく。遥の意識化の声に叫ばれて彼女の元へ向かっていく省吾。
走っていく中で自分の気持ちに嘘は付かないと決心していく省吾。
『佐倉ぁっ！』
彼女を抱きしめていく省吾。
ボロボロと泣く遥。彼女の言葉から記憶が戻っている事を察する省吾であった。
『俺は生きとるから…もう大丈夫や…一生離さへんから』
二人の感動的なシーンで屋上にいた誰もが二人を祝福していく。遥の婚約者さえ涙を流して二人を讃えていくのだ（笑）
花火大会も終えて屋上から病室に戻っていく一同。省吾と遥は同僚達が気を利かせて屋上を少しの時間だけ二人で使ってゆっくりして欲しいと明け渡していく。
緊張する遥。
省吾は遥の背後に回って手で彼女の目を覆い隠す。
『俺と呼吸を合わせて…ゆっくり…目ぇ開けてみ』
街並みの景色から蛍のような綺麗な球体の光が沢山浮かんできていた。お盆なので先祖が各家に帰ってきている現象だと明かす省吾。
省吾の見えている世界に心臓の鼓動が高鳴る遥。そして見つめ合う二人はロマンチックな中…唇を交わしていく。
場面は翌朝へ。
省吾は退院。不破、リカ、ありさの3人がお出迎え。
送迎してもらう中で省吾は不破の後ろにいた山口先生の霊が消えている事に気づく。事情を語る不破。
『すまない不破…二階堂…今まで迷惑をかけたな…』
山口が成仏していく時の様子を明かす不破。
彼は自分を憎しみから解放してくれたのは犬飼さとしだと語っていた。
不破が省吾に尋ねる。
山口先生の魂を救ったのは本当に犬飼さとしだったのかと。省吾は本当の意味で山口を救ったのは不破とありさの思いやりの気持ちだと伝えていく。
『そうか…ありがとう…神原先生』
場面は警察の取り調べ室へ。
犬飼さとしは事情聴取を受けていた。相良と沢田の死亡原因について聞き取りされていた。
『相良は倒れたあと数分間意識があったようだけど…何か会話はしたかい？』
犬飼は相良との最後のやり取りを思い返していく。
相良は最後に犬飼に対して復讐を終えたら残りの人生は人の為に生きて欲しいと伝えていた。彼と交わした最後の言葉は心の中に仕舞う犬飼。
刑事には最後は特に何も話していないと告げていく事へ。同時に取り調べ室は母子の幽霊がうろついていた。刑事へある場所を調べてみて欲しいと最後に伝えていく。
場面はリカへ。
彼女は不登校であったが夏休みが終わると同時に登校して新たな一歩を踏み出していく。
最後は省吾と遥へ。
温泉旅行の計画で浮かれる遥。
『俺は別に一緒ならどこでも…』
仲睦まじい二人のウエディング写真が最後は描かれて「生者の行進Revenge」は幕を閉じていく。
生者の行進Revenge【51話】感想
各々が新たな一歩を踏み出した形で「その後」が描かれて幕を閉じていく。
綺麗にまとめ上げた印象だが省吾と犬飼さとしの直接対決などなかったのが少し心惜しい部分である。
最後は少しラブストーリー要素なんかも入って省吾と遥が幸せになってくれたのは良かった。遥の婚約者があれだけ勢いづいていてあっさり引き下がったのは驚いたが…（笑）
前作と比較するとホラー要素はマイルドな感じになったがスピンオフ漫画として見れば十分に楽しめる作品であった。何より絵が非常に綺麗になってキャラクターなどが映えて魅力的になっている。
興味が出た人は是非、チェックしてみて欲しい。同時に前作である「生者の行進」も合わせて読んでおくとさらに楽しめる内容に仕上がっています！
生者の行進 Revenge
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