東京卍リベンジャーズ【15巻ネタバレ】もう未来へ戻れない…タケミチにとって最後の戦いが開幕!?

東京卍リベンジャーズ(15)

漫画「東京卍リベンジャーズ」第15巻の見所や感想をお届けしていきます。電子単行本の15巻では第126話~134話までが収録されています。

今回、天竺との戦いの中で未来で過去を知る事にするタケミチ。

一度、現代へ戻って情報収集に努める事へ。
過去を知る生存者と遭遇する事が出来たタケミチ。天竺やイザナについての秘密が徐々に紐解かれていく事へ。

しかし、現代でのタケミチは東卍のお尋ね者。彼の前に悪しき相手が現れて最大の窮地を迎えていく事へ!?

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東京卍リベンジャーズ(1巻)

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東京卍リベンジャーズ(14)

東京卍リベンジャーズ【15巻】ネタバレ

東京卍リベンジャーズ(15)

126話ネタバレ

天竺に特攻服に身を包みタケミチの前に現れた稀咲。彼は天竺の総参謀として抜擢されていた。

『オレは…オレの東卍を創る』

稀咲の真意が理解できないタケミチ。そして半間も天竺入りをしていた。この時は簡単な挨拶だけでして半間と共に消えていく稀咲。

稀咲の話が終わると天竺の四天王の一人である通称モッチーといった巨体の男が現れる。

千冬を圧倒したモッチー。
意識のない千冬をタケミチの前に差し出す。そしてモッチーは弐番隊とカチ合ったメンバーがいるのでそちらへ向かうと。

部下だけ残してタケミチ達を処理するように伝えていく。

『うあぁぁぁ…目黒のツインでビルだぁぁぁ』

天竺の一人が涙しながら逃げてくる。現れたのは肆番隊の隊長である河田ナホヤの双子の弟である河田ソウヤであった。

いつも笑顔のナホヤとは対照的に常に戦闘モードなギラギラした表情をしていたソウヤ。双子で肆番隊の総長と副総長であった。

『タケミっちと千冬…後ろ乗りな…横浜カチコミ行こうぜ!』

肆番隊のトップ二人と共に反撃開始の狼煙が上がっていく。

127話ネタバレ

バイクで移動する中、河田兄弟は千冬が負けたモッチーとの因縁を明かしていく。あいつは強いし…俺ら双子も負けた事があると。負けた話を楽しそうにする二人。

千冬が尋ねる。何故、負けた話を楽しそうに語れるのかと。

『オレら勝てる喧嘩はしないんだ…オマエと一緒だよ…タケミっち』

そんな話題で盛り上がっていると天竺メンバーを発見。河田兄弟は聞き込みと称して天竺メンバーにアジトを聞き出そうと詰めていく。

『稀咲に会ったんだ』

取り残されたタケミチは稀咲が天竺に加入していた事を千冬に明かす。同時にタケミチの中でずっと胸でモヤモヤしていた一つの謎が解けていく。

『何をやっても未来は一向によくならない…千冬…もしも…だよ?』

タケミチはもしかしたら稀咲もタイムリープしている可能性がある事を示唆していく。それだと未来は変わらない辻褄が合うと。

『稀咲はずっと自分にとって都合のいい東卍を創ろうとしてる』

この仮説が合っている仮定だとすると…そう考えたタケミチ。稀咲の怒りが煮えたぎっていく。

128話ネタバレ

稀咲への怒りが一直線になるタケミチ。そんな彼を千冬がなだめる。稀咲の野望を止めるのも大事だが今は天竺の調査する事が先決だと。

『稀咲が裏で糸引いてんならなおさらな…』

二人は稀咲と天竺。この両極についてじっくりと分析していく事を決意。

一方、弐番隊隊長の三ツ谷。
彼はモッチーと対峙していた。喧嘩は五分五分の実力。

