外道の歌【12巻ネタバレ】様々な人間の思惑が交錯して人間模様はカオスへ!?

外道の歌(12巻)

渡邊ダイスケ先生が描く人気漫画「外道の歌」最新巻となる第12巻の見所や感想をお届け!

カモやトラは依頼で五月女、富水、蛍田を追い詰めていく事へ。一方、國松達は反社組織を潰す為、極秘で水面下で動き回っていく。そして朝食会。こちらの組織も会長の退陣が伝えられて、新たな会長を決める為の選出が開始されていく。

入り乱れる人間模様。
一体どんな未来が待っているのか想像不可能。國松達とカモ達…そして朝食会が今後はどのように交わるのか…。展開が読めない内容となっています!

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外道の歌(11巻)

外道の歌【12巻】ネタバレ

外道の歌(12巻)

90話ネタバレ

依頼者の女性にウェアを着ている男に見覚えはないか確認を取っていくカモ達。その後も世直し隊に絡まれた人物達から情報を仕入れていく。一人の男性からウェアを着ていた男の背中に入っていた入墨が確認できる事へ。

ウェア男こと五月女の背中には特徴的な入墨が入っている事が判明。それを手掛かりにしていくカモ達。

一方、ヤクザ事務所では組長である渋沢と栢山が対面。栢山は渋沢が出稼ぎ連中の件に絡んでいるのはないかと勘ぐっていく。

國松は梅沢にFXのイロハを教えていた。各々の行動を取る中でカモメ古書店にはカモの叔父が来店。叔父は入墨のヒントから五月女に繋がる情報をカモ達に提供。しかし、他二人については該当するヤツがいないと伝えていく。

『自分のやった事に対する報いは受けてもらわないとねぇ差…社会の常識的に』

91話ネタバレ

五月女の居場所を突き止めるカモ達。

一方、國松、桜内、梅沢の3人は集まって会議を開始していく。栢山の商売を潰した件で表向きに得をしたように見える人間は誰なのか尋ねる國松。

『なんといっても本部若頭の渋沢でしょうね』

國松は渋沢にこの世から退場してもらおうと提案。渋沢を殺れば興劉会の勢力を削ぎつつ内部分裂に持ち込めると考える國松。3人は栢山を囮役として渋沢の殺害計画を進めていく。

準備も整って桜内は蛍田、富水を呼び出して銃を手渡していく。時間と場所。そして使用した銃は溶かすように指示。

現場へ向かう途中、蛍田は五月女に連絡。彼の携帯はカモメ古書店で鳴っていた。

既にカモとトラに捕まっていた五月女。彼は目隠しをされて椅子に四肢を縛り付けられた状態でいた。

92話ネタバレ

興劉会の組長である渋沢は銭湯のサウナに訪れていた。彼にとって唯一の癒やしタイム。

渋沢のいる銭湯には蛍田と富水。彼らはいつもの如くマスクを被って銭湯にいる客の顔をチェックしていく。そしてサウナルームにて渋沢と対面。

銃を向けられてすぐに察する渋沢。

『んだよ…もう』

銭湯内に響き渡る銃声。その後、蛍田と富水はとある倉庫へ。そこで銃をバーナーに当てて溶かしていく。溶かした銃は只の鉄くずへ。そして海へ捨てていく二人。

一方、カモ達に捕らえられた五月女。
カモは彼のスマホにあるデータを拝見していく。そして五月女の仲間に繋がる蛍田、富水を発見。入墨の一連の事件はこの二人である事を察していく。

同時に仕事を片付けた蛍田、富水は五月女の飲んでいるから来いと居場所を示したメッセージ。カモが動き出していく。

93話ネタバレ

興劉会のメンバーが集結していた。國松の思惑通り、栢山が黒幕ではないかと他メンバーから疑いの目を向けられていく。

一方、工場の中で晩酌する富水と蛍田。
富水は自分達がヤクザ同士の火種にある情報を握っている事に高揚感を得ていく。

そんな中、蛍田のスマホに連絡が入る。相手は五月女であった。工場の前にいるから出て来て欲しいと。

外に待っていたのはカモとトラ。
カモはスリングショットで二人を威嚇。何発も放っていくと蛍田の腹部にヒットしていく。そしてトラは富水と対峙。ステゴロ対決。

蛍田が身を屈めている内に近づいて警棒で足を殴打するカモ。あっさりと蛍田を捕獲していく。

一方のトラ。
喧嘩慣れと格闘技を少し齧っていた富水であったが…トラにとって相手ではなかった。

場面は國松、桜内、梅沢の3人へ。
國松が二人に尋ねる。興劉会の何番目まで消えれば梅沢は発言力のあるボジションになれるのかと…。。

『ナンバーいくつまで消えてもらえばやりやすくなるのかな?』

94話ネタバレ

蛍田、富水を捕らえたカモとトラは山奥の業務用焼却炉を改造した秘密の場所へやってきていた

焼却炉に火をつけて二人を放っていくカモ。依頼者達の制裁を行っていく。

『はい…さようなら』

とある人気のない駐車場。
カモ達は五月女を車から出して膝をつかせていく。

『アンタに対しては養護してる人が多くてね』

カモとトラは五月女だけは解放する判断をしていく。一方、五月女の携帯をチェックしていたカモ。頻繁に連絡を取っている「Sさん」の事を尋ねていく。

桜内のことは誤魔化さない不味いと感じた五月女。適当な理由を伝えて難を逃れていく。

『Sさんによろしく』

五月女の耳元で伝えて現場から立ち去っていくカモとトラ。ようやく解放された五月女は自宅へ帰る事へ。そこで桜内と合流。彼から富水、蛍田と連絡がつかなくなった事を伝えられる。

