漫画「悪の華道を追いましょう」は作画:やましろ梅太先生、原作:真冬日先生のコンビで描かれた「悪の華道を行きましょう」続編にあたるエピソード。
現在の執筆時点で「悪の華道を追いましょう」を読めるのは「悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ!アンソロジーコミック第3巻」のみとなっています。この作品の中に収録されています。
前作「悪の華道を行きましょう」が大人気だったので、いずれこの作品だけ抜き取った電子単行本も配信されると思います。
電子単行本として配信されるまで待っても良いですし、どうしても早く読みたい人は上述した「悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ!(第3巻)」をチェックしましょう!
そして続編の内容ですが、禿げデブチビ親父こと宰相の息子が登場。彼のセレスティーヌに対する心情が大きく明かされていきます。
ではでは、どんな内容に仕上がっているのか見ていきましょう!
この作品は「悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ!アンソロジーコミック: 3」に収録されています。単話版が配信開始されました!電子書籍ストア「BookLive!」で取扱い&配信中!
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目次
悪の華道を追いましょう【ネタバレ】
自分の父親を「冷酷無比で女にだらしなく見た目も醜い男だった」と語るのは彼の息子であるマルク。
ちなみにマルクの容姿は宰相と似ても似つかず…イケメンである。
そんな彼であるが元婚約者の一言が痛烈に刺さって、ある事に悩みを抱えていく。
場面転換。
宰相の妻であるセレスティーヌ(以下、セレス)は宰相が浮気していると義理の息子にあたるマルクへ相談していく。それを聞いたマルクはコーヒーを吹き出して一言。
『父が浮気…あり得ないだろう』
セレスは宰相の再婚相手なのでマルクの義母になる。セレスの相談を聞くと彼女の中で父親である宰相が超絶イケメンになっており、セレスの事を「正気か?この女は…」的な感じで捉えていく(笑)
宰相が浮気しているあろう根拠を示してマルクに伝えていくセレス。
夜会で浮気相手と思われる相手に「大切なあの方」を返してくださいと伝えられていた。同時に浮気相手の「華」のなさに嫉妬心を覗かせていくセレス。
いつもは凛として気高いセレスが肩を震わしていたので協力する事を誓うマルク。
いざ宰相の浮気現場へ…!?
真相を突き止める為、マルクはセレスと共に宰相のもとへ向かっていく。もしセレスを裏切っていたら鉄槌を下してやると語るマルク。ここで判明するがセレスのお腹には子供もいる事が明らかになる。
そして宰相がいる屋敷へ到着する二人。
この屋敷に見覚えがあったのはマルクであった。屋敷内を進んでいくと若い女性と共にいた宰相。
しかし、宰相は悪びれる様子もなくセレスに近づいていく。何故、尋ねてきたのか気づかない宰相。ストレートに浮気現場に殴り込みに来た事を明かすセレス。
ここで怒り出すのが宰相と共にいた若い女性であった。彼女…実はマルクの元婚約者だったのだ。彼女の言った「大切なあの方」とはマルクを指し示していた。
ある噂を耳にしてマルクをセレスに奪われたと思っていた元婚約者。セレスのお腹のに宿るのはマルクの子だと噂が広がっていたのだ。そんな事実はまったくなく直ぐに誤解が解けていく事になる。
それなら何故、マルクは婚約を破棄したのか…訳を問いただす元婚約者。
理由は夜会で元婚約者達が談笑していた内容であった。
呪われた血が原因でマルクの将来は○○!?
「呪われた血」と称して笑い者にされていたマルク。宰相の家計は代々、薄毛であった。それが「呪われた血」の由来であった。いずれマルクもハゲる可能性が高い。それがとてつもなくショックだったマルク。
ここでセレスが声を上げていく。
マルクと宰相では禿げのタイプが違うと…。さらに禿げは譲歩するものではなく素敵なオプションの一つあると叫ぶセレス。
豪快なセレスの考えに大笑いするマルク。同時にセレスは帰って毛生え薬の研究をすると意気込んでいく。オプションだと言ったのに何故、薬を作ろうとするのか矛盾点を指摘するマルク。
『それは私の考えです…でもあなたはちがうのでしょう?』
セレスの優しさに触れたマルク。
その後、元婚約者とは完全に婚姻を解消。彼女の謝罪を持って騒動は鎮火していく。
マルクは考える。
父はセレスを遺して先に逝く事は明白。その時に彼女と子を守れるのは自分だけであると…。噂をいずれ真実にしてしまうのも面白いと考えるマルク。
義母の悪で華のある美しさに見惚れる義理の息子!?
マルクのもとへセレスが訪れる。
毛生え薬が完成したことの報告であった。量産する事も考えて作られた薬。売り方に関しても既に策略を練っていたセレス。
知り合いから知り合いへ販売していく…そして売った側はマージンを受け取れる。所謂マルチ商法的な販促を考えていたセレス。彼女の顔を見遣るマルク。
『私ね…ほしいドレスがあるのよ』
まさに悪役令嬢。不敵な笑みを浮かべるセレス。しかし、彼女の美しさに目が離せなくなってしまうマルクであった。
悪の華道を追いましょう【感想】
義理の息子まで魅了してしまう悪い女であるセレス。
同時に今回の宰相も親父好き女子の心を射止める仕草や言動が随所に盛り込まれている!
悪の華道シリーズ続編が気になっていた人はチェック必須の作品。今回も癒やされて笑わされて満足いく内容に仕上がっています!
※この作品は以下の漫画に収録されています。
悪の華道を追いましょう
あの大人気作、待望の続編がついに登場‼ 絶世の美女、禿デブ宰相と嫌がらせ婚。でも、幸せです♡…のはずだったのに!? 浮気される!? ※この作品は『悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ! アンソロジーコミック』3巻収録作品と同一の内容を単話版として再編集したものとなります。
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『悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ! アンソロジーコミック』3巻収録の「悪の華道を追いましょう」同一の内容を再編集した単話版が配信スタートされました。価格は220円(税込)となっています。