『僕の心のヤバイやつ』2巻である。
目次
【僕の心のヤバイやつ】2巻あらすじ
2巻も1巻と同じく、15のショートエピソードから構成されている。よって今回も抜粋形式で紹介していくが、1巻の紹介でちょっと触れた通り、京太郎と山田さんとの距離はだいぶ縮まっている。
陰キャと陽キャがどうといったような雰囲気はだいぶ薄れて、ふつうのラブコメに収束していっている感じだ。
【僕の心のヤバイやつ】2巻ネタバレ
Karte.16 僕は心の病
前巻ラストからほぼ直結している話で、山田さんはまだ鼻にテーピングをしている。たまたま放課後、京太郎が自転車で帰っているところを山田さんと遭遇するのだが、山田さんが唐突に「乗せてって?」とか言い出す。結局、自転車で二人乗りをすることに。
Karte.18 僕は奮って参加した
給食の牛乳をこっそり隠す山田さん。捨て犬か捨て猫にでもやるのかと思ったら、図書室でプルーチェを作り始めた。つくづく天然である。「図書室でやるのは無理がある」と言って割って入った京太郎、結局家庭科室で一緒にプルーチェを作ることになる。ところがプルーチェをひっくり返してしまい、山田さんは白濁液まみれに。淫猥。
Karte.20 僕は弁護した
前からそうなのだが、山田さんは学校でお菓子を食べているのだが、本当は校則で禁止されている。それがばれそうになり、京太郎が庇う。この話のラストで、山田さんは京太郎に対して「(呼び方)山田でいいよ」と言い出す。
Karte.22 僕はずぶ濡れた
ある雨の日。山田さんは傘がない。いわゆる相合傘などのイベントが発生するアレであるが、京太郎は前述のように自転車通学なので合羽なのである。ところが山田さんは「それ貸して」とか言い出す。それを着てコンビニに傘を買いに行く、というのである。実は山田さん、傘は持っているのだが。ていうかこのあたりではもう、山田さんの京太郎への好意は読者視点からは見え見えである。
Karte.27 僕らははぐれた
職業見学(という中学校のイベント)の途中、山田さんと京太郎はふたり、グループの他のメンバーからはぐれてしまう。はぐれたからどうなるというわけでもないのだが、京太郎は薄々「二人きりになれてラッキー」位に思っている。電車の中で二人でたわいもない会話を交わしてグループの他のメンバーに合流するだけの話ではあるのだが、二人はなんというか実に、中学生的な意味でいい雰囲気に仕上がっている。
Karte.28 僕は学校が楽しい
京太郎が朝学校へ行くと、山田さんが誰かを待っている。誰かを待ってるって京太郎を待っているんだが、京太郎はそのことに気が付かない。前に少し話をした漫画を貸してくれるのだが、ニブチン京太郎が「(他の)誰かを待ってるんだろ?」とか言い出すのでむーっとしてしまう山田さんなのであった。
Karte.30 僕は溶かした
図書室に「図書室内飲食禁止」の張り紙が張られた。いや、前から禁止なのだが、とにかく張られたのである。ちなみに、前々からよく京太郎と山田さんはこの図書室で二人きりの時間を過ごしているのである。山田さんがお菓子を持ち込んでるのもそのためなんじゃないかというフシもある。さて、山田さんが見回りの教師(司書かも)にお菓子を(張り紙を無視して)食べているところを見つかりそうになったので、思わず京太郎はその手をぐっと掴み、発覚を阻止するのであった。
【僕の心のヤバイやつ】2巻の感想
この作品について初めて聞いたのはツイッターだったように思う。
「陰キャが陽キャに恋をして、一方的に眺めているだけの作品」みたいな感じの噂だった。それが2巻目にして、もうすっかり友達以上恋人未満みたいな感じである。いいぞもっとやれ。
僕の心のヤバイやつ
学園カースト頂点の美少女・山田杏奈の殺害を妄想してはほくそ笑む、重度の中二病の陰キャ・市川京太郎。だが山田を観察する内に、京太郎が思う「底辺を見下す陽キャ」とは全然違うことに徐々に気づいていき…!? 陰キャ男子・京太郎の初めて恋、始まる。陽キャ美少女×陰キャ少年のニヤニヤ系青春格差ラブコメディ!!
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✅ 僕の心のヤバイやつ【3巻ネタバレ感想】ヤキモチ妬きの二人が魅せる青春ラブ!
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