外道の歌【13巻ネタバレ】人体破壊マニア男のサイコパスっぷりがヤバ過ぎる!?

外道の歌(13)

漫画「外道の歌」第13巻をご紹介!

基本的にカモ達の出番はほとんどなく、國松や興劉会、朝食会の会長選挙を中心に描かれていく。

ただ、次第にこの三者が距離を近づけていきどこかで大きくぶつかり合いそうな雰囲気を醸し出していく。特にキーマンとなるのが朝食会のターゲットでもある人体破壊マニアの逆口といった男である。

今回で彼がその姿を現すが…逆口は國松の仕事依頼を引き受けていく。同時に朝食会からも狙われる立場へ。裏のある人間達の思惑が絡んでいき…かつてないほどの緊張感と人間模様が交錯していく!

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外道の歌(12巻)

外道の歌【13巻】ネタバレ

外道の歌(13)

98話ネタバレ

まずは鶴巻。
彼の通っているメイドカフェには今回のターゲットである近野智香がいた。さらに鶴巻は彼女のファンであった。出待ちでプレゼントを渡そうと思っていた所…別の支部の会員に智香は包囲されていく。

ちなみに鶴巻はまったく今回の朝食会の次期会長選挙のターゲットに智香が選ばれている事は知らず。普通に彼女を助けて事務所へ連れて行く。

『ちょっと待って…この子…まさか…あなた名前は?』

驚く榎。
鶴巻から智香との関係を追及していく。その後、現会長へ連絡して近野智香を確保した事を告げるが…目を離した隙に逃げられてしまう事へ。

場面は國松へ。
自分の家族について桜内、梅沢に明かしていく。中流家庭だったが途中から波乱万丈になっていた國松。

彼の反社を一掃する目的が実は家族の復讐も兼ねていそうな事が匂わされていく。

99話ネタバレ

國松が頼んでいたクスリの試作品が出来上がっていく。これを市場に投げるとクスリの勢力図が塗り替わってしまうほど低コストで威力も抜群であった。

同時に日本中の反社から狙われる的になると説明を受けていく。

『いやいやいや…それが目的だから』

不敵な笑みを浮かべる國松。売りさばく人員は五月女の知り合いを使って動くと既に段取りも組んでいた。

桜内の4年前、数年後、現在の状況が描かれていく。國松と大事な話をしている中でカモの事を考えていく桜内。

『オレがもし…犯人を見つけ出して始末をつけていたら…』

カモが今のカモになったのは自分の責任であると考えてしまう桜内であった。

100話ネタバレ

街に國松が作ったクスリである「GIZZA(ギザ)」が流通していく。

すぐにクスリでシノギをしている興劉会の幹部や組長に話が耳に入っていく。伊勢原は部下から話を聞いて出処を探るように指示。一方で同じく興劉会系の栢山が裏で仕組んでいるのはないかと勘ぐっていく。

