水溜まりに浮かぶ島【ネタバレ】小学生と殺人犯が入れ替わるミステリーサスペンス開幕!

水溜まりに浮かぶ島

漫画「水溜まりに浮かぶ島」は三部けい先生が描く新作漫画。三部けい先生と言えば「僕だけがいない街」や「夢で見たあの子のために」など人気作を連発する実力者の漫画家さん。

今回、新たに紡がれていくストーリーもミステリーサスペンス系になっており、好きな人には堪らない設定や出来事の数々が1巻から巻き起こっています。

主人公となるのは明神湊(みょうじんみなと)
ある出来事がきっかけで湊はとんでもない悪人と心が入れ替わってしまう…。先の展開がまったく読めないスリルと混沌が入り乱れていく作品。ミステリー・サスペンス系の漫画好きならチェックしておいて損のない漫画に仕上がっています!

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水溜まりに浮かぶ島

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水溜まりに浮かぶ島【ネタバレ】

1話ネタバレ

ある兄妹の生活が明かされていく。
主人公である明神湊と妹である渚(なぎさ)の生活風景である。母親は何日も家に帰ってきておらず、兄妹が食べる食料も残りわずか。湊は直感的に今日か明日に母親が帰ってくると思うと渚に伝えていく。

小学校へ登校する湊。その過程で近所に住むフタバねーちゃんと遭遇。家庭事情を心配されるが周りに気づかれると厄介になる事を知っている湊は『大丈夫だ』と嘘をついていく。

そんな中、放課後になり校門を見遣ると母の姿を捉える湊。涙を流しつつ一緒に自宅へ。そこには留守番をしていた渚。彼女も泣いて母親の帰りを喜んでいく。

数週間ぶりの再会をした親子。
母はいきなり遊園地に遊びに行こうと二人を誘っていく。遊園地を満喫していく妹の渚。湊は母親に訪ねていく『毎日は帰ってこれないの?』と…。母親はもう少し待って欲しいと伝えていく。

景色も暗がりになってくると母親は湊に『持ってて』と言って財布の中の全額を湊に渡していく。これは母のまた数日間居なくなるけど、後は頼んだよ…といった湊にしかわからない合図であった。

そして母親の誘導で観覧車に乗らされる兄妹。母親は搭乗して来ず、地上で待つ。観覧車に乗って地上にいた母を見て口の動きを観察する湊。

『サヨナラ…』

母は二人の前から姿を消していく。
悪い予感のした湊。帰って来て、いつもなら2日〜3日は滞在するはず。それがたったの1日で…しかもサヨナラと…。そんな中で観覧車にいきなり落雷。

一瞬、意識が飛んで目が覚めると湊の前には首をへし折られている女性が観覧車の中で横たわっていた…。

観覧車の鏡に映る自分を見て、さらに驚愕する湊。その姿は見ず知らずの男性であった…。

2話ネタバレ

第2話では湊の意識が入った男の背景が明かされていく。
ニュースで取り上げられる現金強奪グループの一人・黒松といった男であった。現金強奪時の背景が明かされていく。黒松、六月、野崎、中淵、椿といった5人である事務所に乗り込んで現金を強奪していく。

どうやら計画の要は椿といった男であったが、話の食い違いがあった事が明かされていく。本来は7千万円〜8千万円はあるはずだったが、金庫の中には3千万円しか入っていなかった。

椿は4人で金を分けろと指示。
必ず埋め合わせすると告げてグループは解散。その後、事件が明るみとなって捜査対象となったのが椿を抜いた4人であった。

4人は椿に嵌められ、襲撃した事務所はヤクザと繋がっている闇金であった事もあり、警察とヤクザ組織から追われる身になった事を痛感していく黒松。

ここで黒松は合流していた中淵と共闘契約を結んでいく。何故、中淵なのか…それは彼が窃盗屋としてのキャリアがあるから。そして二人は六月が椿と強く繋がっている可能性を感じていたからである。

二人は水面下で椿を探し出して、椿が持っている…または情報を握っている1億2千万円を奪おうと計画していく。

その後、すぐに六月の居場所を探し当てて対面していく黒松。そして二人は遊園地で話し合いをしていく。六月を脅して彼女の本音を引き出していく黒松。六月は椿と繋がっていなかった…。彼女も騙された一人だったのだ。

さらに密な話をしようと六月と共に観覧車に乗っていく黒松。彼は500万円を差し出して六月に逃げろと伝えていく。六月の信用を勝ち取っていきながら、黒松は山分けした金の在り処。椿と繋がった経緯を六月から引き出していく。

そして問題の事件である。
六月から引き出せる情報を引き出した黒松。彼が六月に伝えた事は全て嘘。そのまま彼女を首をへし折っていく。同時に落雷。湊が黒松の体に入ったように、黒松も湊の体に意識が入り込んでいた。

