漫画「バカレイドッグスLoser」ネタバレ!社会のハミ出し者を救う闇医者カムバック!

バカレイドッグスLoser

矢樹純先生、青木優先生のタッグで描かれた『バカレイドッグス』が復活!ある事情で東京を離れた犬童兄弟。新天地にて力をつけるべく新犬童医院を開院!以前よりもパワーアップして濃密となったネオ闇医者物語が繰り広げられていきます!

主な登場人物はそのままに新たな敵も現れて再びハードボイルドな闇医者世界観に浸る事ができる作品!

現代版ブラックジャックと比喩された名作がカムバック!東京を離れる事になった兄弟の背景は…そして新たなに現れた『敵』の目的とは…!?社会のハミ出し者を救いつつ物語は核心に迫っていきます。

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バカレイドッグスLoser

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バカレイドッグス

漫画「バカレイドッグスLoser」ネタバレ

東京を離れて犬童兄弟の新たな舞台は横浜へ。
まずはこの漫画の狂犬である土佐組の甲斐が失踪した犬童兄弟を探すべく、ホームレス達に強引な聞き込み。凄惨な聞き込みの末、犬童兄弟に命を救ってもらったと語るホームレスが現れて甲斐は犬童兄弟の下へ。

相変わらず容赦のなかった犬童兄弟!

場面は2ヶ月前に遡っていきます。
辰次、亥三、鈴の3人は横浜のボロ病院にて新犬童医院を開院。最初の患者として現れたのが甲斐と接触したホームレス。相手が誰だろうが術費は前払い請求をしていく犬童兄弟。

金がなければ臓器を売買して金を作るといった相変わらずの取り立てを仕方なく承諾して手術を受ける事になっていくホームレス。

辰次の思惑もありながら新天地にて一歩を踏み台していく事へ。そして犬童兄弟が東京を離れた理由の一部が垣間見える事へ。兄弟は何者かに人生を注ぎ込んで治療している母親を奪われた模様…。

新たな患者は訳あり妊婦…

犬童兄弟の背景が軽く明かされた後、場面は現在へ。犬童兄弟の居場所を掴んだ甲斐は黒木麻美といった妊婦を犬童兄弟に患者として紹介。

1千万円を前金で支払えば何があろうと無事に子供を出産させると約束していく辰次。

麻美の診断をしつつ、出産に向けた準備をしていく犬童兄弟や鈴。そんな中、犬童医院の場所をつけまわる不穏な影が現れます。

自身の事をまったく明かさない謎の患者である麻美。鈴と共に散歩をしていると瀬戸秀雄なる者の選挙カーとすれ違う事へ。彼と目があった麻美は突如、震え上がっていきます。

麻美にどこか見覚えのあった鈴。
ここで彼女の素性を知る事へ。麻美の正体は政治記者。瀬戸秀雄との不倫疑惑が写真週刊誌によってスクープされていたのです。彼女の素性がわかり、状況を危険視していく亥三。

ここで亥三と鈴は麻美の中にいる子供は瀬戸秀雄との間に出来た子ではないかと推測。

ノリに乗った政治家は不倫相手が自分の子供を産むなんて不祥事は絶対に許すはずがないと考察。闇医者に頼ってきた訳もあって彼女は瀬戸秀雄に命を狙われている事が判明。

そんな中、至って冷静な辰次は亥三に『ある物』を至急用意させるように手配していきます。

政治の裏事情に巻き込まれていく兄弟…

麻美の背景や事情を知り得た夜…
犬童医院に胸を刺され血だらけになった患者が現れます。万全の注意を払って対応していく兄弟達。前金500万円も用意していた事で手術を請け負う意志を見せていく辰次。

そして急患を院内に招き入れると突如、暴走。

亥三を振り切って謎の患者は麻美の居る部屋へ。瀬戸秀雄からの依頼で始末しに来た事を告げ、お腹に2発の銃弾を浴びせていきます。その後、患者に扮した殺し屋は待ち伏せしていた甲斐に捕まり連行されていく事へ。

甲斐本来の目的はこの殺し屋を捕らえる事にあった模様。

そして麻美…母子共に絶望的な状況の中、辰次は彼女を手術台へ連れて行き、帝王切開分娩を行っていくと鈴に説明。準備を開始していきます。

明かされる子の秘密と犬童兄弟の新たな敵…

本来なら母子共に絶望的な状況ですが、辰次は不測の事態を想定しており、麻美に防弾チョッキを着用させていました。亥三にお願いしていた『ある物』がこれだったんですね。

銃弾の貫通は免れましたが衝撃によって胎盤剥離を起こしている危険な状況。

ここからは闇医者・辰次のゴッドハンドによって母子共に命尽きる事なく無事に出産。そして全てを把握していた辰次が子の秘密を明かすと共に安全な病院へ麻美と子供を移す段取りを組んでいきます。

ちなみに麻美の子供の父親は瀬戸秀雄ではなく、もっと権力のある重要人物でした。

麻美の一件が片付き、甲斐から連絡を受ける辰次。
内容は母親を奪い去っていった男の情報。ここで当時の状況が明かされていく事へ。

回復の兆しを見せていた母親でしたが断りもなく突如、転院。その背景には辰次と確執があるのか…北条なる男が関わっており、犬童兄弟の母親は北条属する組織に貴重な実験体として捕らえられていたのです。

犬童兄弟の新たな目的、そして新たな敵の正体が判明した所で1巻は幕引き。次巻へ続いていきます。

漫画「バカレイドッグスLoser」感想

バカレイドッグスLoser

やっぱり面白い!
基本的に医療系漫画はまったく読まないのですが『バカレイドッグス』は惹きつけられて楽しく読んでしまいます。バカレイドッグスの続編といった形になる『バカレイドッグスLoser』、過去作を読んでいなくても十分に楽しめますが、過去作を読んでいると繋がっている部分も多くより一層楽しめる内容。

ハードボイルドな闇医者物語…そして人間模様を楽しみたい人は是非、チェックして欲しい作品!


バカレイドッグスLoser

バカレイドッグス Loser

原作・著者矢樹純 / 青木優
価格660円(税込)

電子書店でバカ売れのネオ闇医者物語、待望の復活! 社会のハミ出し者だけを救う闇医者兄弟がいた。金さえ払えば、どんな手術でも引き受ける無免許の天才外科医・犬童辰二、その弟、犬童亥三。そんな彼らが営む犬童医院は、とある理由で街から締め出されてしまう。そして、新天地として横浜の路地裏〈バカレイ〉を選びゼロからのスタートを余儀なくされるのだった。新犬童医院、開院です!

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