驚きの事実が続々と!漫画「花園メリーゴーランド」ラスト(結末)やネタバレ感想

花園メリーゴーランド

柏木ハルコ先生の最高傑作とも呼び声高い漫画「花園メリーゴーランド」の読んでいなかった続刊4巻〜5巻を読みました。最初の感想としては「本当に面白かった☆彡」4巻以降は怒涛の展開で相浦と澄子の距離も縮まって身体も結ばれていきます。

さらに相浦くんの覚醒(笑)
女を知った男(少年)の性に翻弄される姿は哀愁感を漂わせています。

全巻通してですが非常に内容が濃い。さらに最後は柏木ハルコ先生が漫画に登場するなど意外な展開を見せてくれました。この漫画は著者の方の友人と著者本人の実話なのでしょうか。ちなみに花園メリーゴーランドの3巻で登場する相浦を向かえに来る女性:春子が著者本人という設定だったんですよね。

どちらにせよ、漫画好きなら一度は読んでおくべき名作です☆彡

花園メリーゴーランド
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漫画「花園メリーゴーランド」結末までのネタバレ感想

澄子に襲われる相浦

澄子との関係はギスギスしながらも家宝である刀「烏丸」を返して欲しければ春子が寝てから自分の部屋に来てと伝える澄子。相浦は春子が寝たことを確認してから澄子の部屋に行きます。

烏丸を手にして恍惚な表情を浮かべていると澄子に襲われる相浦。

そのまま身体をかき回されて2人は合体。澄子の潤んだ表情がなんとも言えません。しかし、そこに春子がやってきて2人の行為を見てしまいます。相浦が庇ったのは春子の方。澄子を突き飛ばして部屋を後にします。

そんな2階でのドタバタ劇は1階で楽しんでいた夫婦にも感づかれてしまいます。ちなみに柤ヶ沢の男衆は3巻で集落に戻ってきていて、澄子の父親が凄い剣幕で澄子の部屋へ入ってきます。

奉納相撲祭りで巻き込まれていく相浦

烏丸を取り返して帰りたい相浦でしたが刀は神社の拝殿の奥に。烏丸だと確信できない相浦は澄子を呼んで聞こうと思いましたが色気づいた格好で男たちにチヤホヤされる姿を見て声をかける機会を失ってしまいます。

なんとか澄子を呼び出して神社にある刀が烏丸か問う相浦。はぐらかす澄子。気になるなら祭りが終わるまで待ってろと伝えられる相浦。しかし、春子がすぐに帰りたいとダダをこねるので祭りが終わる前に烏丸奪還をしようとする相浦。

なんだかんだで結局、澄子が指定していた時間になり神社に澄子が現れてしまいます。その場を立ち去ろうとすると抱きついてくる澄子。終いに神社の中に隠されている洞窟のような場所に閉じ込められてしまうことに。暗闇の中、恐怖を感じる相浦。民宿では帰りを待つ春子が苛立っています。

本当の祭りがスタートする

相浦は洞窟に閉じ込められたまま夜中になります。そして祭りの本番は夜からなのでした。異様な仮面を被った集落の人間達。大魔羅様と言われる大きな米俵のようなモノを担ぎ、洞窟に入ってくる柤ヶ沢の男達。

異様な光景に身を隠すしかない相浦。
祭りの行事が終わったかと静かになったその時…相浦は集落の人間に見つかってしまいます。そのまま拘束。相浦を探すため外に出てきて祭りを見てしまった春子も捕まってしまいます。

木に縛り付けられている相浦の前に幸枝といった女性が現れます。幸枝は3巻で相浦が少し乱暴してしまった女性。誤解は解けたのですが相浦を逃がすことは自分が不利になるからできないと伝えられます。しかし、幸枝の腕を噛んで脅し、なんとか逃げることに成功する相浦。

春子を迎えに行きますが不在。
相浦は春子を探すため、集落の人間が来ている洋服、お面を民宿から借りて再び祭りに出向いていきます。

漫画「花園メリーゴーランド」結末(ラスト)

花園メリーゴーランド

春子が郷蔵に閉じ込めれていることを知った相浦は春子の元へ。しかし、鍵が必要。また春子もかなり情緒不安定になっています。春子を助けるため鍵を探しに祭りの中心地へ向かう相浦。

大人は酔っ払い、公民館では騒ぎに疲れた人達が横になって休んでいます。酒を飲んだ相浦は公民館で寝そべってしまうと2人の女性から身体を弄られる感覚に。酒の酔いも回り快楽に溺れそうになりますが避難。

逃げてきた森の中では至る場所で集落の男女が抱き合っていました。

そんな光景に我慢できなくなってしまう相浦は自然と空いている女性を探してしまうように。そこに現れる澄子。2人は抱き合い、遂に澄子が相浦に本音を呟きます。相浦も快楽に溺れた時、澄子が郷蔵の鍵を落とします。必死で奪う相浦。抵抗する澄子。

さっきまで結ばれていたのにこの様変わり(笑)

ここからは怒涛の勢い。
鍵を奪った相浦は春子を助けてバス停まで2人で走って逃げ回ります。その間、集落の人間に襲われる2人ですが相浦は手に持った烏丸を振り回して追ってを捌いていきます。途中、澄子の協力もあり、バス停まで来ますが最後の追ってが…

腕を捕まれ反射的に刀を振り抜いてしまう相浦。なんと澄子でした。ただ烏丸は切れ味ないので致命傷にはなりません。泣きながらバスに乗る相浦。そこで自分の本当の気持ちにも気が付きます。澄子が好きだったんだと…

大人になった2人が柤ヶ沢を訪れる

最後は二十歳を超えた相浦、春子の2人が柤ヶ沢に訪れる話。既に集落は潰れており、スキー場になっていました。

そんなスキー場近くの食堂で澄子が働いていることを突き止めた春子。相浦と共に食事をするため出向いていきます。

澄子は3人の子の母親になっていました。
そしてお会計。大人になった2人が顔を合わせて幕を引きます。


最後は物語のその後を妄想してしまうような終わり方。同時に澄子には大きな子供もいます。どうやら今の旦那とは違う人の子らしい。年齢からみて相浦の子供ではないかと推測できます。

特に4巻〜5巻は疾走感が凄くて伝えきれない事がとても多いです。

作中では驚きの事実も複数さらっと飛び出してくるので是非、読んでみて下さい。間を置いて読むより一気に全巻を読んだほうが良い作品。というか読みだしたら最終巻まで絶対に読みたくなってしまうと思います☆彡


花園メリーゴーランド

花園メリーゴーランド

原作・著者柏木ハルコ
価格462円(税込)(まんが王国)

主人公は、ちょっと無口な高校1年生の相浦くん。旅行中にバスを乗り過ごし、知らない集落に迷い込んでしまい…。そして、土地の女性たちに誘われて、というか襲われて、いきなり貞操の危機に陥るが!


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