フィラデルフィア計画をネタに国家転覆サスペンスといった壮大なスケールで描かれる渡辺潤先生の新作漫画「デガウザー」3巻の配信がスタート。
3巻は強力な磁場を発生させる最凶最悪の殺戮兵器「デガウザー」を巡る攻防が勢いを増していきます。天才・藤明虹の手によって完成形まで導かれたデガウザー。
その技術や知識を盗み軍事兵器としての利用を考える五十嵐。3巻ではデガウザー開発の重要な鍵を握っており、度々登場してきたワードである「テスラ・ファイル」が悪の手に落ちてしまう事態へ…。
主人公・矢口求は五十嵐の計画を止める事ができるのか…怒涛の展開が押し寄せてきます！
漫画「デガウザー」3巻ネタバレ
五十嵐と繋がりのあるヤクザ組事務所を潰そうとデガウザーを起動する求と虹。計画は成功に終わるも絶縁シートを被った状態でも強力な磁場の影響を受ける結果に…。
求、虹、寧々子は磁場の力によって組事務所から瀬戸内海の波打ち際まで瞬間移動をしていました。改めてデガウザーといった兵器の恐怖を体験する求。同時に虹は完成したデガウザーに研究者としての嬉しみを感じていました。
五十嵐と直接対決のはずが…！？
五十嵐が呉港に現れる情報を掴んでいた虹。デガウザーを悪事に利用しようと企む五十嵐を消し去る為、呉港に乗り込む計画を企てていきます。
事前の調査で五十嵐が乗り込むであろう船に目星をつけていた虹。小型デガウザーを開発しており、五十嵐が乗り込む船一艘だけを消し去る計画でした。順調に事は運び、五十嵐が乗り込む船に小型デガウザーを命中させる事に成功。
求と虹の計画は成功したかに見えましたが全ては五十嵐の想定内。逆に二人は五十嵐の罠にハメられてしまう事に。
新たな敵と新たな仲間…
裏をかかれてしまった虹の計画。
二人はクレイジーな研究者・ニコライ率いる部隊に囚われる運命へ。
ニコライの目的は虹の捕獲と求の抹殺。窮地に立たされた状態で虹は残っていたもう1つの小型デガウザーを発動。窮地から起死回生を狙いますがデガウザーの仕組みを理解しているニコライには通じず…。
そんな中、デガウザーの起動前に求を海中に逃していた虹。重要なパスワードを伝えており、未来を求に託していきます。虹はそのままニコライに捕獲されて五十嵐の元へ…。
虹の残したパスワードによってニコライの手掛かりを掴む事に成功した求。ニコライを追って虹の場所を掴み救出を第一目標にしていきます。そんな中、求の前に現れる寧々子。
彼女は求と共に五十嵐の計画を止める為に動くと表明していきます。そして彼女の口から明かされていく真実…。
寧々子は五十嵐の娘であり、悪い噂のあった五十嵐の在室していた社長室を盗聴していたのです。その中で五十嵐の野望を知った寧々子。五十嵐はデガウザーを利用して東京を消し去ろうとしていたのです。
新たな仲間・寧々子を加えて求はニコライが教授を務める女子大へ潜入を試みていきます。
悪の手に渡ってしまう重要な鍵…
ここから事態は急転…
女装して大学へ潜入しようとする求であったが体調を崩してしまう事態へ。そんな場面に偶然現れるニコライと鉢合わせへ…。
一方、五十嵐に監禁され拷問を受ける虹。
想像を絶する拷問に耐え抜いていた虹。しかし、ある部分の違和感に気づいた五十嵐。虹の左目は義眼だったのです。勘の良い五十嵐は気が付きます。義眼の中にテスラ・ファイルを隠していると…。
義眼を抉り取り、裏のシール捲るとデータカードが…。「手に入れた…テスラ・ファイル！」ここで3巻は幕閉じ。
漫画「デガウザー」3巻の感想
大きな展開が巻き起こった第3巻。この勢いは引き続き4巻までもつれ込む模様。そして虹と求の関係に伏線が…二人はもしかして兄弟！？なんて匂わせてくれています。
まさに国家を揺るがす程の超ド級サスペンスが繰り広げられていくデガウザー。
個人的に都市伝説をネタにした漫画は非常に好みなので存分に楽しませて貰っています。しかもデガウザーは規模が大きい！史上最悪の殺戮兵器である『デガウザー』の運命がどうなっていくのか…。
目の離せない怒涛の展開が続いています！
デガウザー
『三億円事件奇譚 モンタージュ』の渡辺潤が描く新境地!借金を返済するため、貨物船の臨時作業員として船に乗り込んだ矢口求。しかしそれは、壮大な人体実験の幕開けだった。突如船が大きく揺れ、猛烈な頭痛とともに目の前の光景が歪み始める。状況を把握するべく動き出した求の前には、想像を絶する凄惨な光景が広がっており…。世界最大の都市伝説｢フィラデルフィア計画｣と現代社会が絡み合う、驚愕の国家転覆サスペンス!!
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