ママ、やめます【3巻ネタバレ】ママから恭ちゃんへ…深まる夫との絆!

ママ、やめます

漫画「ママ、やめます」第3巻をご紹介!

今回、恭子を心配するあまり娘のコトミに強く当たってしまう夫の保。娘との関係が拗れていく。そんな中で恭子と結婚した理由を思い出していく。

彼女の笑顔を守るために…。」
保の中でも大きな変化が伺える注目の内容に仕上がっています!

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ママ、やめます【3巻】ネタバレ

ママ、やめます

恭子に一言いってやる…そんな気持ちを抱いて帰宅する保。

しかし、自宅は恭子とコトミが和気あいあいとした雰囲気で興をそがれていく。恭子は二人でデザインした洋服のデッサンの感想を求める。

ステキだと答えていく保。

『ぷっ…やだ保さん…昔と感想変わらないじゃない…』

恭子の笑顔を見て胸が締め付けられていく保。最近はずっとツンツンしていたコトミも食い入るように絡んでくる。

『じゃあママの髪型どう思う…もうステキって言った!?』

そのタイミングでコトミは友達から連絡を受けて離脱。

恭子はコトミが考えたデザイン画を見せて子供の成長に感銘を受けていく。

『保さんとこんな時間取れるのも久しぶり』

ママではなく恭子として保と接していく。そんな中、保は伝える。早く病気を治して今まで通りの生活に戻ろうと。

彼女を励ます形で伝えた言葉であったが恭子に取って以前に戻る事は許されなかった。

『今まで通りなら私はあたなの使った皿を洗っているんでしょうね』

ママとして生活していた今までの恭子。その鬱憤を伝えていく。

『保さんはそれでもあんな私がよかった?私は大嫌い』

今の恭子としていられる自分の方が好きであると伝えていく。もし以前のママに戻れと言うなら治療もせず運命に身を任せると告げる恭子であった。

それは現実逃避だと伝える保。
しかし、保はそもそも恭子の病名すらまだ聞いていない状況。彼女にとっては彼が何をどう悩んでいるのかわからなかった。

『恭子がいなくなるのが怖くてっていうなら…うれしいくらいよ』

二人の間に微妙な空気が入っていく。
そこへコトミが戻ってくる。二人が喧嘩していた事を感じ取る。しかし、恭子は切り替えて再び洋服のデザインを煮詰めていく事へ。

ここで初めて恭子は娘に以前はアパレルメーカーで働いて服を作っていた事を明かす。

『ママが服を作ってたってこと…嘘でしょ?』

目を輝かせるコトミ。
さらに自分のデザインした洋服を恭子が作ってくれると聞いてテンションが爆上がりしていく。

場面は休日。
午後一時まで寝ていた保。誰も起こしに来てくれなかった。目が覚めて今までの恭子との接し方を振り返る保。

『いつもママはどんな表情をしてた?』

自分が恭子に対して無関心だったことに気づく。すぐにリビングへ駆けつけていく。恭子はカレーを作っており、コトミはサリーの巻き方を口頭で教わっていた。

『ママに料理させてことみは遊んでたのか!』

突然怒り出す保。
何も背景を知らないで勝手に怒る保へ怒りがこみ上げるコトミ。

『昼まで寝てた人に言われたくないんですけど』

コトミは料理も手伝い、食器洗いもしていた。思春期の女の子の怒りが爆発。お前は私達が作ったカレーなど食べるなと突き放していく。

娘との関係が拗れて日和る保。
カレー料理についての裏事情を説明する恭子。そして今までの自分が悪かった点もあった事を認める恭子。

『二人になんにもさせないようにしてたんだって気づいた…だから今回のことも私は間に入らない』

コトミと拗れた関係は自分で修復して欲しいと保へ伝える恭子。

自分の不甲斐なさを痛感する保。
そして本音をこぼしていく。自分も変わるから運命に身を任せるなんて言わないで欲しいと。

まずはコトミへ謝罪に行く保。

『オレは恭ちゃんの笑顔を守りたくて結婚したんだ…』

ママではなく「恭ちゃん」と呼んでくれた事に嬉しみを感じる恭子であった。

家族の関係性が良い方向へ向かっていると実感した時…。恭子の身体に痛みが走る。それはわずか一瞬。

『あれ…なんだったんだろ…今の…』

病気の発作なのか…最後に不安を残したまま第3巻は終了。

ママ、やめます【3巻】感想

ママ、やめます

ママから恭子になって家族と接する事で新たな関係性も築けている。とても良い関係に向かって見えたが最後の痛みがやはり不穏をもたらしていく。

恭子の病名は未だ明かされず。
家族の絆が問われるファミリーヒューマンドラマ。

重いテーマではあるのだが…やはり恭子の陽キャが際立っており重苦しい雰囲気にならないので非常に読みやすい漫画でもあると思う。

治療で治ってくれるといいが…今後の展開が気になる限りである。是非、興味を持った人はチェックしてみて欲しい作品!


ママ、やめます

ママ、やめます~余命一年の決断~

原作・著者咲間はち子
価格110円(税込)

42歳の大塚恭子は、反抗期の娘と口下手な夫の世話に追われ、「ママ」として家族のために生きてきた。そんな普通で慌ただしい生活が続くと思っていた恭子だったが、ある日突然「余命一年」であることを告げられる。
余命宣告にショックを受けつつも、「最期くらい自分らしく生きたい」と考えた恭子。ママに甘えてないがしろにしてきた家族に「ママ卒業」を宣言し、「恭子」を取り戻していく。

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