漫画「堕ちる-背信者の宴-」第3巻を見所や感想、ざっくりとした内容をご紹介!
3巻の見所は…山本と塚田の関係に終止符が打たれる。そして今回の3巻で背信者の宴は完結である。
山本が大河内と隠れて会って肉体関係を結んでいた事を知った塚田。
同時にある人物からの言葉で自分がどうして山本を好きになったのか心理に迫っていく。
堕ちる 背信者の宴【3巻】ネタバレ
塚田と山本はその後も交際は順調。
一つ、懸念点があるとすれば二人はセ○クスについてまったく触れない事であった。
山本との情事を妄想して自慰に耽る塚田。彼女とシたい気持ちはあるが…アソコの大きさがコンプレックスで一歩を踏み出せない塚田であた。
そんな中…大学では前原といった女子が接触してくる。
彼女の話題は山本のこと。同時に彼女から伝えられた言葉で自分が山本を好きになった本当の理由に気づき始める塚田。
さらに前原は山本と大河内の怪しい行動に言及。
『実は…先週なんだけどさ…』堕ちる 背信者の宴(3巻)
場面は旧館のほぼ利用されていない部屋。
そこから出入りする大河内。部屋の外で待っていた塚田は大河内を押しのけて部屋の中に入っていく。
中には山本の姿。
誤魔化そうとする大河内であったが…彼の言葉を信用するはずがない塚田。観念した大河内は山本との関係を明かす。
二人はセフレ。
嫌いにならないで欲しいと訴える山本。
完全に熱が冷めた塚田は現実を目の当たりにして山本と別れる事へ。さらに大河内もこの関係は潮時だと告げる。実は彼女とは別れていなかった大河内。
『お互い目的は身体だけだったんだから…そこは割り切ってよ』堕ちる 背信者の宴(3巻)
塚田も離れ…大河内も離れ呆然とする山本。
塚田を待っていた前原。様子を尋ねるが…彼の表情や態度を見て察する。彼を放っておけず…自分の気持ちを素直に伝える前原。彼女は塚田に好意を寄せていた。
塚田の中で付き合っても自分のアソコでは満足させる事が出来ないと考えてしまう。前原の告白を断って他の相応しい人を見つけた方が良いとアドバイスする塚田。
そして初めて山本の気持ちを理解する塚田。
卑屈さは人を孤独にするのだと…。同じく再び孤独になった山本。
最後はその後が描かれる。
前原は何度も塚田へ告白を行っていた。その度に振られていた前原。しかし、彼女は諦めていなかった。彼が何かのコンプレックスを抱えていると察しており、どうにかしたいと考えて前向きであった。
一方、山本。
街中を歩いているとスカウトに声をかけられる。そんな彼女にスカウトの怪しさを伝えて仲介に入る一人の眼鏡の男性。
スカウトを追い払い…塚田を守る。その流れで二人はお茶へ行く事へ。しかし、山本を守った男はスカウトの男とグル。新手の勧誘で山本をAVや風俗堕ちさせようとしていた。
そんな事とは知らずホイホイとついていく山本であった。
堕ちる 背信者の宴【3巻】感想
決してハッピーエンドではない結末を迎えていく背信者の宴。
コンプレックスが自信を奪い…卑屈さを生んで人を孤独にしていく様が如実に描かれていく。個人的に塚田のコンプレックスは手術で治ると思うが…彼がコンプレックスをどう克服していくのか見てみたかった。
山本に関しては相手に依存しそうな雰囲気がビンビンに伝わる女性。
彼女の根っからの好きものに関しては直る事がなさそうなので今後を妄想していくとまさに「堕ちる」である。
人間の闇を暴き、抉る作品。
人間の奥深くに切り込むようなヒューマンドラマ作品を求めている人に是非、おすすめの漫画です♪
堕ちる 背信者の宴
きれいな顔をしていても、その裏にどんなモノが棲んでるんだろうね。人間の奥底を凝視して心胆を凍えさせるような物語を産み出してきた菊池直恵氏が、前作『堕ちる』を超える鋭いまなざしで描く続編、ついに出現。
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