だいたい予測はしていたが、2巻では1ぺージ目からファックしていた。というわけで『しおりの日記』2巻である。
しおりの日記【2巻】あらすじ
不倫でセフレ関係の詩織と透がひたすらセックスに溺れている。
三日に一度ペースだそうだ。さすがにマリオネットホテルの部屋を使ったりなんて無茶はせず、数駅離れたホテルまで移動しているが。
しかし次第に、二人とも単なるセフレとしての関係を越えてなんか恋愛感情みたいなものが芽生え始めているというか、単なる身体だけの関係に物足りなさを感じ始めているようである。
そんなある日、透は自分の元カノと再会し、近況を話すのだが……
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しおりの日記【2巻】ネタバレ
ネタバレもなにもセックスをしている描写が全体の半分以上を占めるのであるが、一つ特記事項がある。詩織はピルを飲み始めた。妊娠して不倫がバレたら困るからでもあろうが、それ以上に、生でやって中出ししてもらいたいという動機からだ。それを聞かされた透の方も大変に興奮して、ノリノリである。さて。
ところで1巻の終わりの方で出てきた、夫からの疑いはどうなったのか。
「仕事が遅番を頼まれることが多くて」と言ったら「ああそう。じゃあ夕食の準備とかはいいよ、外で済ませるから」と言われる。（夫の方の）不倫相手と食事をともにするのだろうか、と詩織は思う。
ところで、夫は書斎の整理をしている。書斎には夫の日記がある。あれからあとも詩織は夫の日記を盗み読み続けているのだが、しばらくの間そのありかが分からなくなる。少なくとも本棚に堂々と置かれてはいない。机に鍵のかかった引き出しがあるので、そこかな、と思うのだが、ある日鍵のない引き出しに無造作に入ってるところが見つかって、拍子抜け。
夫の不倫関係も相変わらず続いているようである。少なくとも、日記の記述を信じる限りにおいては。
で、透の元カノである。真樹という。大学生のときの彼女。透と同い年だから24歳。人妻と不倫している、と言ったら、そりゃもうあっちの方もすごいんでしょ、とか言われる。実際すごいのでそのように説明する。
それからしばらくして、真樹から電話がかかってきて、夜中なのだがこれから会わないかという。真樹は、透がここ最近抱えている欲望は、そのセフレの相手（詩織）への独占欲なのではないか、と言う。
で、どういう話の流れなのかはいまいちよく分からないが、真樹は透を誘う。透は真樹を抱く。
昔のことを思い出す。初めてしたときのこと。お互い童貞と処女で、痛い痛いと大騒ぎで、愛を交わし合うどころの騒ぎではなかった（最初はたいがいそういうものですけどね）。もし、もっと当時からうまくできていたら、真樹とすぐ別れてしまうこともなかったのではないか、などと益体もないことを思う。
そして真樹は言う。透が、単に身体の関係だけに満足しているのなら、自分でも事足りるだろうと思った、だけどどうやら違うみたいだね、と。
そして透は言う。ありがとう、（こんなことをしたばかりで言うのもなんだけど）今すごく詩織さんい会いたい気分だよ、と。
2巻はここまでである。完全に恋愛に発展している。
しおりの日記【2巻】感想
しかしよくやるよな、10も（いや、1巻1ページ目であと一ヶ月で35歳になると言ってたから、いま詩織は35歳かな？）年上の女と……。
正直マンネリを感じなくもないくらい詩織と透のベッドシーンばかりが描かれている漫画なので、真樹の登場と、性描写は新鮮であった。
そして、これが単なる不倫セックスを描いただけのエロ漫画ではなく、抒情的なラブロマンスの物語なんだな、という認識を得たところである。というわけで、次は最終巻となる3巻をご紹介する。
しおりの日記
ごくごく平凡な主婦・詩織は、夫の日記らしきものを読んだことで、夫の浮気を知ってしまう。その腹癒せに、同級生の元カレとセックスをしてしまうが、それが元で、眠っていたセックスへの悦び、快感に目覚めてしまった。しかし…。叙情派官能漫画家・艶々が描く、リアル不倫ストーリー。灯ってしまったセックスの火は、消そうにも消えない…。
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✅ しおりの日記【3巻ネタバレ】不倫が本気になる…！？遂に最終回へ！
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