ながしま超助先生が描く漫画「屑の館」第9話。合冊版は現在2巻までが配信中。2巻以降の物語は分冊版が先行しています。今回は3巻に収録予定となる第9話の内容をご紹介！
突然、元犯罪者4人の前で、この中の一人と結婚をする！と言い出した聖。
本当にミステリアスな彼女…。第9話では聖の幼少期に迫りつつ、獣達に身を捧げる聖が描かれていきます。謎が謎を呼ぶ展開…一体、聖は幼少期に何をされたのか…。
早速、内容を見ていきましょう。
屑の館【9話ネタバレ】
冒頭、18年前の回顧シーンへ。
聖の父親はある財団から高額の寄付金を受け取っていく。父は生活困窮者を支援する活動を行っていた。
『ところで円香さんには娘さんが一人いらっしゃいましたよね？』
財団の人間が尋ねていく。
次世代リーダーを育てるキャンプを開催しているから娘を招待したいと伝えていく財団の人間。父親も怪しむ事なく聖を財団の主催するイベントへと参加させていく。
財団を完全に信頼しきっていた父親。聖を一人でキャンプへと向かわせていく。
聖が連れて来られたのは大きな屋敷であった。部屋に入る前に洋服を脱がされていく幼い聖。
部屋に入ると禍々しい置物や床には魔法陣が描かれていた。
『聖さん…あなたは私たちのための器になるのよ…』
場面は現実へ。
元犯罪者4人の中の一人と結婚する意志を伝えていく聖。
『あんた頭おかしいんじゃねぇの？』
『誰が好き好んでこんな…元犯罪者のクズどもと結婚したがるんだよ…』
聖は口を開く。
4人の中には闇がある。しかし、私は信じている。4人は立ち直れると…そんな希望を口に出していく聖。この結婚に強い覚悟を持っている事を明かしていく聖。
尼崎は聖と結婚できる可能性が高くなった事に興奮。
一方、赤井はリョウマに包丁を突き立てられており、過去のトラウマがフラッシュバックして硬直状態。星野は結婚程度では心など満たされないと感じていく。
『結婚できるのは一人だろ…どうやって選ぶんだ？』
この問いかけに対して聖も悩んでいた。どうやって選べばいいのかを…。そして一つ提案をしていく。
各々が持つ優れた才能を社会の為に一番役立てた人と結婚する事を伝えていく聖。
赤井は助けを求めている人の声をキャッチして通報。目標は100人。
尼崎は歌の才能を次世代に伝えること。新人をテレビ出演させるまで育てること。
星野は足に障害を持っているが身体能力が優れているので富士山への登山に成功させる事。
リョウマはSNSで命の大切さを説いてフォロワーの数をさらに1万人増やす事。
それぞれに使命を与えていく聖。
そして願いを叶えてくれた人と結婚。全てを捧げると約束する聖。
しかし、聖の言葉を信用しきれない4人。聖も言葉だけでは信じてもらえない事は重々承知していた。
『これが私の気持ちです』
ワンピースを脱ぎ捨て裸になる聖。
今夜は体を4人に委ねると語る。そして思い出を婚約の担保にして欲しいと伝えていく。
獣のように聖に襲いかかって体を弄んでいく4人。
『この人たちのためならなんでもできる…それが私の使命…』
ここで第9話は終了である。
屑の館【9話の感想】
財団の謎…聖の語る使命の謎…そして幼少期に何をされたのか…ミステリアス過ぎる美女が元犯罪者達を更生させようと奮闘する物語。
今回は魅惑的な体を利用して4人に結婚話を信じてもらおうとする聖が描かれていきました。
聖の結婚相手は誰になるのか…。
そして彼女の野望、使命は達成されていくのか…。エロティックドラマサスペンス的な漫画である「屑の館」興味が出た人は是非、チェックしてみてください！
主役である円香聖が魅惑的で読者を魅了してくれる作品です！
屑の館
「ミステリアスな美女と、デンジャラスな元犯罪者たちの危険な共同生活の行方は!?」 ――海外の難民キャンプでボランティア活動をする円香聖（まどかひじり）は祖母の死をきっかけに日本に帰国、莫大な遺産を相続する。困っている人をほっとけない使命感から聖は、相続した屋敷を、住む家や仕事がない人々を受け入れる保護施設“白鳥館”として使う決心をする――。だがそこに集まったのは、見た目こそイケメン揃いだが、暴力やレイプ犯罪の常習者ばかり…果たして聖は〝人間の屑〟たちを更生させることができるのか!?
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