大蛇に嫁いだ娘【12話ネタバレ】ミヨの額にある大きな傷の裏事情が明かされていく注目の内容!

大蛇に嫁いだ娘

漫画「大蛇に嫁いだ娘」単話版の第12話の見所や感想をご紹介!

今回はミヨの過去が明らかになっていく注目の内容。

ミヨの額にある大きな傷。
この原因が判明していきます。過去に遡って語られるミヨと家族の話。

さらにミヨの弟である渉も登場して姉が生きている可能性を知って生活に希望が生まれていく事へ。

村にミヨの父親を嵌めた悪がいる事…そして遂に僧侶も大蛇の目と鼻の先まで近づいてきて波乱の前の静けさが漂っていきます!

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大蛇に嫁いだ娘

大蛇に嫁いだ娘【12話】ネタバレ

大蛇に嫁いだ娘

大蛇と愛を確かめ合う夜。
交わりが終わるとミヨは大蛇の身体について語る。

『大蛇様の身体は綺麗ですね…私は顔に傷があるから…』

脱皮する大蛇の身体が羨ましいと告げていく。大蛇はミヨの額にある大きな傷についてどうして出来たのか尋ねていく。

『私が8歳くらいのころ…』

ミヨが過去を語りだしていく。
額の傷は村の子供達にイジメられて出来た傷であった。何故、村の子供達に虐められる状況になったのか…ミヨはその原因が父親にある事を初めて明かしていく。

『人殺しの罪に問われていたんです』

ミヨは父親である清之助(せいのすけ)を好いていた。まだ虐められる前…ミヨの家族は幸せそうな一家であった。

そして友人である喜助に誘われて村長の息子でもある徳郎の家へ遊びに出掛けていく。

清之助はミヨも連れていき…徳郎にはミヨと同世代のハツミといった娘もいた。

『今日はありがとな…また飲もう』

和やかに飲み会が終わり…眠ってしまったミヨを抱きかかえて喜助と共に清之助は帰路へ着いていく。

途中まで一緒に帰って分岐点で喜助と分かれる清之助。暗闇の道を歩いていると喜助は背後から何者かに襲われてしまう。

『え…喜助が死んだ』

その後…清之助の自宅に村の治安部隊の人間が訪れる。

彼らは昨晩最後に居たのは清之助であった情報を掴んでおり…喜助を殺した犯人は清之助だと決めつけていた。村長の息子で清之助の友人である徳郎も苦い表情をしていた。

そのまま連行されていく清之助。

彼は拷問されて真実を吐くように告げられていく。必死で自分ではない事を訴える清之助であったが…信用される事はなかった。拷問が終わると拘束していたロープを自分で噛み切って逃げていく清之助。

『これ…あいつの履きもんです』

翌日…家族のもとへ清之助の草履だけが届けられていく。彼は逃げた先で自ら命を絶っていた。

その日を境にしてミヨの父親は人殺しのレッテルが張られていく。当然…村の住人達はミヨを含めた家族をのけ者扱い。

母親は清之助の死から精神が崩壊して放心した毎日を送っていく。

『この傷はあの頃を思い出してしまうんです』

大蛇の元へ嫁ぐ前の裏事情も話すミヨ。大蛇へ嫁ぐ話を真っ先に了承したのは自分の母親であった事を明かす。

ミヨにとって両親は大切な存在だが…たまに許せなくなる時があると吐き出していく。

ミヨの過去話を聞いて彼女を慰めると同時に自分の脱皮についても語る大蛇。脱皮を繰り返しても治らない傷もあると。しかし、時間がかかれば傷は薄くなっていくと称してミヨの額の傷もいずれ目立たなくなると優しい言葉をかけていく。

『私が食ってやろうか?』

最後に冗談交じりでミヨを爪弾きにした連中を食ってやろうかと問う大蛇。

一瞬だけだがミヨは満更でもない表情へ。

『またまた~』

すぐに笑顔になって冗談を笑い飛ばすミヨ。そのまま就寝する事へ。昔話をした事でミヨは弟である渉の事を思い出していく。

場面は村にいる渉へ。
人殺しの父親の息子といった事で未だに酷い扱いを受けていた渉。彼は文句を言わず村人達の指示通りに動いて精一杯に生きていた。

元二といった男だけは渉の事を気にかけており…彼に海苔付きのおにぎりを食べろと差し出していく。

『おっちゃん…なんで俺なんかに優しいの』

元二は無愛想に見えるが彼の優しさに涙を溜めていく渉であった。それを見ていた村人三人。元二にいい気分ではなかった。

『もし…すみません』

そこへ現れたのが僧侶。
村人へ大蛇の場所を尋ねていく。ハツミも訪れて僧侶の話を聞いていく。半蔵から話を聞いたのか…大蛇が女性と一緒に暮らしている事を掴んでいた僧侶。

『何故ミヨさんのことを知ってるんですか?』

ハツミの質問に答えず…大蛇のいる場所だけ聞いて立ち去っていく僧侶。

一方…久しぶりに姉の名前を聞いてミヨの事を思い出していく渉。僧侶のやり取りを聞いてミヨが生きている可能性がある事を知って気持ちが高ぶっていく。

『渉に会いたいなぁ…』

ミヨも渉も思い出して弟に会いたい気持ちが芽生えていく事が明かされて…第12話は終了。

大蛇に嫁いだ娘【12話】感想

大蛇に嫁いだ娘

ミヨが村から爪弾きにされた裏事情が明かされる第12話。
遡ると父親が殺人の罪に問われていた事が判明していく。過程を見ていくとミヨの父である清之助は人を殺すような人間には見えない。さらに飲み会の帰り道ではミヨを抱いていた。

何か清之助を陥れる為の悪意があったように思える内容であった。

今後は清之助に罪を被せてミヨ達家族を崩壊させた真犯人も明らかになっていくのか…。その裏にどんな事情があったのか…。広がりを見せていく世界観やストーリーにどんどん引き込まれていきます!

そして近い内に僧侶と大蛇。ミヨと渉が対面していきそうな雰囲気。今後も目の離せない漫画です!


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原作・著者フシアシクモ
価格合冊版:792円(税込)分冊版:1冊99円~

「傷モノの娘だ。ちょうどよい」そう言われ、山の主である大蛇のもとに供物として嫁いだ少女ミヨ。喰われるのではないかと怯えるミヨだったが、大蛇は夫婦になれたことを喜んでいる様子。しかし、大蛇の愛情表現は人間のそれとは大きく異なり――異種族ゆえのすれ違いを耽美な筆致で描く、ピュアな異類婚姻譚。

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