3話ネタバレ

湊、黒松共に今の状況をなんとか理解しようと奔走していく。

黒松は湊と渚は親に育児放棄されている兄妹だと直ぐに解釈。渚を遊園地に置いて自分の体がどうなっているのか確認しようしていく。しかし、湊を追いかけてくる渚。

黒松はひとまず渚をどうにか処理する事を考えていく。

一方の湊が入り込んだ黒松。
彼は六月の死体をおんぶして飲みすぎて寝てしまった程で上手く観覧車から脱出。取り敢えず体から出てきた車の鍵を頼りに駐車場へ。そして鍵と合致する車を発見。

六月の死体を一先ず置いて、車を物色。カバンには大量の現金があり、自分の乗り移った人間がかなりヤバイ人である事を判断していく。

同時にもし、この男の心が自分の体(湊)に入っていたら渚が危ないと判断していく湊。

4話ネタバレ

交番に迷子の子供が来ていない確認を取ろうと向かう湊。しかし、指名手配犯の人相を見て驚愕する。そこには湊が乗り移った黒松の顔が映っていたのだ。

ここで意識が入り込んだ男は指名手配犯であり、誰にも頼る事ができない人物であるを解釈。頭を悩ませていきます。それでも渚を守る為、駅のホームから自宅に帰ろうとしていく湊。

ここで電車に乗って自宅に帰ろうとする兄妹。電車に駆け込もうとする黒松がすれ違う事へ。湊に入った黒松は自分自身の焦った表情を見て直ぐに察知していきます。

『俺とガキは人格が入れ替わっている』

この異常な現象で手に入れた湊の体。黒松は天からの贈り物だと解釈。湊に成りすまして彼の人生を丸ごと頂く事を企んでいきます。

5話ネタバレ

電車に乗って遅れて湊も自宅に到着。
家の前で双葉と目が合ってしまい、彼女に覚えられて怪しまれる存在へ。

一方、黒松はA案、B案と考えていく。
A案は別の場所でゼロからやり直す。同時に過去の一切を消去する案であった。B案は独り立ち出来るまで湊として生活をしていく事。都合次第でいつでもA案に変更も可能だと考えていく。

外では自宅にどうやって入ろうか考えている湊。
すると背後から双葉が声をかけてくる。完全に怪しまれている湊(体は黒松)。とにかく渚を守りたい湊は双葉に圧力をかけて「ヤバイ人間」である事をアピール。

咄嗟に110番していく双葉。
湊の考えはアパート周りを警察が嗅ぎ回ってくれれば黒松は何も出来ず渚も安全だと考えての事であった。

同時に自宅に近づけなくなった湊は途方に暮れていく。黒松は外を覗き込んで双葉が警察と会話している様子を確認。湊が自分の体で怪しい行動をしていたからだと直ぐに察知。

自分から湊と接触する為、渚に屋根があって外で寝られる場所を訪ねていく。

『…おにいちゃん、なんかきょうヘン…』

渚から場所を聞き出せず…。
一方の湊はザラメと呼称する野良犬がいる神社へ。床下に潜っては疲れていて直ぐに眠ってしまう。そして右手に持つ携帯は電源が入っていた。

湊の持つ携帯から位置情報を割り出していた椿。彼はその場所へ向かっていこうとする。

ここで1巻は終了。

水溜まりに浮かぶ島【感想】

水溜まりに浮かぶ島

所謂、入れ替わりサスペンスである。
小学生の湊は極悪人である黒松といった男の体へ。黒松は湊の体へ。落雷に打たれて心が入れ替わってしまう。黒松の方は警察やヤクザから追われる身。

小学生の湊が逃げ切れる程、甘い世界ではないと思うのだが…どうなるのやら。また最後に描写された椿。彼は何故、黒松を追う必要があるのか…

謎が謎を呼ぶ展開である「水溜まりに浮かぶ島」。この漫画タイトルも何か物語のヒントになっているのか…。今後も期待したい漫画である。興味が出た人は是非、チェックしてみてください☆彡


水溜まりに浮かぶ島

水溜まりに浮かぶ島

原作・著者三部けい
価格610円(税別)

明神湊(みょうじんみなと)と妹の渚(なぎさ)の幼い兄妹は長く帰宅していない母親を待ちながら日々を過ごしていた。ある日の放課後、久しぶりに姿を見せた母親は、遊園地へ行こうと切り出す。湊は母の帰宅に安堵するもすぐに、不審な提案・言動を取る母に再び不安を募らせる。母を残し乗り込んだ観覧車に突然雷が落ち戸惑う湊。目の前には妹の渚はなく、知らない女性の死体が。そして、窓に映る自分もしらない「誰か」であった。「僕だけがいない街」三部けい最新コミックス!!

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