漫画「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」5巻ネタバレ!罪に向き合う超シリアス内容!

君が僕らを悪魔と呼んだ頃(5)

さの隆先生が描く人気漫画「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」最新刊となる第5巻が配信開始。失われていた記憶を取り戻した元悪魔の少年、斉藤悠介。

第5巻は一緒に逃亡生活をしており、過去、悠介に酷い事をされた被害者であり、悠介の愛する女性である一ノ瀬明里と接触。

そして舞台は悠介の「罪の償い方」に焦点が当たっていきます。全ての記憶を取り戻して悠介が選んだ償い方法…さらに一ノ瀬の歪んだ愛情…。第5巻はサスペンスと言うよりヒューマンドラマに趣が置かれた内容。

この漫画の鬼気迫るサスペンス描写に魅力を感じていた人は少し第5巻は魅力不足かもしれません。ただ今巻は『罪』に対するシリアスな面が大きな魅力と言えます!

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君が僕らを悪魔と呼んだ頃

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君が僕らを悪魔と呼んだ頃(4)

漫画「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」5巻ネタバレ

接触する因縁の二人…

一ノ瀬明里と接触する悠介。ホッとした表情を見せる悠介ですが、悠介から発せられる言葉でこれから何をしようか勘づく一ノ瀬…。

「死ぬつもり?」

悠介は自分の死を持って罪を償う覚悟を決めていました。言葉に出さずとも悠介の気持ちを察知して淡々と語りだす一ノ瀬。そして死ぬつもりの人間が何故、自分に会いに来たのかを問います。

悠介の答えは…

「好きな人にもう一度 一目会いたかったから」

一ノ瀬を抱きしめる悠介。そして耳元で一ノ瀬は悠介がもう1人の悪魔:小向を殺して気を失ってからの自分の物語を語っていきます。

同じ道を歩もうとする二人…

実は記憶を失ってからの悠介をずっと監視していた一ノ瀬。そんな悠介を見て自身をリセットさせた事で「汚い」と囁かれる呪いから解放されていました。

自分語りが終わると一ノ瀬は悠介に提案。
もう一度二人で誰も知らない土地へ逃げて生活しないかと…。新しい土地で理想の生活を想像して語る二人。

ふと現実に戻ると悠介は「…ねぇな」の一言。そして一ノ瀬のもとを離れて1人呟きます。

「…さて、死ぬか」

すると背後に一ノ瀬。彼女もまた悠介と共に死ぬと語りかけていきます。悠介は拒否しますが、完全に壊れている一ノ瀬。決意も固く悠介は一ノ瀬の手を引っ張り、ビルの屋上へ。

手をつないだまま飛び降りようとした瞬間、屋上に環が登場してきます。

死をもって償うのか…生きて罪を背負うのか…

環登場後は罪の償い方に対して意見が対立。
死を選択する悠介。生きて謝罪をして罪を背負いながら生きろと言う環。悠介と共に死を望む一ノ瀬。

そして環は一度被害者と向き合わせる事をセッティング。

悠介と対峙するのは3巻で登場した三田村兄妹。土下座謝罪するも逆に三田村兄妹から今後一切関わらないでくれと許しを請われる形になってしまいます。

生きるのか…死ぬのか…シリアスな描写が続いていく中、一ノ瀬の本音が漏れていきます。一ノ瀬は両親が死んだ時から中身が空っぽ。1人ぼっちで死ぬのは絶対に嫌…だから悠介と共に行動して一緒に死にたいと語っていきます。

一ノ瀬の想いを汲み取り、手を掴もうとした瞬間。猫のユースケが一ノ瀬に飛びつきます。

「名前呼んだらすぐにお前の傍に来てくれる奴がちゃんといるじゃんか」

泣き崩れる一ノ瀬。
そして悠介は『死』ではなく生きて罪を背負う、償う道を選択していきます。

一年後の世界…

5巻の最後は一年後のお話。
一ノ瀬と友人関係になっている環。猫のユースケは子供を産んでおり、2匹を引き取っていきます。

環はシュウが働くハンバーガーショップへ。そこで会澤のその後を聞かれることに。どうやら会澤は元加害者の誰かに病院送りにされた模様。さらに会澤が悠介を利用して必死で集めた悪事を記したUSBデータ等、実は中身は全部空っぽだった模様。

そして悠介。
1年間、誰の所にも現れず過去に苦しむ姿が描写されて第5巻は幕を閉じていきます。

漫画「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」5巻の感想

君が僕らを悪魔と呼んだ頃(5)

5巻は本当にシリアスな内容。
罪に対してどう向き合うのか…といった部分がハイライトされていきます。難しいと言うかズッシリと重たい人間模様が主体となります。

そして5巻で完結かと思いきや、6巻からは新たな展開へ。舞台は10年後。

薄汚い風貌へと変化している斉藤悠介…彼が山あいの兄妹で生きる家族と接触して助けを求められていきます。5巻まで第一部。そして6巻から第二部のスタートとなる模様。

罪に対する向き合うを選択した悠介がどのように変化して何をもたらしていくのか…次巻も期待です☆彡


君が僕らを悪魔と呼んだ頃

君が僕らを悪魔と呼んだ頃

原作・著者さの隆
価格462円(税込)

かつて、僕は悪魔だった。半年間の失踪を経て、記憶の全てを失ってしまった高校生、斎藤悠介。記憶喪失なりに平穏だった日常は、ある日、突然、破られた。次々に現れる過去を知る者、復讐者たち。覚えのない咎で断罪される瞬間、死肉に突きたてた刃の、幻を見た。━━さて。俺が殺したのは、どこの誰だ?

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漫画「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」6巻ネタバレ!新章突入…悪魔の10年後は!?

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