河部真道先生の漫画「鬼ゴロシ」第10話。
今回は春原が坂田へ衝撃の言葉を伝えていきます。同時にクリーニング店も爆発。とにかく坂田のおっちゃんがカッコ良すぎて衝撃も走る内容。この漫画は想像以上に面白いので気になった人は読むべし!
鬼ゴロシ【10話】ネタバレ
竹本クリーニング近くの交差点で演説をする男。春原龍(すのはらりゅう)…彼が鬼の奇面組リーダーである般若の男であった。演説にて次期市長も是非、指名して欲しいと熱く語る春原。
『般若が市長』
坂田の中で篠塚、ハルオの言っていた言葉が脳裏を過ぎっていく。
マイクの音声を切って、坂田に語る春原。竹本の部下を殺した気持ちはよく分かると前置き。しかし、それなら新条市の市民5万8480人も殺す羽目になっていくと坂田に伝えていく。
新条は自分が市長になってから超好景気であり、市民は自分を支持していると伝えていく。鬼の奇面組こそが新条を潤し、支える街そのものであると坂田に伝えていく春原。
そして15年前の事件に言及する。
『あの夜の上に市民の暮らしが成り立っている』
春原は問う。
坂田の復讐に市民を肥やす程の価値はあるのかと…。
だんまりと彼の話を聞く坂田。彼の挑発にまったく動じない。
『ふん、これで罠のつもりか?』
その言葉に怒りを覚える春原。ポケットからもう一台の携帯電話を取り出す。竹本クリーニングの地下には大量のドラム缶と黒電話が設置されていた。ある番号にかけると黒電話の電話線を伝ってドラム缶に引火する仕組みだったのだ。
有無を言わさず店舗が爆発する番号へ発信する春原。
同じ時刻。
竹本クリーニング店には複数の警察車両が訪れていた。そして爆発。周辺にいた刑事や家は木っ端微塵状態。
場面は変わって理容店にいたハルオ。
昔話をしていく。ハルオは一度、坂田を仕留めかけたことがあると語る。しかし、あいつは生き死の状態にまで追い詰めると…。
『あいつ、笑うんだよ…』
爆発したクリーニング店。坂田は笑って爆炎の中から姿を現してくる。その姿に鼓動が高鳴る春原。遂に本物の鬼を見つけたと喜ぶ春原であった。
春原の前に立つ坂田。
啖呵を切っていく。妻子は己の全てであったと明かす。5万人を殺してでも復讐をすると。お前の全てを破壊すると伝える坂田。
『坂田よ…お前の娘は生きてるぞ』
衝撃が走る坂田。ここで第10話は終了。
鬼ゴロシ【10話】感想
まず爆煙の中から姿を現す坂田がカッコ良すぎる!マジで必見の描写です!本当に絵が上手いし、躍動感が凄い!
さらに衝撃…坂田の娘であるリョウが生きていると明かす春原。
彼女は今…一体何をやっているのか…春原達に洗脳されていそうな悪い予感…。ただ坂田の娘なので一癖、二癖あるのは間違いなし!続きが楽しみ過ぎます!
鬼ゴロシ
15年前の一家殺人事件──。妻子を殺し自殺を図った犯人の坂田周平は15年ぶりに出所した。だがそれは“鬼”達による罠だった…! 坂田は植物状態から奇跡的に覚醒し、鬼憑伝説の残る因業の町でただ一人のリベンジを誓う!! 鬼才・河部真道が全開で挑む壮絶鬼憑復讐劇、ここに開幕!!
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