中村なん先生が描く問題作『いじめるヤバイ奴』最新刊の第4巻が登場。今回で前回からの続きである怒涛と狂気の京都修学旅行編はクライマックス。あの生粋のいじめっ子を自負する加藤がとんでもない事態へなっていきます。
そして終盤からスタートする新たな舞台が『文化祭』
文化祭実行委員に選ばれる主人公の仲島。ヒロインの白咲さん。しかし、グループは別々となり、いじめが困難な状況へ。さらに仲島へ想いを寄せる人物が登場。いじめを守り、いじめを強要される仲島が翻弄されていきます!
ではでは、4巻の見所やポイントをご紹介!
漫画「いじめるヤバイ奴」4巻ネタバレ
他クラスでガチのいじめが発覚。阻止しないと教師陣の見回りが強化されてしまい、思うようにいじめができないと感じた仲島は『いじめっ子探偵』となり他クラスのいじめ撲滅へ乗り出していきます。
まずは男子トイレを覗くと早速、怯えた表情の女子生徒・緑田(みどりだ)と対面。直感で彼女がいじめを受けている対象者である事に気づく仲島。そして彼女をいじめる犯人を割り出すべく、緑田を監視していく事へ。
しかし、仲島監視の下であっても遂行されてしまう緑田へのいじめ。
一体誰がどうやって緑田をいじめているのか悩む仲島でしたが、いじめ現場に落ちていたヒントから推理して犯人を特定していく事へ。
偽りのいじめっ子がガチのいじめを暴き解決へ!
昼食になるとA組面々の前に姿を現す仲島。
彼は推理して得た情報から緑田をいじめる犯人を割り出していきます。緑田いじめの犯人は水泳部で全国トップクラスの潜水記録を持つ男子生徒・早川と名指しする仲島。
ただ、彼も素直に認めるわけはなくアリバイがある事を伝えていきます。
ここから仲島探偵の明確な推理、A組クラスメイトによるいじめ問題の供述によって追い詰められていく早川。緑田のいじめ問題は明るみとなり解決。ちなみにA組全体が仲島の味方をした背景が明かされる場面も…。
早川より仲島に楯突く方がヤバイと思わせて買収をしていたのです(笑)そんなわけでイレギュラーに発生した他クラスメイトのいじめ問題は解決。
続いて自分が抱える問題に立ち向かっていく仲島。
修学旅行最終日に巻き起こる惨劇…
そして修学旅行最終日の夜。
仲島は白咲の悪事を暴く為、青山と密会中。一度トイレへ行くため去っていく青山。すると密会場所に白咲さんが登場。もし青山が戻ってきてしまうと密会している事がバレて、作戦遂行が困難になると判断した仲島。
彼は白咲さんの『お仕置き』を誘発させる為に意を決した言葉を放っていきます。
『もういじめるのをやめることにする』
いじめっ子ペットでもある仲島の反逆に怒りを露わにする白咲さん。思惑通りに仲島をお仕置きルームへ移動。なんとか青山との密会がバレる事を防ぎましたが、血だらけになる恐怖のお仕置きが開始されていきます(笑)
しかし、今日で全てを終わりにする予定であった仲島。屈服する事なく白咲さんのお仕置きから逃げる事に成功。逃げている最中に青山へ連絡して作戦の遂行をしようとしますが、何者かの殴打によって気を失う事になる仲島。
目覚めると目の前には加藤。そして有刺鉄線に囲まれており、手足は拘束状態。加藤の思惑が語られていき、仲島は暴力を受けていく事へ。
仲島を追いかけ、現れたのは白咲さん。
彼女は有刺鉄線を素手でこじ開けて加藤と対峙。白咲vs加藤といった構図へ。勝負の行方は圧倒的な実力差を見せて白咲さん。途中、白咲さんは加藤へ自身が仲島にいじめを強要している事実をバラしますが無問題。
絶望的な実力差とお仕置きによって廃人状態となり白咲さんに屈服する加藤。
彼は白咲さんに『いじめっ子をやめる事』『仲島と自分の秘密を口外しない事』を義務付けられて素直に承諾。そこには生粋のいじめっ子であった加藤の姿は見る影もなく…。
同時に白咲が仲島を助ける様子を木の陰に隠れて見ていた青山。彼女もまた白咲さんに限りない絶望を感じていました。仲島・青山の作戦は遂行されず、加藤は廃人へ。白咲さんの一人勝ちといった状態で京都修学旅行編は終了。
今まで通りの学校での日常へ戻っていきます。
ヤバイ奴がもう一人登場!
いつもの日常に戻ると仲島を好意の視線で見る女子生徒が一人…そう、早川のいじめを仲島に救ってもらった緑田です。
そんな中、担任教師から文化祭実行委員を任命される仲島と白咲。実行委員の仕事中であってもいじめをしろといった圧力を受けていく仲島。頭を悩ませていきます。
さらに実行委員では別々のグループになってしまい、白咲いじめが困難な状況へ。また仲島の実行委員グループには緑田の存在。彼女が行動を起こしていきます。
いじめを受けてボロボロな状態で仲島の前に現れる緑田。この事実が明るみになると修学旅行でいじめ問題にナーバスになっている教師の見回りが強化されてしまう事態を知っていた仲島。
仲島は苦肉の策として緑田を「いじめから守る」覚悟をしていきます。ただ緑田はいじめを受けている訳ではなく仲島の気を引く為の自作自演によるいじめ。面倒な女に目をつけられてしまう仲島。
一方、白咲さんからは「早急にいじめに来い」といった指令を受ける事へ。緑田、そして白咲さんの狭間で翻弄される事になる仲島。ここで4巻は幕引きとなります。
漫画「いじめるヤバイ奴」4巻の感想
見所満載であった第4巻。
修学旅行編で仲島の状況が好転する事はなく今まで通りといった結果へ。増して厄介な女子生徒に目をつけられる事になったので状況は悪化するばかり…(笑)
もう仲島が不憫で仕方ない状況です(笑)
あと4巻は白咲さんvs加藤の対決は大きな見所。物理的に男性でもある加藤の方が有利ですが、白咲さんはある武器一つで加藤を屈服させていきます。白咲さん…かなりエグいです(笑)
次巻から文化祭の裏に潜む巨悪も登場して新たな展開を向かえる模様。斜め上からのいじめをテーマとした問題作。興味が出た人は是非、チェックしてみてください!刺激的な漫画です☆彡
いじめるヤバイ奴
ただの「いじめ」ではありません。仲島は、クラスに君臨する「いじめっ子」。いじめの対象は儚げな女の子・白咲さん。暴虐の限りを尽くし、彼女は毎日いたぶられた。憑りつかれた様にいじめる仲島は、どこか狂っていた。──そう、狂っていたのだ。この「いじめ」の真相。仲島は、「いじめ」を強要されていた。いじめられっ子の白咲さんによって。加害者になるという未知の恐怖。悲劇とは、彼のことを言うのだろう。
↓↓以下でいじめるヤバイ奴のネタバレをまとめています↓↓
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