漫画「いじめるヤバイ奴」2巻ネタバレ!正気の沙汰じゃない虐めバトルが勃発!?

いじめるヤバイ奴(2巻)

中村なん先生が描く衝撃作「いじめるヤバイ奴」待望の最新刊となる第2巻の配信がスタート!今回で新しいキャラも登場して主人公である仲島を翻弄。ますます「ヤバさ」が増してきています(笑)

この漫画は虐めする事を強要されている主人公の仲島の苦悩や葛藤。そして仲島を意のままに操るヤバ過ぎる女子である白咲さん。この二人が織りなす壮大なヤラセいじめが展開!(ただ本気で虐めないと仲島は白咲に殺されるかも…)

2巻では1巻の終盤に転校してきた加藤との直接対決。さらに仲島を運命の人だと言う、白咲さん並にヤバイ新キャラも登場してきますよ!

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いじめるヤバイ奴

漫画「いじめるヤバイ奴」2巻ネタバレ

極悪非道な転校生といじめバトル勃発!

どこか影のある転校生・加藤。
何やら胸騒ぎを感じた仲島は彼に自分の恐ろしさを示す為、白咲を虐めて一発かます事にする。しかし、仲島の問いに対して微動だにしない加藤。

突如、席から立ち上がった加藤はいきなり仲島の顔面をグーパンチ。

『やめてくれないかな、いじめ…』

その一言にもしかして『田中2号』ではないかと錯覚する仲島。また面倒な奴が来たと思った瞬間…加藤がとんでもない行動に出ていきます。

白咲さんに近づく加藤は彼女の制服を剥ぎ取り、普通に顔面パンチ。そして彼は白咲=自分の玩具だと仲島に語っていきます。実は加藤…生粋のいじめっ子だったのです。

仲島のようにヤラセで虐めをしている人間ではなく、体が本能的に虐めする事を求めるような男・加藤。

ここで仲島にある妙案が浮かび上がります。
加藤が白咲を虐めてくれるなら自分は白咲から解放されるのではないか…。虐めたい人間と虐められたい人間。白咲と加藤の目的は合致しているはず…。その事について白咲に確認を取る事にする仲島。

しかし、白咲さんの返答は「私のいじめっ子はお前だけだからな」…理不尽さを感じつつも自分の命を守るため、白咲の目的を探る探究心も出てきた仲島は『いじめ』で加藤に勝つ覚悟を決意していきます。

正気の沙汰じゃない虐め対決スタート!

そして仲島と加藤は白咲に対する虐め対決をする事へ。勝った方が今後、白咲をいじめる権利を持つといったモノ。くじ引きで虐める順番を決める二人。先行は仲島へ。

しかし、この勝負…理論的には後攻の方が有利。

劣勢をはねのけ、加藤が白咲に今後手を出さないように仲島が繰り出した虐めは…うんこを白咲の体に塗りたくる事。

そんな異常な仲島の様子に恐怖すら覚える加藤。うんこまみれの女には触りたくない加藤。そして虐めは遊びだと考えている加藤と本気で命を守る為に虐めをしている仲島…。

覚悟の差が出る事になり加藤は戦意喪失する事へ。勝負から降りる判断を下す加藤。見事に生粋のいじめっ子との直接対決に勝利する事になる仲島。

弱点を見抜かれる主人公…!?

盛大な白咲いじめ対決は見事に仲島の勝利で終わる事へ。
しかし、仲島に違和感を感じた加藤は勝負の後、白咲を公園に呼び出して仲島の事を根掘り葉掘りと聞いていく事へ。加藤は感覚的に仲島は本当のいじめっ子ではないと肌で感じていたのだ。

そんな仲島の弱点やレッテルを剥がす為、暗躍する加藤。

加藤は白咲に100個の質問。
模範的いじめられっ子の回答をしていく白咲。しかし、ここで加藤がある事に気づき、最後の質問へ…。

『仲島はお前以外をいじめたことはあるか?』

この質問に一瞬間を置いて答える白咲さん。その時の白咲に得たいの知れない恐怖と寒気を感じる事になる加藤。しかし、最後の質問で収穫を得た加藤はある仮説をたて実行していく事へ。

主人公に訪れる最大のピンチ…!?

