往生際の意味を知れ！第19話。
今回のメインは三女である千世子の奪還である。既に千世子と連絡を取り合っていて、彼女を現在の家から連れ出していく算段を整えていた日和達。母親である日下部由紀のいない時間帯を狙ってマンションへ侵入していく。
三女である千世子が逃げられなかった理由…そして不穏で意味深な発言…三女奪還は無事に成功するのか！？
往生際の意味を知れ【19話】ネタバレ
場面は昨日から一夜明ける。
市松、日和、珠緒、美智おばさんの4人は車で妹、千世子のいる場所に足を向けていた。制限時間は1時間だと今回の任務の説明をしていく日和。
千世子は日和の二番目の妹。この日は彼女の救出作戦である。
車内で珠緒に彼女達の母、日下部由紀に遭遇した出来事を明かす。彼女の前でスマホを落としたことも伝える。驚くと同時にスマホを市松から借りる珠緒。次の瞬間、彼女は市松のスマホを叩き壊していく。
『脇甘すぎ…GPSつけられてるかもしれないじゃん』
珠緒はデータも全部抜き取られてると思ったが方良いと市松に忠告。そんな話をしていると合図があり、千世子のいるマンションへ侵入していく。侵入経路、受付にいる人間まで調査済みの日和達。
驚くと共に日和への愛が膨らんでいく市松。同時に一つ疑問が浮かび上がる。三女の千世子は何故、7年前に日和達と一緒に家を出なかったのかと…。
『あの子はこの家が好きだから…でももう限界…お父さんみたいに殺されちゃう』
珠緒がふと口にする。
『たぶん千世子は…お母さんに毒を盛られている』
確証はあるのかと尋ねる市松。今の母親が描くエッセイの展開。そして珠緒自身が毒の入った食事を食べていたから、わかると告げていく。
珠緒は過去に発がん性物質入りのジャムを食べさせられていたのだ
三女である千世子もそれを知っていて逃げない理由を日和達に尋ねていく。千世子は足の悪い女性であった。さらに母親のお気に入りだと語る日和。
千世子のいる階へ到着。
市松に不安が過る。千世子の奪還は日下部由紀を刺激して、逆に日和達の身が危ないのではと…。察した日和。妊娠は千世子を奪還する為でもあると伝える。
新しい大きなネタがあれば千世子は解放されると伝える。そして部屋に到着。
三女・千世子が姿を現す。
彼女は車椅子に乗った綺麗な女性であった。荷物もまとめてあり、早速マンションを出ていこうとすると千世子がお願い。
『屋上行っていい？』
屋上で千世子は本心を吐露していく。
彼女はやはり今、住んでいる家が好きで離れたくない気持ちがあると言葉にしていく。
『市松さんはどういう目的でここにいるんですか？』
多少の時間があったので市松は3人の話を聞かせてもらい映像に残す事へ。屋上のテーブル席で3人が並び、母親の描く人気エッセイと事実の違いを打ち明けていく3人。
最終的に『ずっと生きた心地がしなかった…』そんな言葉で締めくくられていく。
いいシーンが撮れたと満足する市松。
時間も押しているので脱出を試みようとする一同。最後に千世子が意味深な発言。
『市松さん、いいシーンが撮りたいなら…この後、もっと面白いものが見れますよ』
往生際の意味を知れ【19話】感想
最後、千世子の何やら不穏な顔、言葉に嫌な予感がした。もしかして彼女は母親側の味方なのか…。それとも自分が居なくなる事で母が暴徒化するとわかっていて発言しているのか…。
どちらにせよ、次回で千世子の言葉の真意がわかるはず。
何より想像以上に日下部由紀がヤバい母親だった事がわかる第19話。エッセイのネタの為に家族の命まで奪おうとする女である。まだまだ底知れない未知の危険性をはらむ彼女。
市松や日和は無事に復讐を果たす事が出来るのか…。今後の展開も見逃せない！
往生際の意味を知れ！
主人公・市松海路(いちまつかいろ)の元に、突如、７年前に失踪した元カノジョ･日下部日和(くさかべひより)が現れた。 恋い焦がれ、待ち望みすぎて、元カノ教の敬虔な信徒と化していた市松に、 彼女の無理難題な要求が明かされて… 『あげくの果てのカノン』米代恭が新時代を切り開く、深呼吸必至の元カノ×元カレ＝ラブコメ！？
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