そんな中、モッチーのもとへ灰谷兄弟のリンドウ、蘭の二人が現れて奇襲。彼らも天竺四天王のであった。床に倒れてしまう三ツ谷であった。

『ジュゲムの元総長(モッチーのこと)だけじゃなくて灰谷兄弟まで取り込んでやがんのかよ…』

天竺の脅威を感じていく三ツ谷であった。

さらに別の場所では天竺四天王である元9代目ブラックドラゴン総長の斑目も東京に上陸していた。

タケミチ達は河田兄弟が天竺のアジトを聞き出して横浜のとある倉庫へ辿り着いていた。

『あれ…真ん中の奴…見たことあるような…』

タケミチ達をアジトで待っていた男。天竺四天王の一人である鶴蝶(かくちょー)といった人物であった。

『やっと来たな!』

129話ネタバレ

天竺アジトにはメンバー100人が揃い踏み。鶴蝶は部下を全員を倉庫から退散。

『4対100なんて卑怯なマネはしねぇよ…4対1だ』

そこへ肆番隊隊長であるナホヤがタイマンを申し込んでいく。

東卍と天竺がぶつかり合う中…まだ状況を知らず呑気に港で黄昏れていたマイキー。彼のもとへイザナが現れる。

『いいバイク…乗ってるね…また会おう』

自己紹介だけして立ち去るイザナ。

場面は天竺アジトへ。
鶴蝶とナホヤの喧嘩。軍配はナホヤへ。倒れた鶴蝶は叫ぶ。

『ちくしょー悔しいぞタケミチ!』

その言葉を聞いて思い出す。実はタケミチと鶴蝶は小学生時代の同級生であった。小学生2年生ぶりの再会。

『オマエと二人で話したくてね』

鶴蝶はタケミチと二人になりたくてわざと負けていた。敵同士だが二人の間にギスギスしたものはなく昔話に花が咲いていく。

そしてマジな顔になる鶴蝶。
彼は天竺リーダーであるイザナに命を捧げていると。そして敵であるタケミチに頼みがあると伝える。

『黒川イザナを救ってくれ』

130話ネタバレ

『イザナは稀咲ってヤローに利用されてる』

東卍対天竺の抗争の裏にした稀咲の存在。そして場面は東卍の緊急集会へ。ドラケンがメンバーに伝えていく。東卍メンバーが東京各所で天竺に襲撃をされたと。そして何か情報を持っている人間は情報提供をして欲しいと。

実際に天竺とぶつかったタケミチや河田兄弟、三ツ谷などが天竺メンバー構成を解説。情報を元に天竺の背景が浮かび上がっていく。

『つまり天竺はまとまるはずのないS62世代の連中が一つになったチームって事か…』

マイキーはやられっぱなしは気に入らないので次は東卍から横浜に攻め込む事を決意。

しかし、タケミチは嫌な予感がしていた。
それだと稀咲の思う壺ではないのかと。奴の思い通りに進んでいる気がしてならなかった。

『だったらそれを確信に変えろよ』

千冬はタケミチへ未来へ戻って今回の抗争がどうなっていくのか未来で情報を得て来いと告げていく。

東卍トップになるまで未来へ戻るつもりはなかったが事態が事態である。ナオトと握手しようと橘家へ。すると玄関前でヒナと遭遇。

彼女を見て未来を変える覚悟がさらに高まっていくタケミチであった。

131話ネタバレ

現代へ一度戻るタケミチ。ナオトに過去の現状を相談。そして稀咲がタイムリーパーである可能性も伝えていく。

『稀咲が本当にタイムリーパーなら…殺すしかないですね』

物騒な物言いをするが冗談であった。そして現代の東卍幹部の相関図を見ていたタケミチ。黒川イザナがいる事に気づく。

『確か…ブラックドラゴンの元総長だったはず…』

驚くタケミチ。
イザナは天竺の総長であると告げる。

『どういう事だ…オレの見てきた過去と違う』

ナオトはイザナにターゲットを絞って警察ネットワークを駆使して調査してみる事を伝えていく。

タケミチも自分なりに調べてみる事へ。ブラックドラゴンが気がかりだったタケミチ。彼はブラックドラゴンとの思い出の場所である教会へ。ここは大寿と死闘を繰り広げた場所である。