翌日、加藤の脅威は消え去って心置きなく白咲を虐めていく仲島。しかし、クラスへ戻ると加藤は別の女子生徒を虐めていたのだ。

そして仲島に対して白咲ばかりでなく別の生徒も虐めて見ろといった挑発が…。

仲島の虐めはあくまで白咲に強要されてやっているだけに過ぎない。ここで他生徒に手を出したら本物のいじめっ子になってしまう…そう考える仲島は加藤の挑発に躊躇う事へ。

しかし、ここを切り抜けなくてはボロが出てしまう…そう考えた仲島は『ヤバイ奴感』を出しながら無名女子生徒をイジメようとする行動へ出ていきます。ただ、先生が教室に来る事を計算した上での演技。本当に虐めるつもりはありませんでしたが先生が止めに来る事はなく…振りかぶった手を降ろそうとした瞬間…。

なんと仲島が他女子生徒を殴ろうとするのを止めたのは白咲だったのです。

白咲のおかげで他生徒を虐めずに済んだ仲島。加藤の仲島に対する疑いも白紙状態へ。同時に仲島は白咲の思惑が益々わからなくなる事態へ。

強烈キャラ登場で大波乱の展開…!?

一難去って屋上で二人きりになる仲島と白咲。

『お前は私だけのいじめっ子、私以外いじめたりしたら絶対に許さないから』

そう仲島に告げて去っていく白咲さん。しかし、この二人のやり取りを聞いていた人物が突如として現れてきます。それは仲島と同じクラスである青山といった可愛い女子生徒。

仲島が白咲から虐めを強要されている事実を知った青山は彼を抱きしめて優しい言葉を投げかけていきます。ようやく自分を理解してくれた人が現れた事で泣き叫ぶ仲島…。

しかし、青山のぶっ飛び様はすぐさま仲島を現実へ引き戻していきます。

『私と一緒にあの女を殺すんでしょ? アイラブユー仲島』

もう完全に意味不明…(笑)
白咲さん並に壊れた女が青山だったのです。彼女は仲島が自分の運命の人だと言い放ち、白咲を殺して二人でこれから愛し合おうと語っていきます。

青山の放つ言葉がどこまで本気なのかわからなくなっていく仲島。彼は青山といった女性を見極める為、学校帰りに尾行をしていく事へ。しかし、尾行もつかの間…一瞬目を離した隙に青山は仲島の背後から登場。

仲島の制服が血で滲んでいく様子が描かれて2巻は幕引きとなります。

漫画「いじめるヤバイ奴」2巻の感想

いじめるヤバイ奴(2巻)

白咲さんだけでなく加藤や青山といった濃すぎるキャラも登場して物語を引っ掻き回していく事になる第2巻。支離滅裂だけれど面白い作品。

加藤は仲島の疑惑を明らかにしたい…青山は白咲さんを殺して仲島と愛し合いたい…そして白咲さんは仲島に本気で虐められたい…もうこの先、どんな展開が待ち構えているのか予想ができません(笑)

しかも次巻はどうやら京都修学旅行編に突入。旅行中にヤバイ奴らのタガが外れていく模様。非常に楽しみ(笑)

かなり尖った過激な内容の作品。いじめを題材にしているので読む人を選ぶと思いますが、読んでいく内に虐めている仲島といった男子生徒の方が可哀想になってしまう内容になっています(笑)

シリアスと言うよりやり取りそのものをギャグやコメディとして見ると非常に面白いですよ☆彡


いじめるヤバイ奴

いじめるヤバイ奴

原作・著者中村なん
価格462円(税込)

ただの「いじめ」ではありません。仲島は、クラスに君臨する「いじめっ子」。いじめの対象は儚げな女の子・白咲さん。暴虐の限りを尽くし、彼女は毎日いたぶられた。憑りつかれた様にいじめる仲島は、どこか狂っていた。──そう、狂っていたのだ。この「いじめ」の真相。仲島は、「いじめ」を強要されていた。いじめられっ子の白咲さんによって。加害者になるという未知の恐怖。悲劇とは、彼のことを言うのだろう。

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