大蛇に嫁いだ娘【9話ネタバレ】冬を終えて大蛇が舞い戻る…妊娠話を切り出して意外な方向へ!?

大蛇に嫁いだ娘

漫画「大蛇に嫁いだ娘」単話版の第9話の見所や感想をお届けしていきます!

今回は冬が終わって遂に大蛇がミヨの元へ帰ってきます。数ヶ月ぶりの再会もあって最初は少しぎこちない二人。さらに逞しくなったミヨも描かれていきます。

終盤では「子供」について大蛇へ話をしていくミヨ。

勘違いもあって事態は思わぬ方向へ。また今回でミヨから完全に大蛇に対する恐怖や怯えが消えている事もわかります。二人が結ばれる日も近い!?

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大蛇に嫁いだ娘【9話】ネタバレ

大蛇に嫁いだ娘

大蛇と初めて口づけを交わした日に妊娠をしたと感じていたミヨ。それから月日は経過。遂に冬を終わり…春が訪れる。

冬眠を終えた大蛇も屋敷へ帰ってくる事へ。
緊張して玄関を開ける大蛇。すると急いでミヨが出迎え。彼女は片手に茶碗を持って現れる。

『すみません…行儀悪い…』

そして笑顔で大蛇の帰宅を迎えていくミヨ。久しぶりの再会もあって沈黙が流れる二人の空気。

大蛇のお腹も鳴っていたのでまずは腹ごしらえをする事へ。

二人で山中に出向いて二匹の鹿を捕獲。数ヶ月の間で逞しくなったミヨを見て関心する大蛇であった。

『大蛇様…夜に話したい事があります』

捕まえた鹿の腸抜きをしていると突然…気分が悪くなってしまうミヨ。

木陰で休んで大蛇におぶって屋敷まで運んでもらう事へ。屋敷につくと布団で少し身体を休める。大蛇はミヨの身体を心配して夜の話を今度にズラすか尋ねていく。

『いえ…今日お話します』

大蛇が部屋から立ち去ると抑えていた感情が爆発して突然泣き出していくミヨ。彼女の中で不安と恐怖が入り混じっていた。

自分の親に碌な愛情も注がれずに育ってきた自分が宿した子供をしっかりと育てる事が出来るのか…ミヨの不安はそこにあった。

同時に過去の自分のような想いはさせたくないと決心するミヨ。

『お待たせしました』

体調が戻って大蛇と対面。
伝えていた話を切り出していく。まずお腹に子供がいる事を告げる。そして自分の気持ちを大蛇に表明していくミヨ。立派な母親になる事を伝えていく。

『子は…腹の子は誰の子だ』

想定外だった大蛇の言葉に困惑するミヨ。
しかし、大蛇はミヨに子供を宿すような行為をした覚えはなかった。

『だって…あの日…口づけしたじゃないですか…』

キョトン顔になる大蛇。
口づけ=妊娠すると思っていたミヨ。大蛇であろうが口づけだけで人を妊娠させるような特別な力はない事を伝える。

妊娠はミヨの勘違いであった事が判明。
緊張の糸が途切れて脱力していくミヨ。色々な感情が交錯していく。そして大蛇は伝える。人間と同じで最後までしないと妊娠はできないと。

両者の目が合うと今回の件を笑い飛ばしていく。同時に少し安堵したミヨ。

『訳も分からず…急に親になるんじゃなくて良かった』

涙ぐむミヨを慰める大蛇。
子育ては二人で行うし…心配しなくて良いと。子供も事は追々考えようと告げると頷くミヨ。

『ということは…つまり…しても良いってことだな…』

顔を赤らめて頷くミヨ。
彼女の曇っていた気持ちも晴れて今夜は寄り添って就寝する事へ。

只…一点だけミヨの中で解決しなかった事があった。それはもし自分達が子供を作ったとして…どんな子供が産まれてくるのか…一抹の不安だけ残して床につくミヨであった。ここで第9話は終了。

大蛇に嫁いだ娘【9話】感想

大蛇に嫁いだ娘

さすがに口づけだけで妊娠するといった設定はなかったようですね。今回は少しミヨの過去も明かされていきますが…父親は早くに他界。母親にはまったく愛情を注がれずに育ってきた事が判明していきます。

個人的に一番気になっている額の大きなキズの詳細はまだ明かされていきませんが…。

あとミヨが最後に感じていた大蛇と人間の子供。本当にどんな子供が産まれてくるのか…何か特別な力を持った子供になるのか…その辺りも気になりますよね。

基本は大蛇と人間のラブストーリーなのですが設定の奥深さが感じられて非常に続きが気になると同時に今後の楽しみも沢山ある作品となっています。

次でミヨと大蛇が遂に身体でも結ばれていくのか…。楽しみが尽きない漫画です。興味が出た人は是非、チェックしてみてくださいね!


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大蛇に嫁いだ娘

原作・著者フシアシクモ
価格合冊版:792円(税込)分冊版:1冊99円~

「傷モノの娘だ。ちょうどよい」そう言われ、山の主である大蛇のもとに供物として嫁いだ少女ミヨ。喰われるのではないかと怯えるミヨだったが、大蛇は夫婦になれたことを喜んでいる様子。しかし、大蛇の愛情表現は人間のそれとは大きく異なり――異種族ゆえのすれ違いを耽美な筆致で描く、ピュアな異類婚姻譚。

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