漫画「堕ちる-背信者の宴-」第2巻の見所や感想をご紹介！
今回は山本の過去と塚田のコンプレックスが明かされていきます。
何故、彼女は人の好かれる為に何でも言う事を聞くキャラになってしまったのか…。その秘密が判明。
そして塚田の意外過ぎるコンプレックスも今回で明かされる事へ。
順調だった二人の関係もある日を境にして綻びが出始める状況へ。危うさを孕む人間模様から目が離せなくなりますよ！
堕ちる 背信者の宴【2巻】ネタバレ
調子に乗っていたと語る山本の高校時代が語られる。
容姿、成績も優れていた山本。高校2年生まではまさにクラスのマドンナ的な存在でキラキラしていた。
そんな彼女に転機が訪れたのは転校してきた女子生徒だった。彼女に成績で学年一位の座を奪われてしまった山本。自分のステイタスを守りたくて転校生に酷い虐めをしてしまう事へ。
これがきっかけで周囲から相手にされなくなってしまっていた。
突然、勝ち組から負け組に転落した山本。
この件がきっかけになり、皆に好かれる為に相手の言う事を何でも受け入れてしまう女になった事を明かす。
『それからずっと…こんな風にやってきたの？』堕ちる 背信者の宴（2巻）
周りに嫌われない為に人に利用される事も厭わなくなっていた山本。
塚田はさらに肉体関係に関しても突っ込んで聞いていく。初体験は元彼。交際していた当時はキス以上はさせなかったが…心を入れ替えてから元彼とセフレのような関係になった事を明かす。
同時にそこでセ○クスの気持ち良さに気づいてしまったと語る山本。
陰気な彼女から想像つかない言葉を聞いて黙り込む塚田。それを見て嫌われてしまったと焦る山本。そんな彼女の手を掴んで素直な自分の気持ちを伝えていく山本であった。
これから卑屈になる事もないし…堂々と生きて欲しいと伝えた上で告白する。
『いいんですか？』堕ちる 背信者の宴（2巻）
嬉しさのあまり涙を流す山本。
同時に塚田の真剣な気持ちに応えていく山本。二人はこの日から晴れて恋人同士になる。
サークルを辞めて、顔を前髪で覆い隠すことも止めた山本。二人の交際は順調。大河内も二人の前に姿を現して…一応、祝福をしていく。
一方、塚田は山本へ今後、大河内には近づかないように釘を刺していく。
二人が恋人関係になっていてもどこか余裕のある表情で山本を見つめる大河内であった。
その後は自宅に山本を招いて少しずつゆっくりと深い関係を築こうとする塚田。幸せ一杯の日々を送る二人。
『よ…久しぶり…』堕ちる 背信者の宴（2巻）
そんなある日、大河内が一人だった山本に声をかける。塚田は熱があって休んでいた。
大河内と絡まない事を肝に銘じていた山本。しかし、大河内はしつこく山本にアプローチをしていく。話題は肉体関係についてへ。まだ塚田とシテない事を知って驚く大河内。
同時に彼は初めて山本とシタ時の彼女の貪欲さに言及。
『大好きなんだろ…セ○クス』堕ちる 背信者の宴（2巻）
彼女の深層心理に働きかけて…もう一度セ○クスをしようと誘惑する大河内。
彼の言葉に耳を傾けず…塚田の自宅に向かって彼に求愛する山本。
今すぐにシて忘れさせて欲しいと訴える山本。直ぐに大河内が絡んできた事を察する塚田。部屋の廊下で彼女を押し倒して愛し合う二人。
塚田の事も気持ちよくさせようと思って彼の股間に手を伸ばす山本。悪気もなく思った事を口に出してしまう。
『かたくなってる…けどなんか…小さい？』堕ちる 背信者の宴（2巻）
表情が一変する塚田。
彼にとってアソコがスモールサイズだった事はコンプレックスであった。
同時に誰と比べて小さいと感じたのか問う塚田。ショックだったのか…この日は山本に帰宅させることへ。
帰り道の道中…彼を傷つけてしまったと泣いて後悔する山本。同時に冷静になっていく。
彼女は単純に肉体関係の満足度を考えた時…塚田のサイズで自分は満足ができないと判断。彼女の中で何かが吹っ切れていく！？ここで第2巻は終了。
堕ちる 背信者の宴【2巻】感想
山本には山本の過去や秘密が有り…塚田には塚田のコンプレックスがあってなど人間模様が本当に面白い作品。
今回の件がきっかけで山本さんは大河内との肉体関係を優先してしまいそうですよね。快楽に溺れて再び精神的な面で変化が起こりそうな山本さん。次巻からの展開が怖いようで早く続きが知りたいですね！
そして…もう増大手術しかコンプレックスの解消がないように思われる塚田くん。コンプレックスを抱えた状態で山本との愛を貫き通す事が出来るのか…。
性格の相性が良くても肉体との相性は別物。
この二人の結末がどういった方向へ向かっていくのか今からドキドキ、ワクワクで堪りません。
確か前シリーズはかなりバッドエンドだったと思うので今作もラストも衝撃のバッドエンドが待っているかもしれませんね！
堕ちる 背信者の宴
きれいな顔をしていても、その裏にどんなモノが棲んでるんだろうね。人間の奥底を凝視して心胆を凍えさせるような物語を産み出してきた菊池直恵氏が、前作『堕ちる』を超える鋭いまなざしで描く続編、ついに出現。
※コミックシーモアで先行配信されています。ストア内の検索窓にて「堕ちる」と入力して検索すれば素早く作品を絞り込んで表示してくれます。
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