そして教会に昔馴染みの男が一人。大寿も同じ教会にいた。

『八戒は天国でも弱虫のままかな…?』

10代目ブラックドラゴン総長である大寿。威圧感は現代でも過去のまま。そして過去の東卍を知る現代の生存者でもあった。

『少し話しませんか?黒川イザナとブラックドラゴンについて』

132話ネタバレ

タケミチはナオトも合流させて大寿と話す事へ。

彼の経営するレストランへ移動。協力ではなく情報交換を持ちかける。彼は警察の掴んでいる情報も知りたいと語りだす。

まずは黒川イザナとブラックドラゴンについて。
タケミチはイザナが天竺総長から何故、ブラックドラゴン総長になって東卍に入ったのか尋ねていく。

『順番が違う…まずブラックドラゴンの事から話そうか…』

まずブラックドラゴンを創ったのは佐野真一郎である事が明かされていく。マイキーの実兄である。そして8代目ブラックドラゴン総長がイザナであったと明かす。

そしてイザナは大寿よりも年上で俗に言う「S62世代」であると。過去の疑問点が繋がっていく。さらに大寿の話は「関東事変」へ。これは今タケミチが過去で巻き込まれている抗争である。

どちらが勝利を収めたのか探るタケミチ。決着は合併で手打ち。しっかりとした勝者はいなかった。この時、トップがマイキー。No.2が稀咲。No.3にイザナがついて現代の東卍が出来上がったと。

さらに大寿は稀咲に言及。

『稀咲は本当に死んだのか?橘ナオト…』

稀咲はイザナが手を回して死んだ人間として扱われていた事を明かすナオト。調査してわかったと。稀咲は現代でもまだ実際は生きてる事が明かされていく。

『佐野は死んじまった…稀咲は海外…実質今の東卍のトップは黒川イザナだ』

そして大寿はマイキーがドラケン以上にイザナへ絶大な信頼を置いていた事を明かす。黒川イザナは一体何者なのか…タケミチの中でくすぶっていく。

『これはこれは…元上司の二人がコソコソと密談か…?』

そこへ部下を引き連れて現れる現代のココと乾。

『黒川の命令でテメェらを拉致しに来た』

133話ネタバレ

ココと乾の狙いはタケミチと大寿。
二人は東卍の敵だとイザナに判断されていた。二人を煽る大寿。

『裏から逃げろ…さすがに分が悪ぃ…』

最後にナオトへ告げる大寿。
八戒の死の真相を暴いて欲しいと。彼はマイキーが殺したとは思っていなかった。何か裏があると。

『昔の借りはこれでチャラな』

大寿が囮になってくれている内に裏手から逃げるタケミチ達。

しかし、タケミチの中で現代のココと乾から話を聞ければイザナの正体がわかると判断。大寿の店に戻る決断をしていく。

『タケミっち』

路地裏から呼ぶ声。
振り向くと銃口を向ける稀咲が立っていた。

タケミチを庇って撃たれてしまうナオト。

134話ネタバレ

虫の息のナオトはタケミチへ逃げるように指示。そこへ現れるイザナ。

『お前らは俺のマイキーを殺した…』

イザナは鶴蝶を呼び出す。
そしてタケミチを殺すように指示。銃口を向ける鶴蝶。彼は問答無用でタケミチを撃っていく。

瀕死状態で地面に横たわるタケミチとナオト。

ナオトは最初に感じたタケミチへの印象を語り出していく。最初は頼りないと思ったが今はタケミチが自分の誇りだと。

『最後の握手です…タケミチ君…やっぱり死ぬのは怖いですね』

死に際で握手をする二人。

『最後にさせねぇ…諦めねぇ…』

覚悟を決めて最後の過去へ挑むタケミチであった。ここで第15巻は終了。

東京卍リベンジャーズ【15巻】感想

東京卍リベンジャーズ(15)

いよいよ物語も終盤突入のゴングが鳴っていく第15巻。
キーマンは黒川イザナ。そして稀咲。過去へ戻ってこの二人の野望を食い止める事が出来るのか…。そしてイザナに絶大な信頼を置くようになるマイキー。

二人の間で一体何が起こっていくのか。
ここから紐解かれていく事実の衝撃に備えましょう!

現代で死んでしまったタケミチにとって最後のタイムリープ。大きく過去を変えないと未来へ戻れない状況。弱虫で泣き虫な不良・タケミチの最後の戦いが始まろうとしていきますよ!


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東京卍リベンジャーズ【16巻ネタバレ】タケミチに訪れる転機…最後の抗争の幕が開けていく!?

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