御池慧先生版「カラミざかり」最新話となる第10話。ちなみに桂あいり先生が描く本家「カラミざかり」も新作が出ているので是非、チェックしてみて欲しい。桂あいり先生の新作は「カラミざかり番外編～貴史と飯田～」である。
そして今回も完全に御池慧版のオリジナルストーリーが展開される形となっている。
高成がかなり良い人ぶっているので歯痒い気分なのである。高成が本家と同じ性質を持った男であれば彼は変態なのである。それなのに良い人ぶっているのでモヤモヤが凄いのである（笑）
今回の10話では里帆も意味深な言葉も告げていくので今後の展開が本当に楽しみである！
カラミざかり青年マンガ版【10話】ネタバレ
カラオケ店の一室で里帆を押し倒してキスしていく両者。カラオケ店の店員が彼らのいる部屋を通り、中をチラ見。察して何も言わずに立ち去っていく。
室内では吐息の荒くなっていく両者。
シャツのボタンを外して里帆の下着を拝んで胸に手を伸ばそうとしていく高成。
『やっぱ…よくないと思う…』
高成は交際していない相手とするのは違うとか言い出していく。興醒めである（笑）
『飯田…自分のこと…大事にした方が…いいかも』
おせっかいまで焼く高成。まったく里帆の気持ちを理解していない。その上で説教である。良かれと思っているのであろうが最悪。
『私っぽいって？』
高成は彼女からの質問に答える。里帆のイメージを告げていくのだ。真面目でいい子なんだから大切にしろと。それを聞いて上の空的な感じで納得していく里帆であった。
自分の気持ちが伝わったと感じて少し喜ばしくなる高成。
カラオケ店を出て途中まで一緒に帰る二人。他愛もない会話で盛り上がる。その状況を踏まえて先程、踏みとどまった自分を心の中で褒めていく高成。そして分かれ道でお別れ。
『とりあえず今日ので一歩前進だよな』
里帆との関係性が好転したと思いこむ高成であった。そんな彼を無言で振り返ってく含みある表情で見る里帆。
『気持ち悪ぅ…ウザぁ…』
翌日、高成は智乃に昨日の出来事を伝えていく。しかし、彼女の反応は良くなかった。逆に高成は最悪の選択をしたと伝えていく。
そこへ貴史と里帆が訪れる。
久しぶりに4人が集まって談笑。そんな中、エロガキである貴史が切り出していく。
『今日学校でやんね？いい場所見つけたんだよ』
智乃は予定が入っていると伝えてキャンセル。さらに今後はあまり貴史宅など行けなくなる可能性も伝えていく。
それを聞いて高成は思う。
智乃も前の先輩と頑張っているのだと…。高成も貴史の誘いを用事があると断っていく。最後に里帆へ尋ねる貴史。
『私は時間ある…大丈夫…』
その言葉を聞いてショックを受ける高成。そして里帆を呼び出して真意を探っていく。
『なんでなの？昨日わかってくれたよね？』
無言を貫く里帆。必死に里帆を繋ぎ止めようとする高成。そして、ようやく里帆が口を開く。
『放課後…山岸くんも来てね…』
まさかの逆お誘い。彼女の真意がまったくわからずに悩む高成であった。ここで第10話は終了。
カラミざかり青年マンガ版【10話】感想
清楚系ビッチである里帆の事をまったく理解していない高成。まだ里帆の事を純情で真面目でいい子だと勘違いしている。
次の放課後でどんな展開になるのか楽しみである。
桂あいり先生の描く本家「カラミざかり」ではまったく描かれないオリジナルストーリー。
貴史と絡み合う姿を見せられて高成の性癖も疼きだしていくのか…。これはこれで初々しい青春物語で非常に面白い！是非、気になった人はチェックしてみてくださいね！
カラミざかり～ボクのほんとと君の嘘～
100万ダウンロードの成人向け同人漫画の傑作が、青春漫画となって生まれ変わる！当たり前の日常を過ごしていたクラスメイトの男女４人は、ある日、興味本位で訪れた男子の部屋で一線を越えてしまう。動き出した高校生たちの青い欲望は、複雑に絡み合い、もう誰にも止められない。しかしそこには、高成が淡い恋心を寄せていた飯田もいて…。主人公・高成の揺れる恋と悶える性の物語。
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