漫画「往生際の意味を知れ」最新話となる第30話の内容や感想をご紹介。
第30話では日下部由紀と美智おばさんの過去が少しずつ明らかになっていきます。学生時代から由紀にコントロールされていた印象を受ける内容。
二人の間にある歪な友情…愛情が描かれていきます。そして由紀の旦那であった桂一を殺した日の状況も明らかになっていく事へ。
往生際の意味を知れ【30話】ネタバレ
廃病院。五反田は出産に立ちおっており、その様子を見ながら昔を思い出していく美智。
自分の弟を当時、鳴かず飛ばずの漫画家であった由紀に紹介した美智。二人はそのまま結婚。紹介しなければ良かったと後悔する美智であった。さらに結婚する時には既にお腹に子供がいた由紀。
『遺伝子的にはほぼみっちゃんの子だね』
そんな事を伝えられて美智は由紀を平手打ちしていく。美智の中で既に由紀は信用ならない女である事はわかっていた。
もう二度と会わないと心に誓う美智。
しかし、職場に由紀から連絡が入る。訳は破水したから助けて欲しいといったSOSである。
『桂一に言って…』
由紀は旦那では頼りないし、隣には美智へ居て欲しいと頼まれると身体は自然に由紀のもとへ。そして彼女の出産へ立ち会っていく。
自分が大馬鹿者である事は十分承知していた美智。
それでも彼女は由紀を裏切る事が出来なかった。由紀の出産に立ち会って日和が産まれた日の事を思い出すと同時に五反田も対応している妊婦の子供を取り上げていく。
同時に日和と市松が美智へ追いつく。美智へ近づき胸ぐらを掴んで一言伝える日和。
『…もうお母さんの言いなりにならないで…』
子供が出来てから子育てをしていたのは美智や母親、父親であった。由紀は仕事が忙しい事を理由に育児はほぼしていない状態。
同時に美智と由紀は内緒で身体の関係も持っていた。自分が子供が嫌いだとカミングアウトする由紀。桂一に無理やりされてできちゃっていると告げていく。
『最低…桂一と離婚して私と暮らさない?』
そんな事を告げると由紀は桂一を二人で殺しちゃう?…などと恐ろしい発言。ただ、この時は二人にとって冗談で笑い飛ばす内容であった。
『育児エッセイの企画が通ったの…今日から4人で暮らすから』
エッセイの企画が通った事で美智に預けていた日和や珠緒を引き取って一緒に暮らすと言い出していく由紀。さらにお腹が膨らんでいた。しかし「4人」といった言葉に違和感を持つ美智。
その後、由紀のエッセイはアニメ化。それを知って久しく由紀へ電話する美智。電話の背後では日和たちの声も聞こえて賑やかな生活に聞こえていた。
そんなある日…由紀に呼び出される美智。
『何があったの?』
由紀の仕事部屋の隠し部屋。そこに桂一の死体があった。最初は警察や救急車に連絡するつもりであった美智。しかし、由紀から悪魔の囁きが入る。
『みっちゃんも望んでたよね?』
昔のやり取りでの話を持ち出してくる由紀。同時に泣きじゃくりながら美智に助けを乞う由紀。彼女に頭を下げられて頼まれると断る事が出来ない美智。
『任せて…なんとかする…』
場面は現実へ。
自分だけは由紀の味方、理解者でなきゃいけないと語る美智。日和を突き放していく。その様子や話を聞いていた市松が間に入っていく。
『いいんですか…本当に…それで!?』
ここで第30話は終了。
往生際の意味を知れ【30話】感想
人生を由紀に翻弄されてきた美智。
二人の間には言葉で言い表せない友情や愛情があるのか…。まさに由紀に依存している印象を受ける美智おばさん。
彼女の由紀に対する愛はちょっとやそっとで揺らがない印象。
そんな彼女に隙に入っていこうとするのが市松。美智の考えを変えて由紀の弱点や事件を立証する手掛かりを得る事は出来るのか…。市松の手腕が試される場面である。
今後も期待!
往生際の意味を知れ!
主人公・市松海路(いちまつかいろ)の元に、突如、7年前に失踪した元カノジョ・日下部日和(くさかべひより)が現れた。 恋い焦がれ、待ち望みすぎて、元カノ教の敬虔な信徒と化していた市松に、 彼女の無理難題な要求が明かされて… 『あげくの果てのカノン』米代恭が新時代を切り開く、深呼吸必至の元カノ×元カレ=ラブコメ!?
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