一方、とあるビルの一室では朝食会の全支部長がリモート出席含め集合していた。司会の人間が会長から預かったメッセージを切り出していく。

『本年度をもって朝食会会長の座を退く事とする…よって全支部長立ち会いのもと次期会長を選任する選挙を執り行う』

95話ネタバレ

会長が退陣することについて支部長達の間がざわつく。しかし、支部長の多くが会長の姿を見たことがなかった。

『なんだ知らないのか…会長ならこの場に来ているぞ』

実は会長が誰なのか知っているのは一部の幹部会員のみ。支部長でも知らない人間は多くいた。司会の男が進行していく。

全支部長48名で無記名投票。5人の上級幹部を選出。この中から現会長が提案したある条件をクリアした者のみが次期会長に任命されると明かしていく。

まずは現上級幹部5名が明かされる。
群馬支部の司会の男。東京支部a、大阪支部長、北海道支部長、高知の支部長であった。この中に現会長もいると明かす司会の男。

この大事な局面で榎は早々に立ち去ろうとしていく。仕事が残っていると言って。

『私の一票は適当に入れておいてもらえるかしら…では失礼』

一方、五月女は國松と桜内に事情を明かしていく。謎の二人組に拉致されたと。わかり得た範囲で二人組の情報を伝えていく五月女。國松はその二人組に興味を持ち始めていく。

話を聞いてまずは五月女に当面は身を隠すように伝える桜内。すると國松が母親も連れてうちに住めば良いと提案。

96話ネタバレ

五月女は母親を連れて國松の自宅でお世話になる事へ。

一方、榎は東京支部aの女性に呼びされていた。

『よく来てくれたわね…実は朝食会の現在の会長は私なの』

会長を退陣する背景を明かす東京支部a。理由は癌の宣告を受け、症状も末期であった。彼女は自分の考えを伝えていく。次期会長には榎を推そうと考えていた。

今のメンバーを見ても相応しいのは榎しかいないと語る東京支部。しかし、東京支部の女は昔からどこか榎に対する態度が悪かった。それについて尋ねる。

『もちろん出会った時から全て演技よ…やーい騙された』

続ける東京支部の女。
なんとしてでも榎は会長になる必要があると伝える。私利私欲に走る人間が会長になると凶悪な暴力に変わりかねないと。

現会長である東京支部の女は榎に会長職の素質があると伝えていく。

場面転換。
國松、桜内、梅沢は興劉会No.3の伊勢原に続いて目をつけていく。彼は薬物のシノギ担当。しかし、栢山とはいざこざがあって犬猿の仲であった。

薬物関連の流通をストップできれば興劉会に大きな損失を与えられると考える國松。しかし、薬物絡みになると様々な思惑が絡んでリスクが高いと伝えていく桜内。自分は反対であるときっぱり國松に伝えていく。

『興劉会を潰すためには避けて通れない道なんじゃないの…これは』

97話ネタバレ

朝食会の上級幹部5名が選出されていく。
大阪支部、京都支部、福岡支部、高知支部、東京支部bの5名であった。そして会長が提示した条件を発表。

ある3名の行方を追って欲しいといったものであった。
行方を追う人物はスピンオフ漫画でも活躍中の近野智夏。人体破壊マニアの逆口拓。同一人格者の厚木孝臣の3名であった。この3名の内、2名以上を捕獲した候補者が次期会長だと発表。

標的の生死は問われない会長を決める戦いが切って落とされていく。

一方、國松達はとある場所へ移動。
桜内、梅沢に秦野を紹介していく。彼は國松に恩のある人間。彼は以前、製薬会社の工場長。そして薬剤師の資格も持っていた。秦野を仲間にいれた理由を察する桜内と梅沢。

國松は低コストでハイクオリティな薬物を作って流通させようと考えていた。

榎のパートナーである鶴巻。
彼はあるメイドカフェに通っていた。

『はいご主人さま…ちぃたんの特製萌えキュンスムージーお召し上がれ』

メイドカフェの店員は近野智夏であった。ここで第12巻は終了。

外道の歌【12巻】感想

外道の歌(12巻)

カモやトラは相変わらず依頼者からの依頼を受けて法で裁けない人間に制裁を加えていく。一方、その背景では國松、桜内、梅沢が水面下で反社組織を潰そうと画策。

様々な思惑が漂う人間模様になってきている。
今後、どうカモやトラが國松達に関わって事件へ発展していくのか…。そして朝食会は次期会長を決める為、上級幹部へ極秘任務を通達。

こちらも今後は注目した内容になっていますね。

園田が死んでから新たなエピソードが開始されていく外道の歌。今度は巨大組織も背景にあって一筋縄ではいかなそうです。今後も期待したい漫画ですね!


外道の歌

原作・著者渡邉ダイスケ
価格550円(税込)

大ヒットコミック「善悪の屑」の第2部!凶悪な犯罪に巻き込まれた被害者や遺族が無念を晴らすため「カモメ古書店」を訪れる。店主カモと相方のトラ、そして家族を殺され犯人の園田を追い奇妙な同居生活を続ける奈々子。一方殺人編集者・園田の目にとまった人とは!?新章突入!

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