漫画「彼女の肌が忘れない」3巻ネタバレ感想!物語はいよいよ佳境へ!

彼女の肌が忘れない(3巻)

漫画「彼女の肌が忘れない」3巻あらすじ

2巻の続き、マリアの元恋人であるらしい本城という男と、マリアが再会するところから話は始まる。

始まるのだがソーシャルワーカーの人、名前は桜井さん、この人のフェイズにすぐ移行する。

桜井さんは大きな病院に勤めているソーシャルワーカーなわけだが、なんかいかにも悪い中年男という感じの男性医師にセクハラまがいに口説かれている。相手にしないで去ろうとしたところ、その医師が「ペルソナ」のライターを持っていることに気付く。

何だってまたそこまで体を這ってマリアの件に関わるのかはよく分からないが、桜井は軽い色仕掛けを使って医師から「ペルソナ」についての情報を入手しようと試みる。

彼女の肌が忘れない(2巻)

漫画「彼女の肌が忘れない」3巻ネタバレ

一方の本城とマリア。マリアは本城に自分の本名を聞く。相沢志織、21歳、大学生であるという。本城が言うには、志織がバイトしていたコーヒーショップに本条が客として通っていたのがなれそめであるらしい。証拠の写メなどもたくさん出てくる。

別に話におかしなところがあるわけではないが、あれっ?という感じだ。高級会員制クラブはどうした。桜井さんが医師から聞き出すのだが、会員制クラブ「ペルソナ」、会員登録の条件は年収が二千万円からだそうだ。本城はただのサラリーマンのはずだし、そんなに羽振りがよいようには見えない。

桜井と医師はその足で「ペルソナ」に向かい、医師の連れということで主人公をペルソナに潜入させてくれる。偶然、このときは例のヤクザはいなかったのですんなりと入れ、情報を得ることができた。たまたま主人公についた娼婦がマリアの顔を知っていて、ここにいる女はみなわけありだがこの女は特別で、なんでも誘拐されてここへ来たのだ、と言われていたという。

というところで、監視カメラの情報かなにかだと思うが主人公はまたヤクザに見つかってしまう。地下室らしき場所に連れていかれ、拷問されそうになる。だが、そこに店の責任者の若い女(やり手婆とかではない。ヤクザの組長の娘とかそういう感じ)が出てきて、店の中で馬鹿なもめ事を起こすなと怒られたヤクザは主人公を解放する。

もちろんマリアの情報を得なければならないことに変わりはないので、尾行が付けられるのだが、主人公が途中で力尽きて倒れて(拷問までは行かないが殴る蹴るの暴行は受けていたので)、救急車で運ばれてしまったので尾行は失敗に終わった。しみじみとつくづく無能なヤクザである。

その後、またまた家に来た元恋人と、主人公は一夜をともにしてしまう。並行して、「なんだかよくわからないがエッチなことをすると記憶が少しずつ戻っていく」ということを悟ったマリアは本城と寝ていた。本城は見た目は爽やかそうなのだがあっちの道では意外とゲスであるということが判明する。どうでもいいが。

さて、マリアの写真をいろいろと確認するなかで、女友達と一緒にいるものがある。その女友達というのが、なんと例のペルソナの経営者の若い女と同じ顔なのである。そしてその女も、自分の部下のヤクザ(誰かと思えばいつものヤクザである)に志織を探させていた。

マリアは、自分が通っていたという大学に情報を集めに行ってみることにする。3巻はここまでである。そして、次の4巻をもってこのシリーズは完結する。

漫画「彼女の肌が忘れない」3巻の感想

彼女の肌が忘れない(3巻)

感想で言う事ではないかもしれないが、どうしても気になったので……ヤクザに拉致られたとき、ヤクザ連中はどうして身分証を持っていないか改めなかったのだろう……(普通免許証くらい持っているだろう)。

尾行なんかしなくったってそれで行先は分かるだろうに。しみじみと間の抜けた人たちである。


彼女の肌が忘れない

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原作・著者村生ミオ / 後藤圭介
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