國松の策略によって「ギザ」が興劉会のシノギを削っていく。現段階では國松の思惑通りであった。

一方、近野智香を探していた鶴巻。未だに見つかっていなかった。

彼女は朝食会京都支部の支部長に捕まっており…窮地を向かえていた。

『首だけにして持ってけばええワケやから…自分が溶けとる最中に何いうか楽しみやわ』

智香を殺して差し出そうと考えていた京都支部長。

101話ネタバレ

街で流通していく「ギザ」だったが…興劉会の探りが売人に牙を剥き出していく。彼らは客を装って売人に接触。出処を突き止めようとしていた。

五月女の知り合い達も売人から手を引きたがってビビっている状況。そこで國松が状況を打破しようと動き出していく。

拘束されていた智香だが…劇物を扱う女性なので手足の拘束など硫酸、塩酸など利用して解除。拘束されていた施設から抜け出そうと反撃に出て行く。

『私は私を傷つける人間を許しません…全力で潰して私の世界から消します』

一方、國松が会っていたのは元朝食会神奈川支部長である関口であった。ちなみに彼の本名は粕谷である事が明かされる。

102話ネタバレ

関口に裏で動ける人間を紹介して欲しいと相談する國松。

『一人いますよ…とびっきりの人材が…殺人鬼です』

國松は興味を持ち、紹介してもらう事へ。しかし、関口は最後に忠告をしていく。自分ならあの怪物とは絶対に手を組まないと。

それほどに危険人物である事を告げていくが一切の恐怖すら感じていない國松であった。

場面は智香へ。
追いかけられながらも施設を脱出するが裏口にも監視役がいて絶体絶命へ。

さすがに焦る智香だったがヘルペス、メンチョの二人が加勢して智香は再び榎達の元へ送り届けられていく。

場面はとある定食屋。
國松は関口から紹介された人体破壊マニアの男と対面。

『何かあったらすぐに動くぞ』

あまりに危険人物だった為、桜内や梅沢も國松へ危害が加えられないか客を装って監視をしていた。

103話ネタバレ

國松が紹介されたのは朝食会のターゲットにもなっている人体破壊マニアである逆口拓。見るからに人を殺していそうなサイコパスな雰囲気を醸し出していた。

相手を見定める意味で國松へ攻撃を仕掛ける逆口。

『気に入らんな…怯えや恐れが全く無い』

微動だにしない國松。
そんな國松を気に入って仕事の依頼を受ける事を承諾する逆口であった。

場面は「ギザ」の売り子。
取引先の公園のトイレへ入ると興劉会メンバーが待ち受けていた。

『どこで誰に断って売り買いしてるか…わかってる?』

売り子が連れて行かれそうになると現れたのが逆口であった。一瞬で興劉会メンバーの二人の息の根を止めていく逆口。

目の前で二人も人が死んで震え上がる売り子。

『心配するな…仕事中は安全だ』

104話ネタバレ

興劉会系の栢山。
彼は「ギザ」の裏に伊勢原が絡んでいると解釈していた。

一方、ギザの裏に栢山が絡んでいると思っている伊勢原のもとへ匿名で連絡が入る。ギザについての情報があるから指定された時間、場所に来いと。

場面は榎。
事務所に関口が訪ねてくる。彼は自分を仲間に引き入れて欲しいと榎に懇願。速攻で断られる。ただ、彼の本題はこれではなかった。

『お目当てのターゲットについて心当たりがある…選挙の話を聞く前だったので知人に紹介してしまったのだが…』

逆口への情報を榎に流していく関口であった。

伊勢原は電話の相手に言われた通りの時間、場所に足を運んでいく。そこに待っていたのは國松の息がかかった秦野であった。

全ては裏で國松の計画通りに動いていた。
秦野と合流した直後…現場に警察が現れる。身体を調べられて秦野の身体から「ギザ」が発見。

『私が製造しました…この人達にいわれて』

105話ネタバレ

デタラメな供述をして興劉会の情報線をかき乱していく秦野。

興劉会の幹部も嘘情報に騙されて内部がごたつき出していく。一方、平和はカモメ古書店。

裏路地を歩いていた逆口。
カップル、3人の家族連れ、スマホを弄る男を視線に捉えていく。

彼らは全て朝食会の会員達。
逆口を確保する為、動き出していくが…複数人を相手でも圧倒的な殺傷能力を見せつけていく。

『防犯カメラ…イエーイ…いつでも来い…全員殺す』

余裕綽々だった逆口。
家族連れの3人の子供がスタンガンで逆口を動きを静止させることに成功。

『こちらA班…標的を捕獲した…すぐに車をまわしてくれ』

しかし、わざとスタンガンで倒れた事を匂わせる逆口。彼は意識を失っておらず…この状況を楽しんでいた。

外道の歌【13巻】感想

外道の歌(13)

ほぼカモ達が関わる事なく國松、興劉会、朝食会の面々で紡がれていくストーリー。

ここからどのようにしてカモ達が絡んでいくのか楽しみである。そして新たなサイコパス人間が登場。それが人体破壊マニアである逆口である。

人間の弱点を熟知している逆口。
圧倒的な殺傷能力で人をサクサクと殺めていく。人を殺すだけなら園田以上の存在である。

基本的に弱者の復讐を請け負うのがカモ達であるが今回は今の所、出る幕がなさそうなのが正直な感想である。

ただ國松は復讐依頼を引き受ける二人に興味がある事を覗かせていたので國松に利用されないか心配な部分である。

色々と思惑がありそうな人物が登場して賑わいを見せてきた「外道の歌」ますます今後が楽しみな漫画である!


外道の歌

原作・著者渡邉ダイスケ
価格550円(税込)

大ヒットコミック「善悪の屑」の第2部!凶悪な犯罪に巻き込まれた被害者や遺族が無念を晴らすため「カモメ古書店」を訪れる。店主カモと相方のトラ、そして家族を殺され犯人の園田を追い奇妙な同居生活を続ける奈々子。一方殺人編集者・園田の目にとまった人とは!?新章突入!

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