漫画「デガウザー」4巻ネタバレ!激化する殺戮兵器の利権争いへ!

デガウザー(4巻)

渡辺潤先生が描く国家転覆サスペンス『デガウザー』最新刊となる第4巻の電子版配信が開始。4巻では史上最悪の殺戮兵器であるデガウザーを巡り、各々の思惑や闘いが激化。

作中でラスボス感を醸し出していた五十嵐より数倍危険な相手も登場して物語はいよいよ佳境へ。

世界の命運を逃げる兵器デガウザーは誰の手に渡り…どのような未来を描くのか…!?スケールの大きい世界観。次から次へ襲ってくる問題の数々…サスペンス好き必見の作品です!

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デガウザー

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デガウザー(3巻)

漫画「デガウザー」4巻ネタバレ

大学に潜入しようと目論んでいた矢口と寧々子…しかし、校門前で五十嵐側の人間であるニコライと鉢合わせ。正体のバレてしまった矢口は肉弾戦でニコライを取り押さえようとしていきます。

しかし、格闘術を嗜んでいたニコライに敵わず、逆に取り押さえられてしまう矢口。そこへ大学生のフリをしてニコライを騙していた寧々子がスタンガンにて逆襲。ニコライの動きを封じて彼の研究室へ。捕らえられている虹の居場所を聞き出そうとしていきます。

詰めの甘かった2人。
拘束していた手のロープを外されてしまい形勢逆転。隠し持っていた銃を手にニコライはある取引を2人に持ちかけていきます。ニコライの思惑は共闘を持ちかけて2人に五十嵐を殺害してもらう事。

状況が状況だけにニコライの提案を引き受ける事にする矢口と寧々子。

人質の救出と父親との再会…

反逆しないよう、首元に毒薬入りのGPSを埋め込まれる事になる矢口と寧々子。そしてニコライに捕まった程で五十嵐のもとへ送り届けられる事へ。

対面即座にニコライから貰った銃で五十嵐を撃ち抜く寧々子。

銃声を聞きつけた部下が駆けつけてきて騒ぎが大きくなっていきます。ニコライはテスラファイルを奪う為、単独で行動。五十嵐の部下を次々に射殺して施設の奥へ。

まだ息の根のある五十嵐は寧々子が監視をして矢口は虹の救出へ。

急所が外れていた五十嵐は起き上がり、娘である寧々子に『東京から離れろ』と伝えて部屋を去っていく事へ。父親を殺りきれなかったのか…父の優しさを感じたのか…涙を流す寧々子。

ニコライはテスラ・ファイル完全版のある研究室へ。矢口は虹が囚われている監禁室を見つけて彼の救出に成功。

デガウザーを巡る激しい攻防…

虹を連れて施設から脱出を図ろうとする矢口。寧々子を迎えに行きますが五十嵐と共に居らず…。

一方のニコラスはテスラ・ファイルのデータをパソコンにコピー中。そこへ五十嵐が登場。自分を裏切った事もあり、ニコライの素性を暴いていきます。ニコライはロシア対外情報庁の人間であり、最初から矢口や五十嵐の味方でもなかったのです。

素性を知り得た上で五十嵐は再び手を組もうと打診。

そんな時、施設にあったデガウザーが起動。どうやらデガウザーは万が一の時に起動できるよう虹が細工をしていた模様。5分以内に施設を出なければ高電磁波によってデガウザーの餌食になる状況へ。

脱出に成功した矢口と虹。
電磁波も落ち着くと虹は再び施設内へ向かいます。目的はデータの回収。しかし、一機のヘリが施設に着地。険しい表情になる虹…。

東京を沈めようとした男の最後へ…

一方の施設内。
寧々子、ニコライ、五十嵐は絶縁シェルターの中に身を潜めていました。施設内からヘリの音を確認するニコライと五十嵐。瀕死の五十嵐は立ち上がり、一人シェルターの外へ。

施設内部に入ってきたのは新キャラ、雷美雨(レイメイユイ)といった年齢不詳の女性と部下たち。雷の合図と共に部下たちが五十嵐に一斉射撃。雷は『既にテスラ・ファイルは我々の下にあるの』と言い残して去っていきます。

雷達が去ったのを見て施設内部にやってくる矢口と虹。寧々子と再会。シェルター内に居ながらも聞こえてきた情報を頼りに矢口や虹に先程までの状況を説明していきます。

場面は変わり、雷美雨。
彼女は黒幕へ五十嵐を始末した報告をしていました。彼女の背景にいた黒幕…それは新日本経済団体連合会会長の轟(とどろき)といった人物。

そして轟と雷はデガウザープロトタイプのテストの為、経団連を嗅ぎ回っている弁護士でデガウザーを試してみる事へ。そんなテストの実施を自ら買って出る人間が…。それは2巻で登場した反社会的勢力の組長・阿刀田。

デガウザーのテストは成功。
そして大宮駅に降り立つ、矢口・虹・寧々子が描写されて4巻は幕引きとなります。

漫画「デガウザー」4巻の感想

デガウザー(4巻)

いよいよデガウザーを巡る闘いに本当の黒幕も登場して物語は佳境へ。

とにかく物語のスケールが非常に大きい作品。殺戮兵器で東京消滅を目論んでいたり…他国から情報を盗みに来ていたり…どこで誰が裏切るのか予測不可能な点も魅力の一つです。

世界の覇権を握るであろう兵器『デガウザー』の完成や利権を巡り、熾烈な争いが繰り広げられる作品。国家まで絡んでくる強大なスケールのサスペンス漫画に仕上がっています。興味が出た人は是非、チェックしてみて下さい☆彡


デガウザー

デガウザー

原作・著者渡辺潤
価格660円(税込)

『三億円事件奇譚 モンタージュ』の渡辺潤が描く新境地!借金を返済するため、貨物船の臨時作業員として船に乗り込んだ矢口求。しかしそれは、壮大な人体実験の幕開けだった。突如船が大きく揺れ、猛烈な頭痛とともに目の前の光景が歪み始める。状況を把握するべく動き出した求の前には、想像を絶する凄惨な光景が広がっており…。世界最大の都市伝説「フィラデルフィア計画」と現代社会が絡み合う、驚愕の国家転覆サスペンス!!

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