漫画「堕ちる」ネタバレ!裏の顔を持つエリート女性の半生が色濃く描かれる!

堕ちる

漫画「堕ちる」は菊池直恵先生が描く作品。1冊150円の全3巻で完結する漫画となっています。内容は美人検察官が殺されるまでの過程を描いた作品。「東電OL事件」を元ネタにしたような内容。

エリート女性にはもう1つの顔があり…過去の父親との禁断の関係が彼女の中にある正体不明の何かを蠢きさせていきます。

サクサクと読み進められる本格サスペンス。父親との関係でできた深い愛情は大人になっても呪縛として蠢き続けていくヒロイン。彼女が堕ちていく過程の人間心理や人間描写が非常に面白く仕上がっています。

短いボリュームで充分に面白いのですが、より色濃く描いた内容とボリュームで読んでみたいと思わせてくれる漫画なのも魅力の1つ。

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堕ちる

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漫画「堕ちる」ネタバレ

冒頭、ホテルで1人の売春婦が殺されるニュースが駆け巡っていく。素性が明らかになっていくと売春婦の本業は「検察官」である事が判明。

何故、勝ち組エリートの検察官が退勤後に売春をしていたのだろうか…。ここから検察官であり売春婦であるヒロイン・佐藤正美(さとうまさみ)の半生が描かれていきます。

嫌がらせ女の彼氏を寝取るガリ勉女…!?

美人で明るくてスタイルも良し。さらに成績は優秀で彼氏はイケメン。スクールカースト頂点に君臨する女子高生・はるか。何もかもトップであった彼女であったが転校生・佐藤正美の出現によって学年成績1位の座を奪われてしまう。

自分のステータスを奪われた事で嫉妬するはるかは正美に強烈な嫌がらせを仕掛けていく。正美も周りの人間も当然だが犯人を周知している。カースト頂点にいるため誰もはるかを止める事はできない。

そんな中、突然はるかの彼氏が別れを告げに来る事態が発生。これをキッカケにカースト頂点に君臨していた女の牙城が一気に崩れていく。

はるかを潰すために裏で暗躍していたのは佐藤正美であった。

はるかの彼氏を身体で誘惑。言う通りに動く事でご褒美を提供していたのだ。見た目は眼鏡をかけたガリ勉女性。しかし、眼鏡を外すと美人で女の顔になる正美。

父親と禁断の関係にあった!?

正美と父親は近親相姦の関係。そして正美の中で常に一番の男性は父親であった。そんな父親との禁断の関係が明かされていく。

しかし、正美が大学生になると父親が事故で他界。愛する男性がいなくなった事で彼女の中にぽっかりとした穴が空いてしまう。さらに父親が他界後、母親との談笑の中で母は正美と父親の関係を以前から知っていた事を打ち明けていく。

因みに母親自身も不倫をして事を正美に打ち明けていく。

二人は決別と同時にお互いが持っている秘密を墓場まで持っていく事を約束。「バレなきゃ大丈夫なんだから…」悪魔の囁きが彼女を支配していきます。

疼き出す身体…

母親と決別して正美の中で変わらない目標が1つ。それは父親と同じ検察官になること。彼女は目標を果たすために日夜、勉強に勤しんでいきます。

しかし、彼女の中で父親との禁断の関係が蘇っていき、身体が男を求めるかのように疼きだしていきます。満たされて疼きを鎮めたい…。そんな彼女が最初にてを出したのは同じ法学部に通う松岡といった男性。

松岡と身体を重ねても満たされない正美。

次第に『お父さんに似た人物』を求めて街を彷徨うように…。遂に父親と似た男性を発見するも子供扱いされる正美。検察官を目指す身、さらに未成年…売春はできない…。

そんな事が脳裏を過ぎる中、自分の誕生日が訪れて20歳になっていた事を思い出す正美。そして母親に耳打ちされた言葉が脳裏に浮かび上がります。

『バレなきゃ大丈夫なんだから…』

眼鏡を外し女の顔となった正美。再び父親と似た男性を追いかけていき誘惑。ここから売春婦としての正美が生まれていきます。

昼は検察官…夜は売春婦…

時間は経過。
正美は検察官へ。しかし、彼女の中で『身体の疼き』が消えることはなく日中は検察官としての顔。退勤後は売春婦として自分を売りながら疼きを満たす生活を続けていきます。

それでも日に日に強くなっていく身体の疼き…。

そんな時、上司でもある小倉といった男性から食事に誘われる事へ。小倉は真剣に正美と結婚を前提とした交際を申し込んでいきます。最初は小倉に関心すらなかった正美ですが、ふと気が付きます。

小倉は検察官であり歳も離れている。父親に近い=父親と同じ。もしかしたら小倉と身体を重ねる事で疼きが満たされるかも知れない。ただ彼女の中で不安要素もあり、この日は前向きに検討する事だけを伝えて夜の街へ。

疼きを抑える為に彼女は売春へ。

満たされ堕ちていく…

最後は彼女が殺された過程が描かれていきます。
売春して夜を共にする男…実は正美と同じ検察官だったのです。よく読んでいくと3巻の序盤に登場している事がわかると思います。

父親と同じ職業の男に抱かれる事で疼きが満たされていく正美。

同時に相手の男の手は彼女の首元へ。そして遺体発見。馴染みの顔が登場。正美を殺した検察官の人間描写が描かれて幕を閉じていきます。

漫画「堕ちる」感想

堕ちる

歪んだ愛、シリアスな人間心理を織り交ぜた本格サスペンス。ボリュームは少ないながらもテンポが良く非常に楽しませてもらえる漫画です。

読み手によって様々な感想を持つと思う作品。

裏の顔を持ち歪んだ愛情によって拗れたエリート女性の半生が色濃く描かれる本作。人間心理や描写、そして本格サスペンスを楽しみたい人にお勧めできる漫画となっています☆彡是非!


堕ちる

堕ちる

原作・著者菊池直恵
価格150円(税別)

美人検察官のもう一つの顔は売春婦。そして彼女は殺された…!大学生まで、実の父親と禁断の関係を続けていた正美。愛する者との永遠の別れは、ある日突然訪れた。全てを知りながら、自身も隠れて不倫を続けていた母はお互いの秘密を墓場まで持っていくことを提案し、娘と決別した。父の影を追い、同じ検察官への道を志す正美だったが、日々心の疼きを鎮まらない。「お父さんとシタい…」いてもたってもいられず、立ちんぼが客引きするラブホ街に足を向ける。頭の中を法律の条文が巡る中、母親の言葉が頭に浮かんだ。「バレなきゃ大丈夫なんだから…」

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