漫画「平穏世代の韋駄天達」ネタバレ感想!最強タッグで描く怪物と神のバトル漫画!

平成世代の韋駄天達

作画は代表作『小林さんちのメイドラゴン』で知られるクール教信者氏、原作はこちらでももうすっかりおなじみの天原氏。

もともと十年ほど前に書かれたWEBマンガだったということで、作画を改め刊行という形。ちなみにWEB版はいまも公開されている。

漫画「平成世代の韋駄天達」あらすじ

ざっくりと。主人公たちは「韋駄天」である。韋駄天とは何かというと、神である。人のかたちをしているが人ではない。足が速いので韋駄天なのだと思うが、パンチ力も強いし、とにかくなんかいろいろすごい。詳しくは後述するが。

さて、韋駄天は800年前、「魔族」と呼ばれる怪物と戦い、これらを封印した。封印されたモンスターのお約束として、魔族は復活しかかっているとかなんとかで、とりあえず一巻でもさっそく一匹バトル展開となる。

平穏世代の韋駄天達」と呼ばれるキャラクターは主人公ハヤト含め三人いるのだが、その三人が魔族に対抗するための修行を始めるところまでが一巻である。

漫画「平穏世代の韋駄天達」ネタバレ

平成世代の韋駄天達

街中を吹き抜ける一陣の風。人々はそれを風としか認識できなかったが、それは韋駄天であるハヤトと、その師匠の韋駄天であるリンが走り抜けた衝撃波であった。二人は修行中である。だがハヤトはあまりやる気がない。魔物を封じてより800年、ハヤトが誕生したのは80年前なのだが800年一度も、魔物が復活してどうこうという事件は起こっていなかったからである。

そういう次第で、この時代に生まれた韋駄天を「平穏(ゆとり)世代の韋駄天」という。ちなみにハヤトのほかにイースリイ(腹黒メガネ)、ポーラ(ツインテールの少女)がいる。

ハヤトが今日の修行を終えて二人と合流したあと、ポーラの能力で、北の大氷河地帯に軍が集結しているらしい、ということが分かる。帝国ゾブルの軍であるらしい。なんだかよくわからないが、とりあえず見に行ってみよう、というテキトーな行動感覚で三人は大氷河に向かう。

そこでは、氷の中に眠る魔獣ギュードが今まさに眠りから覚まされようとしていた。

目覚めたギュードは、たまたま近くにいたポーラに向かっていきなり攻撃を開始する。神であるポーラだが、戦闘の修行はまったくしていないので歯が立たない。イースリイもである。イースリイは心臓をぶち抜かれ、死んだものと周囲から思われる。だが死んではいない。ポーラですらも驚いているが、韋駄天は心臓が潰れたくらいでは死なないのである。

ハヤトだけは修行を積んでいるので、ギュードとも戦うことができる。というか、圧倒的である。これは巻末で設定が書いてあるのだが、実はギュードはいかにも化け物然とした外見とは裏腹に、魔族の中にあっては極めて大人しく、人間が攻撃を加えでもしない限りは特に他者に危害を加えたりもしないのだという。例外は神で、韋駄天にだけは問答無用で攻撃を仕掛けてくるのだが。

さて、ハヤトはギュードの胴体に風穴を開ける。するとギュードは死んでしまう。韋駄天は死なないが、魔族というのがどういう存在なのかはよく分からないのだが、とにかくこれで死ぬのである。いちおう生物としての基本的なルールに従った存在であるらしい。

ここからは過酷な修行編が始まる。ポーラとイースリイもリンに弟子入りするのである。イースリイの方は何か企んでいるような感じなのだが。

漫画「平穏世代の韋駄天達」感想

平成世代の韋駄天達

設定だけ聞くといかにも少年漫画然としていて、しょうじき表紙など見た感じからは「週刊少年ジャンプの新連載か?」と思ったくらいだが、いや読んでみると話の骨格はしっかりと天原氏のいつもの持ち味が活きている。

先が楽しみ……と言いたいところだが、ついうっかりWEBマンガ版を読んでしまったりしそうだ。


平成世代の韋駄天達

平穏世代の韋駄天達

原作・著者クール教信者 / 天原
価格600円(税抜)

WEB漫画の傑作がWEB界のカリスマ2人の手で運命の再始動!! かつて、この世界は魔族に滅ぼされた。 近代兵器も通じない怪物魔族の前に、人類は滅びる寸前を迎えていた。打つ手を失った人間たちは救いを求めて祈り続けた。祈る以外に道はなかった。そして神は現れた。韋駄天と呼ばれる戦いの神。彼らは突如この世に現れ魔族を倒した。現在より800年以上昔の話である――。魔族を封じて800年。時は過ぎ…平和な時代に生まれた韋駄天=戦いの経験のない「平穏世代の韋駄天達」の前に再び、魔族が復活する。神・人・魔物の800年ぶり生存闘争、開幕!!!

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