漫画「イジメカエシ。復讐の31(カランドリエ)」は村下玖臓先生が描く作品。まず最初に言っておくがかなりぶっ飛んでいる作品である。読む人を選ぶ漫画かもしれないが痛快で爽快!
やられたから殺り返すといったシンプルな発想も漫画らしくて良し!
カレンダーをモチーフにしたアイドルグループ「カランドリエ」。アイドルらしい華やかな活動の裏には壮絶な苛めがあるのだ。そんな苛めの対象者が今作のヒロイン。アイドル名として『31』といった名付けがされている。
カレンダーモチーフなのでグループの総勢は31名。そしてこの漫画は31が30人に復讐を仕掛けていく物語。アイドル物だけど内容は過激で物理的な血と涙、そして嘔吐と排尿など狂気の復讐劇が繰り広げられていきます。
漫画「イジメカエシ。」ネタバレ
超人気アイドルグループ「カランドリエ」の31人目であり『31』と親しまれるヒロイン。華やかに見える活動であるが裏側では27から壮絶な苛めを受けていた。
プロデューサーに打ち明けても取り計らえずアイドル業界は『隠蔽体質だから…』不祥事が起きてももみ消すだけと脅されていく。
そんな誰も味方がいない中、27に苛めだけは止めてもらおうと直訴していく31。苛めは止めると承諾した27であったが次は物理的な死をプレゼントしようと31に襲いかかってくる事態へ。不祥事が起きても業界が隠蔽をしてくれる。そんなバックボーンがあるからこそ、暴挙に出ていく27。
31は死を予感した瞬間。
咄嗟に目の前にあったバールで27を殴打。31は快感を覚える。ここで彼女は覚醒。今までやられた分、やり返せば良い…。27をボッコボコ…いや死を与えた後、彼女は自分に対して苛めをしてきた残りグループ29人に復讐を決意していく。
黒幕に辿り着いていくヒロイン…!?
27を打ちのめした後のターゲットは27とユニットを組んでおり、陰湿な苛めをしてきた30と19にターゲットを絞っていく31。一気にサイコバスキャラへと変貌を遂げていく31。
30、19に対しても物理的な死を与えていきます。
そんな中、27・30・19が死んだ事で動き出す人物が存在。カランドリエ人気トップクラスである『4(フィア)』である。静謐でクール。そしてミステリアスな印象を持つ彼女。
自身の凱旋リサイタルに31を呼び出して急遽31に対して出演を依頼していく。そしてライブ前に27達の元締めがフィアであった事を知る事になる31。
下らなさ過ぎたフィアの苛め理由に怒り絶頂の31。そして凱旋リサイタルの舞台を完璧にやりきった後、誰もいないドームに31を呼び出していくフィア。
27達をけしかけて苛めをしていた理由が明かされていく。それは単に31の苦痛で歪んだ顔が見たかったから。そして27達が居なくなった今、フィアは自分の手で31の苦痛で歪んだ顔を見ようと襲いかかっていく事へ。
元締めは倒したがアイドルグループの闇は深い…!?
死闘を繰り広げていくフィアと31。
31が優勢に立っていくとフィアは闘う事を諦めて31にキスをして自らの命を絶っていくことへ…。
不本意な死に怒りを露わにしていく31。
そして31に対する苛めの元締めが死んだ事で終わりを見せるのかと思いきや、ファイのスマホには意味深なメッセージが残されていた…。
『4様へ、ちゃんと殺した?』
フィアを手懐ける人物がいる事を示唆して1巻は幕引きとなっていきます。
漫画「イジメカエシ。」感想
アイドルが普通に血反吐を吐き、嘔吐をして、排尿までしていくイカれた漫画(笑)所謂リョナラー好みの漫画である。
可愛い顔したアイドルが復讐の為、サイコパスに変貌を遂げていく作品。かなり読む人を選ぶ漫画であるが、痛快&爽快感を味わえる。また31の苛めを指示していた本当の元締めも存在する事からまだまだストーリー的な面白さも今後、堪能できる漫画に仕上がっています。
興味が出た人は是非、チェックしてみてください☆彡
イジメカエシ。 復讐の31
カレンダーをモチーフとした超人気アイドルグループ「カランドリエ」。華やかな活動のその影で、グループの一員である31は他のメンバーたちから毎日のようにいじめられていた。「自分が笑顔じゃなきゃ、ファンのみんなも笑顔にできないから」やられたら、殺りかえすしかない。いじめによって奪われた自らの笑顔を守るためなら“なんでも”する。他のメンバー30人を相手に、31の狂気の復讐が始まる。
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